猫の餌 選び方・あげ方、どうすればいいの?

猫の餌についての基本中の基本の事項について解説します。どんな餌を選べばいいのか、どうやって餌をあげていけばいいのか、迷ってしまうこともあるかと思います。そんなとき、この記事を読めばそうした疑問を解決することができます!

  • サムネイル: 関 慶之
    関 慶之
  • 更新日:

1.猫の餌の種類と選び方

猫の餌には、主にドライフード・セミモイストフード・ウェットフードの3種類があります。

・ドライフード

動物,犬,猫,しつけ,飼い方,育て方,病気,健康

しばしば「カリカリ」とも呼ばれるのがドライフードです。犬猫ともにペットフードの基本となるフードであり、価格も安く、硬いので歯に歯垢もつきにくいですので、メインのフードとして与えていくのがよいでしょう。ただしデメリットとしては、製造の加熱の過程で栄養分が飛んでしまっているので、その分をサプリなどで補ってあげたり、栄養豊富な製品を選んであげる必要があります。

また、水分が全く含まれていないので、水分不足になりやすい欠点もあります。

・セミモイストフード

セミモイストフードは、半生ともよばれる水分を含んだフードです。匂いが強い商品が多く嗜好性が強いため、好き嫌いが激しい猫でもセミモイストフードなら喜んで食べることがあります。消化にもよいので、胃腸の弱い猫や老猫にもおすすめすることができます。しかし、ドライフードより日持ちはせず、添加物も多く使用されているので長期的に与えると健康にはあまりよくありません。価格が高いこともデメリットです。

・ウェットフード

動物,犬,猫,しつけ,飼い方,育て方,病気,健康

最も水分の量が多いフードがウェットフードです。猫缶とよばれる缶詰タイプのものが多いです。嗜好性は非常に強く、食欲がない猫や病気の猫に与えたり、あるいはごほうびとして与えるのに最も適しています。その代わり値段は最も高く、開封後は2日ほどで食べきる必要があります。

水分が多い分口内に残って歯周病の原因にもなりやすいです。また、味がとてもよい分、頭のよい猫は一度その味を覚えるとほかの餌に口を付けなくなってしまうことがあります。

2.猫の餌のあげ方

食事の回数

食事の回数は、成猫なら1日2回、子猫なら1日2回をおおよその標準にするとよいでしょう。

動物,犬,猫,しつけ,飼い方,育て方,病気,健康

子猫は成猫と違って消化器官がまだ発達していないため、一度に多量の餌を食べることはできません。そのため、3回分の餌を少しずつ小分けにして与えてあげてください。離乳食から普通のフードに切り替えるのは生後2か月ほどですが、ドライフードをお湯やぬるま湯でふやかして与えてください。成長するとともにふやかす度合いをゆるめ、硬いものを与えていくと子猫の歯の成長を促すことができます。

食事の量

動物,犬,猫,しつけ,飼い方,育て方,病気,健康

猫の体重×200キロカロリーが、猫の1日に必要な総カロリー数の公式だといわれています。

例えば体重5キロの猫の場合、5×80=1000キロカロリーが1日の適正な必要カロリーということになります。この値は必ずしも絶対的なものではなく、運動することを好まない猫の場合はカロリーを70に下げてもよいでしょう。また胃腸の弱い猫や老猫の場合も、量はもう少し抑えめにしてもよいでしょう。

また、子猫の場合は将来に向けてしっかりした体を作るためにより多くのカロリーが必要となり、この計算式も「子猫の体重×200キロカロリー」となります。また、やはり厳格に守る必要はなく、より多く欲しがるようならばこれ以上与えてもOKです。ただし消化器官がまだ発達していないので、便の様子をよく見て量は調節してあげてください。

3.猫にあげてはいけない食べ物

ネギ類

玉ネギなどのネギ類は、アリルプロピルジスルファイドなどの成分が犬や猫の血液中の赤血球を破壊し、貧血を引き起こして死に至ることもある危険な食品です。ネギそのものだけでなく、ネギの成分が含まれるスープなども危険ですので注意が必要です。加熱しても毒性は消えることはありません。また玉ネギのみならず、長ネギやニラ、ニンニク、ラッキョウ、エシャロットなどのネギ類はすべてNGです。

チョコレート

チョコレートの原料であるカカオにはテオブロミンという成分が含まれています。独特の香りを放つこの成分は人間にとっては大きな魅力ですが、猫や犬にとっては不整脈、痙攣、嘔吐などを引き起こす危険な毒となります。カカオの含有量の多いものほど危険となりますが、例え含有量の低いミルクチョコレートでも与えてはいけません。チョコレートが好きな飼い主さんはなるべく猫の手の届かない場所に置くようにしましょう。

その他

動物,犬,猫,しつけ,飼い方,育て方,病気,健康

その他猫に与えてると危険とされる食べ物には、アルコール、カフェイン、野菜類、穀物、ナッツ類、魚介類などがあります。細かく見ていくと適切な処理をしたり少量のみだったりすれば与えても大丈夫なものもありますが、それを事細かに覚えておく必要は決してありません。基本的には「猫に人間の食べ物はNG」と覚えておくとよいでしょう。

キャットフードを実際に食べてみると分かりますが、そのほとんどは非常に味が薄いものです。猫が野性下で捕食していた小動物や鳥類には、塩分はほとんど含まれていません。人間の食べ物は人間のために塩や砂糖などで味を濃くしており、猫はそうした成分をうまく分解することができません。

また、犬が人間と暮らすうちに徐々にその食性を完全な肉食から肉食寄りの雑食に変化させていったのに対し、猫は肉食性を保ち続けてきました。こうした事情があるため、猫にとって人間の食べ物は適していないのです。猫に必要な栄養素のほとんどは、適切にキャットフードを与えることで補うことができます。

人間の食べ物はできる限り与えず、バランスよくフードを与えてあげましょう。

おわりに

いかがでしたか。猫の餌のあげかたの基本的な事項についてまとめました。

人間と同じく、猫にとっても食事は生活の基本中の基本です。バランスよい食事を心がけてあげてくださいね!

内容について報告する