妖精のような容姿がチャーミング、アメリカンカールについて知りたい

妖精のような容姿がチャーミング、アメリカンカールについて知りたい

耳が外側にカールした一風変わった見た目の"アメリカンカール"。実は「猫界のピーターパン」なんて呼ばれることもあるほど、その性格はとっても愛らしい魅力に溢れています! アメリカンカールの歴史、特徴、性格、飼い方についてまとめました。

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    Momose_Hana
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1.概要

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アメリカンカールの特徴的な耳は、一匹の突然変異の猫によって誕生しました。カールの遺伝子は優勢で、どんな猫とかけ合わせても50%はカールの猫が誕生します(カールのないものはアメリカンカールストレートイヤーと呼ばれます)。その角度は三段階に分けられ、ショーなどでは、よりカールしているものが評価されます。耳は固く、触る際には注意が必要で、カールを伸ばそうとすると軟骨を痛めてしまいます。

長毛と短毛種が存在しますが、原種は長毛種で短毛種はあとから改良された品種です。そのため性格は、大人しく優しい、長毛種らしい性質で、穏やかで家猫として人気のある品種です。

2.歴史

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起源   1981年
原産国  アメリカ

1981年、アメリカのカルフォルニア州レークランドに住む夫妻の元の現れた一匹の子猫が、アメリカンカールの原種です。この黒い長毛の雌猫は「シュラミス」と名づけられ、その後4匹の子どもを産みました。そのうち2匹がシュラミスと同じカールイヤーをもつ猫で、このことからカールは奇形ではなく、突然変異の優勢遺伝子の影響であることがわかりました。

その2年後には猫種として正式に登録をされ、現在存在する長毛、短毛すべてのアメリカンカールは、すべてシュラミスの遺伝子が元となっています。

3.身体的特徴

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■平均体重:3~5kg
■体型:セミフォーリン型
■被毛種:長毛種、短毛種
■カラー:様々なカラーとパターン

特徴的な耳は、産まれた時には真っすぐで、生後2~10日前後で先端がカールしはじめ、生後4か月ほどで定着します。体形はセミフォーリン型で適度に筋肉質。柔らかい被毛は長毛種も、短毛種もアンダーコートが少なく、カラーやパターンのバリエーションが豊富なのも特徴です。根元が太く、豊かな尻尾はボディと同じくらいの長さがあります。

4.性格・気質

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■大人しい
■やさしい
■好奇心旺盛
■遊び好き
■陽気
■人懐こい
■甘えん坊

茶目っ気たっぷりに反り返った耳をもつアメリカンカール、その性格もとても人懐こく陽気で「猫界のピーターパン」とも呼ばれています。遊び好きですが、特に運動神経がいいというわけではなく、穏やかで、大人しいのも特徴です。最初のアメリカンカールが長毛種であったように、短毛種も長毛種らしい気質を受け継ぎ、穏やかでマンションなどでも飼いやすいと言われています。飼い主さんに甘えるのが好きな猫種なので、可愛がってあげてくださいね。

5.しつけ

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トイレ

猫は乾燥した砂の上で排泄することを好むため、トイレには猫砂を用意しましょう。ブリーダーさんのもとでトイレを使用していたことがある場合は、引き続き同じ砂を使うとしつけやすいです。子猫の場合は排泄をしそうな様子が見えた時に、トイレに連れていくといいでしょう。トイレは部屋の隅の人通りの少ない、落ち着く場所に設置します。また、予め排泄物をそこに置いて、臭いを付けておくのも有効です。

爪とぎ

爪とぎは、猫の問題行動として、とてもよくあげられます。しかし爪を研ぐことは、猫にとってトイレと同じくらい重要で自然な生理現象であり、止めることは出来ません。そのため、早くから『爪を研いでいい場所』を作り、覚えてもらう必要があります。猫の爪研ぎには、縄張りを主張するマーキングの意味合いもあり、爪を研ぐ時に、指の近くにある臭腺で、自分の臭いをつけることが出来ます。そのため、予め爪とぎに猫の臭いを付けておくと、しつけがスムーズになります。

噛み癖

猫によって手を噛まれたり、ひっかかれたりする問題は、飼い主さんの手を遊び道具だと思ってしまう所から始まります。猫と遊ぶ際にはおもちゃを使い、手にじゃれつかせないことを徹底しましょう。また噛まれた時やひっかかれた時は、叩いたりせずに「イケナイ! 」と言葉で叱りましょう。

6.お手入れ

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ブラッシング

長毛の場合は1日2回のブラッシングが理想的です。毛が絡まらない様、毛の流れに沿って、目の粗いブラシで全体的に梳かしていきます。ある程度の絡まりが取れたら、目細かなクシなどで梳かしていきます。猫がいやがる場合は無理をせずに、短時間できりあげましょう。無理をするとブラシを見ただけで逃げるようになります。短毛種の場合にはラバーブラシなどを使って手入れします。

シャンプー

猫は、日ごろから自分で毛づくろいをして被毛の清潔を保っています。そのため定期的なシャンプーは必要ではありませんが、生活をしていく上で、汚れや臭いが気になる時にはシャンプーをしてあげましょう。猫が嫌がる場合は特に汚れている箇所を、部分的に洗うのも良いでしょう。

爪切り

爪とぎとは別に、爪切りが必要になります。尖った爪は怪我の原因になるので、切ってあげましょう。猫の爪には神経が通っているので、先端の部分を少し切るようなイメージです。深く切りすぎると出血し、止血剤が必要になります。

歯磨き

特に柔らかい物を食べた後には歯磨きしましょう。歯石は細菌の塊です、放置しておくのは、他の病気を招くきっかけになりますので、動物病院で除去してもらう必要があります。歯石を作らないためにも、歯磨きを習慣づけておきましょう。

耳掃除

アメリカンカールは耳の襞が多く、よごれが溜まりやすい特徴があるので、こまめにお手入れしてあげる必要があります。また、カールした耳は無理に伸ばそうとすると痛めてしまうので、丁寧に使いながら、手入れしましょう。イヤークリーナーを染み込ませたコットンや綿棒で汚れを押し込まない様に掃除します。

7.かかりやすい病気

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こういった特徴を持つ猫には遺伝的な問題が表れやすいのですが、アメリカンカールの場合は、まだ遺伝的な病気は認められていません。

外耳炎

耳の構造が他の猫とは異なり、個体によっては内耳がとても細くなっていたり、骨が複雑に入り組んでいたりして、耳の病気になりやすい特徴があります。こまめな耳掃除が必要になります。

最後に

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流行りのマンチカンとは反対側に耳の折れたアメリカンカール。まだそんなにメジャーな猫種ではありませんが、猫好きの間では話題になっている品種です! 飼い主さんのことが大好きな猫種ですので、家族に迎える際にはたっぷり可愛がってあげてくださいね。

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