【猫の繁殖】 子猫の育て方 ・ 人工飼育

【猫の繁殖】 子猫の育て方 ・ 人工飼育

猫は母が子を育てる生き物ですが、時に母が育児放棄をしてしまうことも。その際に必要となる人口市域について記述します。

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1.猫の出産

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子猫が産まれたら、早く見たい、触りたいと思うものですが、そっとしておきましょう。通常、母猫が1ヶ月から3ヶ月ほど子猫に授乳します。乳離れまでの子育ては母猫に任せ、世話は最低限にするのが子猫にとっても母猫にとってもよい成長をもたらします。

しかし、時には母猫が乳離れしないうちに育児を放棄してしまうことがあります。あるいは、母猫とはぐれてしまった子猫を拾って育てることになった、というケースもあるかもしれません。そんな場合は、どうすればよいのでしょうか?

子猫を育てるために最低限覚えておくべきポイントは、以下の3つです。

・体温調節
・排泄
・授乳

2.体温調節 ~寝床の確保~

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本来、母猫の体温で暖をとる時期に母猫がいないのは子猫にとって危険な状況です。
子猫は体温を失いやすい上に、この時期は体温調節が得意ではないからです。

赤ちゃん猫は、温度の変化に対応する能力が身に付いていませんので、常に母猫に体を暖めてもらう必要があります。そのため、母猫がいなければ人工的に体を暖めてあげなければいけません。子猫が複数匹いる場合は暖めあうことも可能ですが、1匹だけの場合は少し目を離した隙にすぐに体温が低下して危険な状態になることがあります。

子猫をあたためる方法

まず、子猫を入れる箱かカゴを用意します。中の温度を保つため、あまり背の高くない入れ物にします。ダンボールなどがその候補です。その中に、タオルケットや毛布などを敷きます。子猫が安心するように、クッションやぬいぐるみを入れてもいいでしょう。

タオルだけでなく、ペット用カーペットやカイロなどを用いて子猫が寒くないようにします。内部の温度を25~28度ぐらいに維持できるといいですね。温度計を入れておくと暖かさを可視化できるのでおすすめです。

加熱するときの注意点

冬場なら保温にはカイロを利用すると便利です。ペット用のカイロもありますが、なければ人間用のものを使用してもかまいません。ただし、人間用のものは非常に熱くなるので注意しなければいけません。体に密着しすぎると低温やけどを起こす可能性もあります。タオルで包むなどすると猫に親切です。

また、多くのカイロは1時間ほどで熱さは冷めてしまいますので、定期的に交換することで常に温度を保ってあげてください。

3.ミルクをあげる

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ペット用哺乳瓶を使って赤ちゃんにミルクを与えましょう。与えるミルクは必ず猫専用のものを使ってください。

このとき気をつけたいのは「牛乳を与えないようにする」ことです。牛乳には乳糖という成分が含まれています。猫の体質によって差があるのですが、赤ちゃん猫によってはこの乳糖を分解することができず、下痢を起こしてしまうことがあるのです。

赤ちゃん猫の下痢は体力低下を招き、命を脅かしてしまうケースもあります。以上のことから、牛乳ではなく猫専用ミルクを与えるようにしてくださいね。

量や回数

ミルクの量や回数は、子猫の成長によって変わってきます。

1週目    2時間おきに
1~2週目  3時間おきに
2~5週目  1日に5回くらい

与え方は、生まれて間もない子猫は自分で皿から飲むことはできないので、哺乳瓶などを利用して授乳させましょう。授乳が終わったあとは、口の周りをきちんとふき取ってください。これを怠ると口の周りに雑菌が繁殖してしまいます。また、授乳後は器具を洗浄し、清潔に保ちましょう。ミルク自体にも雑菌がわきやすいので、作りおきはやめましょう。

哺乳瓶に慣れないうちは、授乳を拒否することも多いかと思います。そんな場合は、ミルクを一滴ずつ口の中に垂らすような感覚で与えていくとよいでしょう。喉の奥に入れてしまうと気管に入る可能性があるので絶対にやめましょう。優しくしてあげてください。

4.トイレの世話

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生まれたばかりの赤ちゃん猫は、自力で排便・排尿ができません。そのため、濡れたティッシュやガーゼなどで、肛門を軽くこすって促します。

母猫はやはり自分の舌でお尻をなめて子猫の排泄を促します。それと同じように、ぬるま湯に浸し軽く絞ったガーゼなどでお尻を刺激しましょう。このとき乾いた布やティッシュなどを使用すると、刺激が強すぎて皮膚を傷めることがあるので注意です。イメージとしては、なでるというよりも軽くトントンと叩く感覚で刺激するのがよいでしょう。

授乳のたびに、おしっこをさせるようにします。排泄は授乳の前に行わせましょう。1日~1日半に1回はうんちもさせます。

下痢が起きたときは

子猫はしばしば下痢を起こすことがあります。そんなときは、脱水症状にならないように水分を与えてあげましょう。しかし、下痢が3日以上続いた場合は至急動物病院に連れていき、獣医の診断を受けてください。

また、4日以上便が出ない場合も猫にとっては危険な状態です。この場合も水分を与えてあげる必要があります。便が出ないことに加えてミルクも飲まなくなってしまった場合、命に関わりますので、早急に動物病院へ連れていきましょう。

おしっこやうんちの世話は大変ですが、生後3週間~4週間もすれば排泄は自力で行うようになります。

そのころから、トイレトレーニングを始めます。子猫用の入口が低いトイレが販売されています。そのような商品を利用してもよいでしょう。

猫は砂漠の砂の上で排泄をする習性があったので、お気に入りの場所を見つけさえすれば特に教え込まなくてもできる猫も多いです。先住の猫がいる場合も、やはり真似して覚えることも多いです。子猫時代は寝床からトイレの場所が遠いと、途中で排尿してしまうことがあるのですぐ近くに置くのもよいでしょう。

おわりに

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生後すぐのお世話は本当に大変ですが、子猫の成長は、あっという間です。

すぐに元気でやんちゃな子たちに育ちますよ!

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