猫の病気まとめ 【症状で調べる】猫のかかる病気一覧

気になる猫のちゃんの体調の変化から、可能性のある病気を調べられます。変化のサインを見逃さず早めに対応してあげましょう、なにか大きな病気が隠れているかもしれません。症状から考えられる病名を調べて、他にも当てはまるところはないか調べてみましょう。

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1.猫の健康

大切な猫ちゃんの体調管理は飼い主さんの仕事です。ストレスからくる変化と、病的な変化、判断がつかない場合は病院に行ってお医者さんに相談しましょう。

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2.[元気がない] 動きたがらない、毛づくろいや爪とぎをしない。

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犬のように散歩を行わない猫の"疲れやすくなってきている"などの変化には気づきずらいものです。加齢のせいと思い軽視されがちですが重大な病気が隠れている場合もあるので、食欲不振や、嘔吐などの症状を併発する場合は病院に連れていきましょう。

■考えられる主な病気

・先天性心臓疾患 ・弁膜の疾患 ・心筋症 ・不整脈
・胸水症 ・腹水症 ・膿胸 ・漏斗胸 ・心膜横隔膜ヘルニア
・腹膜一心膜横隔膜ヘルニア・喘息 ・貧血
・大腿骨骨頭の虚血性壊死(レッグペルテス)
・変形性関節症 ・肥満

3.[動き方がおかしい] 動きがぎこちない、まっすぐ歩けない

運動失調の原因は外傷や腫瘍により、感覚経路が遮断されておこる脊髄性運動失調、耳の中の変更感覚をつかさどる器官、前葉の障害によって起こる前葉性運動失調、小脳の障害によっておこる小脳性運動失調の3つに分類することが出来ます。ほっておくと症状が悪化する場合もある為、異変を感じたら病院に連れていきましょう。

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■考えられる主な病気

・特発性前庭障害 ・脳障害
・脳の血管障害性疾患(脳出血、脳梗塞)
・神経系の腫瘍 ・薬物中毒
・発達障害 ・狂犬病 ・トキトプラズマ症

4.[足が痛そう] 足をひきずる、かばう、床に付けない

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歩き方に異変がある場合は、痛みがあり、4足均等に負荷をかけることが出来気ない状態です。出血がないか、熱を持っていないか、腫れていないか等を確認しましょう。猫は症状が分かりにくく、多少の痛みは隠す傾向があります。歩き方がおかしい状態の時のようすを撮影しておくのも、診察の際に便利です。

■考えられる主な病気

・外傷 ・椎間板ヘルニア ・軟骨異形成症 ・骨折
・脱臼 ・クル病、骨軟化症 ・多発性軟骨性外骨症
・大腿骨骨頭の虚血性壊死(レッグ・ペルテス)
・膝蓋骨脱臼 ・炎症性疾患(関節炎)・変形性関節症(DJD)
・全身性エリテマトーデス ・前十字じん帯断裂
・肥大性骨傷 ・ビタミンA過剰症 ・運動器系の腫瘍
・血栓塞栓症 ・糖尿病

5.[目の異常] めやに、目を気にしている、視力低下

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■考えられる主な病気

結膜炎 ・好酸球性角膜炎 ・角膜腫瘍 ・角膜黒色壊死症
・角膜裂傷 ・虹彩毛様体炎 ・虹彩萎縮 、虹彩母斑、虹彩嚢胞
・糖尿病 ・網膜剥離 ・ホルネル症候群 ・目の腫瘍

6.[耳の異常] 耳がくさい、耳を気にしている、聴力低下

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猫の外耳炎の原因は「耳ヒゼンダニ」による疥癬が主な原因です。耳の周りにフケが目立ち、周辺を触った時に痒がって後ろ足で耳を掻くような仕草をする場合、寄生が疑われます。外耳炎が悪化すると中耳炎、内耳炎へ進行するケースもあります。

■考えられる主な病気

・耳の亀裂 ・耳腫瘍 ・皮膚病 ・耳介全体の紅斑
・アトピー ・食物アレルギー ・腫瘍
・異物 ・アレルギー性外耳炎 ・耳疥癬(かい せん)
・難治性マラセチア感染 ・耳垢性外耳炎
・中耳炎 ・内耳炎 ・聴器毒性 ・難聴

