20分ごとのビクビク

20分ごとのビクビク

何の予定もない週末の午後の昼寝ほど、心地いいものはない。そばに犬たちがいれば暖かくてさらにいいのだが、実はちょっと迷惑な一面もあったりする。

  • サムネイル: いぬのきもち・ねこのきもち公式
    いぬのきもち・ねこのきもち公式

何の予定もない週末の午後の昼寝ほど、心地いいものはない。そばに犬たちがいれば暖かくてさらにいいのだが、実はちょっと迷惑な一面もあったりする。

近頃は、週末にパソコンを立ち上げないことが多い。休日くらいのんびりしたいという思いが強くなってきたからだ。出かける用事をやたらと詰め込むこともなくなった。嫁が用事で出かけていたりすると、ひらすらダラダラして過ごしている。おっさんになった証拠かもしれない。

最近のお気に入りは、ケーブルテレビでサバイバル系や動物のドキュメンタリー系をぼんやり眺めながら、いつの間にか寝ている、というパターンだ。だいたい私がソファでブランケットをかけて横になると、大吉と福助がやってくる。そしてソファの隙間に挟まって、私にアゴを乗せるのだ。

犬というのは体温が高いので、くっついていると思いのほか暖かい。そのぬくもりもあって、次第に睡魔がやってくるのだが、このウトウトしているときが最高に心地いい。睡魔に負ける気満々なんだけども、ちょっとだけ抗っている感じがたまらなく好きだ。

その頃には大吉と福助はすでに寝息を立てている。そのうち私もいよいよ寝落ちしそうなタイミングになってくる。ほんのりと意識が遠のいていく。と、決まってこのあたりで邪魔が入る。大吉と福助のどちらかの体が、ビクビクと動き出すのだ。おそらく夢を見ているのだろう。

犬の場合、約20分周期で「レム睡眠(浅い眠り)」と「ノンレム睡眠(深い眠り)」を繰り返しているといわれているが、見ているとたしかに約20分ごとに体をビクビクさせる。それがまた、けっこう動くのだ。犬と暮らしたことがない人が見たら、きっと「ぜったい起きてるだろ」というくらい足をばたつかせたりする(たぶん夢の中で走っている)。

真横でそんなにバタつかれたら、当然目が覚める(体を蹴られたりもするから)。せっかくいいところだったのに、と思うが彼らに悪気はない。ジタバタはしばらくすると治まるので、もう一度改めて寝ようとする。が、そうするとまたどちらかがバタバタしはじめるのだ。20分周期が微妙にズレているから、大吉か福助、どっちかがバタバタして治まったと思ったら、もう片方がバタバタしだすのだ。

結局、こっちがウトウトしたらビクビクして起こされて、またウトウトしたらビクビク、ということを繰り返すため、ゆっくり昼寝できない。でも、それはそれでいい休日だ。

内容について報告する