
【犬と猫】一人暮らしで飼うなら、どっちがいい?
一人暮らしをしていると、家でペットが待っていてくれたらな、と思うこともありますよね。 一人暮らしで飼う場合、犬と猫、どちらの方がよいのでしょうか? 理由とともにご紹介します!
- 更新日:
1.犬と猫、一人暮らしで飼うならどっちがいい?
一人暮らしの場合では、犬と猫のどちらの方がオススメなのでしょう?
一人暮らしでオススメなのは……猫
暮らす人数に関わらず、飼育難易度でいえば猫の方が容易です。
もちろん、「飼育が容易」というのは、あくまで“犬に比べて手がかからない”という意味ですので、飼育に手を抜いていい訳ではありません。
では、どうして猫のほうが犬よりも手がかからないのか、説明いたします。
2.犬に比べて猫の方が飼育が容易な理由
猫の飼育が犬に比べて手がかからないのには以下の理由があげられます。
理由① 猫は日中の留守番が苦にならない。
一人暮らしの人にとって一番の問題になるのはやはり昼間、家にいない時間です。
猫の場合、猫は1日の大半を寝て過ごします。なので、一人で家にいる時間を苦に思いません。
それに比べて犬の場合は、人との触れ合いが少ないとストレスを感じてしまったりなど、お留守番が苦手な子が多いです。
なので長時間家を空ける方には、犬の飼育は向いていないでしょう。
しかし、猫がいくらお留守番が苦でないとしても、帰ってきたら十分にコミュニケーションをとってあげましょう。
理由② 狭い部屋にいてもストレスを溜めにくい
猫は狭い空間に対してストレスを感じにくいです。そのため一人暮らしの狭い家でも猫にとっては心地がいいことも。
もちろん、運動ができるほどの十分なスペースを確保してあげる必要はありますが、その場合、「広さ」よりも「高さ」を意識してスペースを作ってあげましょう。
猫は横に広い空間よりも、キャットタワーのように縦に高さのある場所を好みます。
家具の配置を工夫して、猫が運動しやすいお部屋づくりを心がけてあげましょう。
それに比べて、犬は日常的に散歩が必要になります。散歩の距離や時間が短いと、満足しなかったりストレスを抱えてしまう子もいます。
散歩する時間を確保するのが難しい方は、犬よりも猫の飼育のほうが向いているといえますね。
3.一人暮らしで飼うときしなくてはならないこと
猫が飼いやすいといっても、一人暮らしで猫を飼うことは簡単なことではありません。
「ペット可」かつ、防音がしっかりした部屋を見つける
「ペット可」の物件で飼育するのはもちろんですが、防音設計されているお部屋を選ぶことも大切です。
特にメスの猫は発情期の時に大きな声で鳴き出すことがあります。これが近所の迷惑になったり、留守中に一人で遊んで、騒音を起こすことも考えられます。
このように、留守中に物音を立てることを想定してお部屋を選びましょう。
猫を飼うために必要な費用を把握しておく
猫の一生にかかる費用は、約80万円前後と言われています。
ただ、これには購入代、手術費、お葬式代、洋服代などは含まれていません。これらを考えるともっとお金が必要になるかもしれません。
飼う前に必要な物を揃える
どの動物でも同じですが、ペットを飼う前にしっかりと準備をしてあげましょう。
主に考えられるものの一部としてはとしては、
・餌
・首輪
・トイレ
・爪切り
・防臭グッズ
・移動用キャリー
などがあります。
病院を探しておく
人間と同じように、ペットも病気になります。
その際に、いち早くペットの状況を把握できるように、周辺の動物病院を把握しておくことが重要です。
信頼できるかかりつけのお医者さんを探せるといいですね。
ペット保険も考慮する
ペットが病気になった時に病院に連れて行くと、もちろん医療費がかかります。
ペット保険に加入しておけば費用を抑えられるため、人間の医療保険と同じ要領で検討してあげるのもオススメです。
ただ、すべての動物病院がペット保険に対応しているわけでないので、事前に確認をするようにしましょう。
飼い始めた日からしつけを始められるように!
初めのうちはペットが困った行動をとることもあるかと思います。
大切なのは小さいうちから教育すること。特に、トイレと爪とぎはしつけておくことが重要になります。
爪でものを引っ掻いたり、壁を傷つける、鳴く・吠えるという行動が起きると、飼い主さんも困ってしまいますし、ご近所の迷惑にもなりかねません。悪いことをしたらしかっり叱ってあげましょう。
10年以上一緒に暮らし、世話ができるのかよく考える。
「いま寂しい」から、「可愛い」からの一時の感情で飼って、後々にペットを飼えない状況になってしまってはペットがかわいそうです。
しっかりペットのことを未来まで考えて、終生飼えると判断してから家族として迎えることが、ペットにとっても飼い主さんにとっても大切です。
最後に
一人暮らしでペットを飼うためには、飼いやすさも大事ですが、自分が飼えるかどうかをしっかりと考えることがより重要です。人とペットの両方が幸せな生活を送れるようにしたいですね。