7.[鼻の異常] 鼻水、くしゃみがでる

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くしゃみや鼻水の頻度、色、におい等を把握し、食欲減退や、呼吸困難がある場合はすぐに病院に連れていきましょう。また鼻水や、くしゃみで飛び散った液体は多くの病原体を含んでおり、他に同居している猫がいる場合、感染源になりますのでキチンと拭くことが大切です。

■考えられる主な病気

・鼻炎 ・副鼻腔炎 ・鼻腔、副鼻腔の腫瘍 ・鼻腔内異物
猫伝染性鼻気管炎(猫ウイルス性鼻気管炎)
・猫伝染性呼吸器症候群 ・猫ヘルペス角結膜炎
・クリプトコッカス症 ・口蓋裂 ・口腔内疾患の波及

7.[口の異常] 口が臭い、口内が腫れている、よだれが多い

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口がくさい

猫の口がくさい場合は、口内炎の有無を確認しましょう。口内炎がある場合、猫エイズ(猫免疫不全ウイルス感染症)や白血病などの感染症の可能性があり危険です。

■考えられる主な病気

口内炎歯周病腎不全 ・肝不全
・歯、口腔、咽喉の腫瘍
猫白血病ウイルス感染症
猫免疫不全ウイルス感染症
猫カリシウイルス感染症

よだれをたらす

食事を目の前にして、よだれを垂らすのはごく自然な現象です。猫の場合は極度の緊張状態にある場合でもよだれを垂らします。あまりに量がおおく病的な場合や、けいれん等を併発している場合はすぐに病院に連れていきましょう。

■考えられる主な病気

口内炎 ・舌炎 ・口腔内の外傷、腫瘍
・扁桃炎 ・有機リン中毒 ・食道炎
・狂犬病 ・犬ジステンバー

8.[鳴き方がおかしい] 鳴き方がいつもと違う、奇声を発している

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基本的に猫は、瞬間的な痛みを感じた場合のみ鳴き声を発します。その為、抱き上げた時やご飯を食べた時、何かをきっかけで「ギャー」と泣くようなことがあるときはその部分の病気を疑いましょう。また分離不安など精神的な影響や、発情なども考えられます。

■考えられる主な病気

猫伝染性鼻気管炎(猫ウイルス性鼻気管炎)
口内炎歯周病 ・喉頭炎・腫瘍 ・膀胱炎
・喉頭、気管の腫瘍 ・骨折 ・脱臼・認知症 ・発情期

9.[食欲がない] においを嗅ぐが口に入れない、食べない、興味を持たない

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食欲は健康のバロメーターです。食欲がない場合は何らかの病気を疑いましょう。ストレス等の精勤的な問題によって食欲がない場合や、顎を骨折している、神経麻痺や、筋肉の炎症で食べずらい場合なども考えられます。食欲不振意外に他の症状や、赤ちゃん猫や、高齢の猫の場合は早めに診察を受けましょう。

■考えられる主な病気

口内炎 ・歯肉炎 ・歯周病
・鼻腔、副鼻腔の疾患(鼻炎)
猫白血病ウイルス感染症
猫免疫不全ウイルス感染症
猫カリシウイルス感染症
・猫伝染病鼻気管 ・腫瘍

10.[吐く] 食べたものを戻してしまう、食べたものをすぐに吐き出す

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猫にはよくみられる症状です。吐いた内容物や、回数、吐いた後の状態等を観察しておきましょう。毛玉を吐くのは病気ではありません。ブラッシングの回数を増やしてあげると減少します。胃の内容物を繰り返し激しく吐く場合や、下痢、痙攣、熱がある場合は病院につれて行きましょう。

嘔吐(吐き気をおこし、胃の中の物を戻してしまう。)

■考えられる主な病気

食道炎急性胃炎慢性胃炎すい炎 ・胃潰瘍 ・腫瘍
腸閉塞(イレウス)猫汎(ねこはん)白血球減少症
・腎炎 ・尿細管間質性腎炎 ・糸球体腎炎腎不全尿毒症

吐出(食べ物が胃に到達する前に戻してしまう、噴出する。)

