猫の回虫症|下痢や嘔吐などの症状・原因・治療法まで|病気

猫の回虫症|下痢や嘔吐などの症状・原因・治療法まで|病気

回虫とは、猫によく見られる寄生虫です。健康な猫に感染しても症状が現れないことも多いです。しかし、免疫力の低い子猫や、寄生数の程度によっては下痢や腹痛などを引き起こし、最悪の場合命に関わることもあります。

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    関 慶之
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猫は痛みや苦しいことを隠そうとする生き物です。いつもと様子が違うなと気づけるよう日々スキンシップをとって早期発見・治療ができるようにしたいですね。

猫の病気、回虫症についてご紹介します。

1.回虫症とは

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回虫症とは、回虫という寄生虫が腸内に寄生することによって引き起こされる病気です。

回虫はポピュラーな寄生虫で、健康な猫の場合は寄生されても特に症状がない場合が多いとされています。
しかし、子猫などの免疫力の低い猫が感染した場合は重い症状となることもあるため、注意が必要です。

症状

■下痢
■嘔吐(吐く)
■腹痛
■お腹が張る
■咳
■子猫の場合発育が遅い
■元気消失
■食べても太らない・痩せる
■毛ヅヤが悪くなる

寄生虫が増殖すると、下痢や嘔吐、お腹の異常なふくれ、発育不良などの症状が見られるようになります。成長期で沢山の栄養を必要としている子猫が感染すると、栄養不良によって命に関わることがあります。食べているのに痩せていたり、お腹を触ると痛がる、毛ヅヤが悪くなるなどの症状が見られたら、すぐに病院に連れていきましょう。

2.回虫症の原因

■経口感染
■経乳感染

回虫の卵は、感染した猫の糞や野外の水たまり、地面などに含まれています。それらを猫が口にすることで感染します。他にも、回虫に感染した鳥やネズミなどを、猫が食べることによって寄生されるケースもあります。

母猫が回虫症に感染していた場合、母乳を介して回虫が子猫の体に寄生します。子供を産む予定の猫は、回虫に感染していないか病院で検査をしてもらいましょう。

3.回虫症の治療法と予防法

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治療法

■駆虫薬の投与

駆虫薬を投与することによって、回虫を駆除し、下痢などの症状が見られる場合は、下痢止めなどが処方されることもあります。多頭飼いの場合には、1匹の猫だけでなく他の猫も感染している可能性もあります。なので、回虫症と診断された場合には他の猫すべてを検査、もしくは予防として駆虫薬を投与することが望ましいです。

予防法

■定期的に検査をする
■トイレの片づけはこまめに
■室内環境を清潔に保つ
■室内飼いにする

回虫症の感染を予防するには定期的な検査や、トイレや室内を綺麗な環境に保つことが大切です。回虫症だけでなく猫のあらゆる病気は定期的な検査などで早期発見・治療につながります。日々の体調チェックも一緒に行っていきましょう。

最後に

猫がいつもより元気がない、食欲がない、などの異変を感じたらすぐに動物病院へ相談しましょう。
また、普段から定期的な検査をしてもらうのも大切です。
飼い主さんも猫もお互い健康で楽しい生活を過ごせるよう気を付けたいですね。

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