どうすればいい? 何が必要? 猫の里親のなり方と必要なこと

どうすればいい? 何が必要? 猫の里親のなり方と必要なこと

殺処分される猫を減らそうと「里親募集」や「譲渡会」など様々な取り組みを行っていますが、「里親になりたいけどどうすればいいのかわからない」という方も多いかと思います。そんな猫の里親について、なり方や必要なことをまとめました。

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    ゆき 真白
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年々、殺処分の数が減ってきているとはいえ、その数はまだまだ多いのが現状です。「猫を飼いたい」と思ったとき『ブリーダー』や『ショップ』からの購入を検討している方も多いかとは思いますが、是非『里親』というものも視野に入れてください。ここでは、猫の里親になるために必要なことや、なり方などをまとめました。

1.里親とは

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飼い主さんの事情で飼えなくなってしまった猫ちゃんや、悪質なブリーダーによって捨てられてしまった猫ちゃん、野良として生まれて育った猫ちゃんなど、飼い主さんのいない猫たちを育てる人々のことを言います。もともと『里親』には「親代わりとなって養育する」という意味がありますよね。

平成26年度の段階で離乳前の子猫を含む猫の総殺処分数は約8万頭です。自治体が引き取った数は約9.8万頭ですので、里親に譲渡された数は約1.8万頭ほどと、とても数が少ないことがわかります。少しでも多くの猫ちゃんを救うために「里親制度」というものをご検討ください。

2.里親になるために必要なこと

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命ある生き物を飼うという覚悟

小さく柔らかくふわふわでとても愛らしい猫ちゃんですが、私たちと同じ命ある生き物です。近年では医療やフードなど、猫ちゃんが長生きできるためのよりよい環境が整ってきているおかげか、その平均寿命は延びてきているそうです。中には20歳を超える猫ちゃんもいるんだとか。

成猫であっても子猫でもあっても、終生愛情を持って共に家族として暮らしていく覚悟が必要になります。引越しや様々な環境の変化があるかと思いますが、どうか再び猫ちゃんが里子に出されるようなことがないよう、一緒に暮らしてあげてください。

家族全員の同意

飼い主さん一人が「飼いたい」と願い引き取ったとしても、家族が賛同していなければ飼うことは難しです。飼い主さんが四六時中猫ちゃんと一緒にいられたとしても、ずっと目を離さないでいるのは大変だと思います。家を開けるときなど他の家族の手を借りたくても、賛同を得ていなければそれもできません。

猫を引き取るという気持ちはとても大切なものですが、どうか飼い主さんと家族の間で「本当に大丈夫か」話し合ってください。家族全員が歓迎してくれることで猫ちゃんもあまりストレスを感じずに住んでくれるでしょう。

その他備品

すでに猫ちゃんを飼っている家庭ではいくつか用意があるかと思いますが、猫を飼う上で必要なものがあります。

■キャリー
■ケージ
■トイレ
■フード
■食器類
■爪とぎ器
■おもちゃ(キャットタワーなど)
■お手入れ用品(爪切り・ブラシなど)

初めて猫を飼う方は最初にこれだけのものが必要になります。里親募集に出ている猫ちゃんを譲渡されるときに金銭のやりとりはありませんが、猫を引き取ったあとは諸々の費用がかかってきます。もし、不妊手術を行っていない子を引き取った場合は、飼い主さんがその手術費を払わなければなりません。そういったことを含めて、本当に引き取るかどうかをご検討ください。

3.里親のなり方

サイトで検索する

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ネットが普及した現在、調べると多くの里親募集サイトが出てきます。団体であったり個人であったり在り方は様々ですが、猫ちゃんたちがよい飼う主さんと出会えることを願って活動しています。まずはインターネットでどんな募集がかかっているのか調べてみるといいかもしれませんね。

譲渡会に行く

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定期的にNPO法人やボランティアの団体が譲渡会を行っています。ネット上で顔や特徴などはわかりますが、実際にどんな子なのかは会ってみないとわかりませんよね。すぐに飼うかどうかを決める必要はありませんので、どんな子がいるのか目で見て確かめるためにも、お近くで譲渡会が行われた際は是非足を運んでみてください。

公共機関に問い合わせる

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代表的なところですと「保健所」や「動物愛護センター」などがあります。一定期間保護したあと、引き取り手の見つからない猫たちを殺処分している機関ですね。これからの機関は各都道府県にあり、ここから猫ちゃんを譲り受けるということは直接命を救うことにもなりますので、是非一度問い合わせてみてください。

4.もし捨て猫を保護したら

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「里親になる」という意識はしなくても、捨てられている猫がいたら保護することがあるかと思います。警察や保健所に届け出で飼い猫ではない、飼い主さんが見つからないという場合は、その後飼うか、里親を探すかは拾った人に委ねられます。もちろん拾った方が育てるのがもっともいいことではありますが、環境によってはそうもいかないと思います。

里親を募集する側に回ったときは、詐欺や転売屋などに気をつけて、猫ちゃんがより幸せになれるかどうかを考えて決断してください。

最後に

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環境であれ、飼い主さん自身の健康であれ、生きていれば様々な変化があるかと思います。希望された方があまり高齢であったり、若くても一人暮らしの場合などは里親になれないこともあります。審査の条件が厳しかったり、譲渡されるまでにいくつか手続きがあったり、大変なことは多々あると思います。しかし、それは全て猫ちゃんの幸せのためなのです。

里親になることを決めた際には、是非猫ちゃんが住みやすく幸せになれる環境であるか、今一度確認をしてみてください。お家に迎えた際には、どうぞ素敵な同居生活を送ってくださいね。

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