■考えられる主な病気

食道拡張症
・誤嚥(ごえん)性肺炎
・食道内異物

11.[痩せる] 急激に痩せる、ゆっくり体重が減る、筋肉や脂肪が減り骨が目立つ

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食事をとらなくて痩せてしまう、食べているが痩せてしまう、猫が痩せてしまう理由は様々です。一時的なものの場合もありますが病気が原因になっている場合もあります。飲水量の増加がないか、咳、下痢、嘔吐がないかをチェックしましょう。

■考えられる主な病気

口内炎 ・歯周組織の腫瘍 ・口腔軟組織の腫瘍 ・歯肉炎 ・歯周病 ・消化器官寄生虫症
・慢性特発性腸疾患(腸リンパ管拡張症) ・胆石症 ・脂肪肝 ・慢性肝臓病 ・すい炎
・胃内異物(毛球症など) ・慢性胃炎食道拡張症腎盂腎炎
・腫瘍 ・糖尿病 ・甲状腺機能亢進症 ・副腎皮質機能低下症 ・糸球体腎炎

12.[下痢をする] 便が緩い、泥状の便、血が増じる

便が少し柔らかい状態から、水のような状態の水様便まで様々です。子猫や老猫の場合、状態が急激に悪化し、1日から数日で死亡する場合もあるので至急病院で診察を受けましょう。ストレスなどが原因で一時的に便秘になる場合もあります。

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■考えられる主な病気

・消化器内寄生虫症 ・消化管細菌感染症
・細菌病 ・猫汎白血球減少症
・毒素 ・腸炎 ・急性すい炎
・好酸球性腸炎 ・肉芽腫性腸炎
・胃、腸の腫瘍 ・慢性特発性腸疾患(小腸内細胞過剰増殖)
・ヒストプラズマ ・ジアルジア症 ・腸閉塞
・腸リンパ拡張症 ・すい炎すい外分泌不全症
・肝臓および胆嚢、胆管の疾患
甲状腺機能亢進症

13.[便秘] 便が普段より硬く乾燥している、便が出にくい、出ない

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猫は巨大結腸症による便秘が起こりやすいため注意が必要です。ストレスや水分不足、運動不足によっても発症するので、生活習慣を見直してみましょう。便が何日も出ない場合は病的な可能性もあります、ガスが溜まってお腹が張っている場合も病院で診察してもらいましょう。

■考えられる主な病気

腸閉塞 ・腫瘍 ・ヘルニア ・骨折 ・生殖器の腫瘍
・脊髄の疾患 ・椎間板ヘルニア・椎間板脊髄炎
・巨大結腸症 ・肛門婁炎 ・肛門周囲瘻 ・肛門狭窄・肛門異物 
・骨折・ 股関節脱臼 ・会陰部の腫瘍
甲状腺機能亢進症 ・上皮小体性機能低下症

14.[皮膚の異常] 体をかゆがる、湿疹、腫れている、変色がみられる

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体をかゆがる

猫が体を掻いたり、噛んだり舐めたりしている時は、何らかの影響でかゆみがある時です。日ごろのケアは正しく出来ているか振り返ってみてみましょう。また虫が身体についていないか、どういった時に痒がっているか(時期や、時間帯など)を確認しておくことも大切です。

■考えられる主な病気

・アレルギー性疾患 ・真菌感染症(皮膚糸状菌症)
・ダニ ・疥癬 ・ノミ ・日光性皮膚炎
・天疱瘡 ・オーエスキー症

皮膚の異常

猫本人が気にしていなくても「湿疹」「しこり」「色の変化」「異臭」などの異常がみられることもあります。大きな病気が隠れているサインの可能性もあります。

■考えられる主な病気

・先天性魚鱗癬(ぎょりんせん) ・白皮症 ・皮膚無力症
・アレルギー性皮膚病 ・ノミアレルギー性皮膚炎
・天疱瘡 ・エリテマトーデス ・クリプトコッカス症
・外部寄生虫感染症 ・日光性皮膚炎 ・猫対称性脱毛症
・好酸球性肉芽腫症候群・溶血性貧血 ・血小板減少症
・肝臓疾患 ・乳腺の腫瘍

まとめ

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大切な猫ちゃんにはいつまでも健康でいてもらいたいですよね! 愛猫の健康を管理してあげられるのは、飼い主さんだけです。気付いたときに病院に連れていってあげましょう。

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