変わった毛をもつアメショー、アメリカンワイヤーヘアの魅力について!

変わった毛をもつアメショー、アメリカンワイヤーヘアの魅力について!

針金のような細くて硬い毛を持つ猫、アメリカンワイヤーヘア。なぜこのような変わった毛を持つ猫が生まれたのでしょうか? そこにはアメリカンショートヘアをルーツとしたドラマがありました。アメリカンワイヤーヘアの特徴や性格について解説します!

  • サムネイル: 関 慶之
    関 慶之
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1.概要

アメリカンワイヤーヘアは、アメリカンショートヘアをルーツに持つ、針金のような毛が特徴の猫です。

2.歴史

アメリカンワイヤーヘアが誕生したのは20世紀中盤です。ニューヨーク州の北部にあるヴェローナの農家でアメリカンショートヘアが生んだ子猫の中に、突然変異で硬くどがった毛をもった個体がいました。レックスの繁殖を行っていた地元のブリーダー、ジョアン・オシェア氏は猫を引き取り、独特な毛の固定化を試みます。

オシェア氏はアダムと名付けたこの猫を慎重にアメリカンショートヘアと交配させ、品種改良を行いました。その結果生まれたのがアメリカンワイヤーヘアです。初期は体色がアメリカンショートヘアと同じでしたが、徐々に違った特性が表れてきたため、1967年にこの猫種独自のスタンダードが新たに作成されました。

3.身体的特徴

■平均体重:3.5~7kg
■体型:セミコビー型
■被毛種:短毛種
■カラー:ホワイトとあらゆるな毛色の組み合わせ

被毛

名前の由来となったその独特な被毛は、カラクール種という羊の毛から作る「アストラカン帽」という帽子にしばしば例えられます。通常の猫の被毛よりも1本1本が長めで縮れており、針金のような印象を与えます。この毛は生まれたときから持っていますが、成長するにつれて際立っていき、最もよく特徴が出るのは成猫になるころです。

被毛の色はレッドクラシックタビーアンドホワイト、ブラックスモークアンドホワイト、ブルー、ブラウンタビー、ホワイトなどが様々なものがあります。やはりアメリカンショートヘアの面影を感じられますが、アメリカンショートヘアの毛色のうちもっともよく知られているシルバータビーはアメリカンワイヤーヘアでは見られません。

体格・体の各部

体はやはりアメリカンショートヘアと共通し、目は大きくて丸く、耳は中くらいで先端が丸く、頭は円形で丸みがあります。胴体もまた丸っこく、足指(ポー)も小さくて丸い形状で、足は中くらいの長さで頑丈です。

4.性格・気質

■おっとりしている
■人懐っこい
■気位が高い

体の特性だけでなく性格もアメリカンショートヘアとの共通点が多く、おっとりしていて人懐っこく、人間に対して危害を加えることはほとんどありません。一方で気位が高く、ほかの猫に対しては高圧的なそぶりを見せることもあります。

5.生活環境

アメリカンショートヘアがベースなので、同じようにしつけられると考えてよいでしょう。ただし前述の気位の高さのため、多頭飼いにはやや不向きです。

トイレは乾燥した猫砂など猫の気に入るものを敷きつめ、人目の少ない落ち着ける場所に配置しましょう。爪とぎにはあらかじめ猫自身の匂いを付けておくと、壁や家具などを傷つけられずに済みます。いたずらや粗相を叱るときははっきりとした態度を示し、「コラッ!」などと声で叱るようにしましょう。体罰は厳禁です。

6.お手入れ

針金状の被毛は一見手間がかかりそうですが、実際にはブラッシングは1日に1回程度、軽く行えばOKです。同じような毛質を持っているテリア種のような特別な手間を要することはありません。爪切り、歯磨き、耳掃除などの基本的なお手入れには子猫のうちから慣らし、暴れたりしないようにできるとよいですね。

7.かかりやすい病気

アメリカンワイヤーヘアは寿命はアメリカンショートヘアよりも少し長い12年から15年ほどで、特に遺伝的にかかりやすい特徴的な病気はないようです。通常の猫と同様の健康管理を行い、猫風邪や肥満、尿結石などには気をつけてあげてください。

おわりに

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いかがでしたか。変わった毛をもつ猫、アメリカンワイヤーヘアのご紹介でした。

日本ではマイナーな彼らですが、アメリカンショートヘアをルーツに持ちながらまた違った魅力が味わえますよ!

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