繊細できまぐれ! 猫のしつけってどうすればいいの?

繊細できまぐれ! 猫のしつけってどうすればいいの?

猫を飼う上で必要なしつけ。しかし、猫は気まぐれな生き物で、しつけは難しいです。今回は猫のしつけについて記述します。

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1.しつけとは

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しつけとは、猫が人間と同じ生活空間で共に生きていくために教える最低限のマナーです。

猫に教えるしつけは犬と違います。犬は人に従順で常に人と居たがりますが、猫はそうではありません。自分の気の向くままに生きている動物です。従って、猫の性格に沿ったしつけをしなければ猫と飼い主さんの溝は深まるばかりでしょう。猫はおおよそ生後2~3週間から人や他の動物と生きていくための勉強を始めます。

この時期にしっかりと「人間、または動物は怖くない」という事を認識させなければいけません。具体的に言えば人間の手に触れさせ、しっかりとスキンシップを図る事です。やさしくそっと撫でてあげましょう。複数の人間に触ってもらうことで更に人間慣れしやすい猫になりますよ。

猫に芸は不向き?

犬には基本的なしつけ方法としてお手やお座りやふせなどのを覚えさせ、人間がリーダーだという事を教え込む事が一般的ですね。しかし、猫の場合は人間がリーダーという認識はしません。犬は必ず主従関係を成立させ生活する生き物ですが、猫が生きる関係性のなかにはリーダーが存在しないということなんですね。

猫は人の事を「同じ空間で共存する存在」という認識をするでしょう。そのため、猫に芸を教え込むのはほとんど不要だと言えますね。猫に対しては「一緒に生きていく」という考え方を持って接した方が良いでしょう。

2.猫に教える基本的なしつけ

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■トイレ
■爪とぎの用意
■入ってはいけない場所へのしかけ
■猫に触れられて困るものは猫の傍には置かない

トイレ

猫には人と生きていく上でのマナーを教えてあげましょう。トイレのしつけは子猫の頃から教えてあげましょう。猫のトイレのしつけはそれほど難しくありません。なぜなら、猫の本能には「砂の上に排泄をする」という事が備わっているからです。

そのため、一度トイレの場所を覚えれば自然と決められた場所で排泄するようになります。トイレは人通りが少なく静かな場所に設置すると良いでしょう。猫が粗相をしてしまっても決して怒ったり大きな音を出してはいけません。排泄物を素早く拭き取りましょう。また、飼い主さんが意気込んで「早く猫にトイレの場所を教え込もう」とするよりも、猫が気に入る砂場を用意してあげる事が大切です。

猫がなかなかトイレを覚えない場合、場所や砂場が気に入らない可能性もあるのでトイレは気に入るまで根気強く探す、というゆとりを持っていると良いかもしれません。

入ったり、食べてはいけないものへのしつけ

猫にしつけをする際は工夫が必要です。例えば、入っては行けない場所、登ってはいけない場所に猫が嫌がる匂い(みかんの皮や対策グッズ)を設置する。してはいけない事をした際には猫に気づかれない場所から大きな音を出す(音を出しているのが飼い主だとわかると飼い主を恐れるようになります)その習慣をつけると「その行動をすると嫌な事が起きる」という事を学習します。

また、強硬手段として、水が入った霧吹きに猫の嫌がる匂い(ハッカなど)を混ぜて猫が悪さをした時に吹きかけましょう。この際に猫が悪さをした直後でなければいけません。猫には悪さをしたという意識がないためです。しっかりとタイミングを間違えずに「嫌がる事」をするのが大切です。

夜泣き

意外にも猫は夜泣きをする子が多いです。猫は夜行性のため、日中はほとんど寝ていますが、夜に鳴ると活動的になり飼い主さんを起こして「遊んで〜」とおねだりする事もあるようです。朝から活動する飼い主さんには困った話ですよね。

実は、食事の時間帯を工夫すると夜泣きが軽減されることがあるんですよ。ご飯を食べると自ずとエネルギーがたまり、余計に活動的になります。そのため、夜ではなく夕方などまだ猫ちゃんと遊ぶ時間がある時に餌を与えると人間と同じような生活リズムになり、夜泣きをしなくなる事があります。

また、夜泣きをするからといって餌を与えてはいけません。猫は「鳴くとごはんが貰える」という風に解釈してしまい、余計夜泣きが酷くなるので気をつけましょう。

噛む

猫ちゃんは頭が良くマイペースな子が多いため、成猫になれば滅多に噛むようなことはなくなるかと思います。しかし、子猫のうちは「生えかわりで歯がかゆい」「おもちゃが足りない」「嫌なことをされた」など様々な理由で噛んでくることがあります。

早いうちに親や兄弟と離れて育った子は、噛む加減がわからず思い切り噛んでくることもあります。子猫のうちは甘噛み程度で可愛いかもしれませんが、成猫になっては歯もするどくなり大怪我してしまう危険もあります。成猫になってから癖を直すのは大変ですので、子猫のうちからやめさせるようにしましょう。

「イケナイ」「ダメ」と落ち着いて言うことでやめたり、「イタイ」と大げさに顔を歪めることで噛まなくなることがあります。猫ちゃんにあったしつけ方をしましょう。

留守番

ここ数年、猫ちゃんを飼っているご家庭が増えている傾向にありますが、理由は「犬のように散歩が必要ない」「しつけが難しくない」「四六時中構う必要がない」など様々だと思います。ここの追加要素として、お留守番をきちんとできる子が多いのも魅力的ですよね。

イラズラ好きな子は外出中にイタズラをしてしまうことがあるかと思いますが、先に対策しておけば問題は特にありません。おもちゃや遊べるスペースが確保されている限り問題を起こすことはあまりないと思いますので、安心して留守を任せられます。

ただ、頭の良い猫ちゃんは飼い主さんが帰ってきたタイミングを見計らったり、ゆるい鍵なら自分で開けて外に出てしまうことがあります。猫ちゃんを迎えたら脱走防止策を講じる必要がありますね。

3.猫のしつけでNGな事

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■叩く
■大声を出す

上記の2つは猫のしつけをする上で絶対にしてはいけないことでしょう。なぜなら猫は悪い事をしているという認識がないのでなぜ叩かれているのか大きな音を出してくるのか理解できないので飼い主さんの事を「叩いてくる怖い人」という風に変換してしまいます。

そのため、自ずと猫は飼い主さんを嫌いになり、しつけどころではなく近づくと恐怖から威嚇するようになったりします。しつけのポイントで猫に「飼い主は恐ろしい存在」という事を植え付けてはいけません。猫は犬よりも繊細で臆病で体も小さく細いです。

そのため、人間がこのくらいなら平気だと思う強さでも骨が折れてしまうことなどあります。猫にしつけをする時は、褒めてあげる事も大切です。猫も犬と同じようにとっても甘えん坊で遊んでもらったり飼い主さんに撫でてもらう事がだいすきです。猫の性格を良く理解して、最善のしつけ方法をみつけましょう。

最後に

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猫のしつけについて、いかがでしたか? 猫ちゃんと共に過ごす日々はとても有意義でたのしい事ですが、人間と共に生活する上で、しつけはとても大切なことですね。猫ちゃんとの信頼関係を築いていけるように正しいしつけをしましょう。

また、猫ちゃんの性格は個体差があるので猫ちゃんにあったしつけをして、飼い主さんと猫ちゃん互いにストレスが溜まらないようにしたいですね。猫ちゃんと飼い主さんの幸せな日々が続きますように。

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