
【柴犬のための防寒】寒さが厳しくなってきたらどうすればいい?
寒さに強いと言われている柴犬ですが、寒さが厳しくなってきたら防寒をする必要があります。外飼い、室内飼いの柴犬の防寒対策について解説します。
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1.柴犬ってどんな犬?
柴犬は公認されている6種の日本犬(柴犬・甲斐犬・紀州犬・北海道犬・秋田犬・四国犬)の中では唯一の小型犬に分類されています。(ただしドッグランなどでは小型犬扱いされないこともあります)
柴犬の性格とは
柴犬は忍耐強く勇敢な性格をしています。
そのため寒い環境や粗食にも耐えるため昔は猟犬などに重宝されていました。
2.寒さに強い柴犬! その理由とは
柴犬が寒さに強い理由はその毛皮にあります。
柴犬の被毛はダブルコートと言って2種類の毛でできているため日本の寒い冬でも過ごす事ができるのです。
ダブルコート
下毛は寒さから体温を保つのに最適な密度の高い柔らか毛で、上毛は保護毛で水をはじいたり乾燥や病原体の感染や侵入を防ぐ働きがあります。
春に気温が高くなってくると密生していた冬毛(下毛)が抜けて夏の毛に生え換わり、秋の気温が低くなってくると夏毛(上毛)が抜けふわふわの冬毛が生えてきます。この冬毛が冬の間の寒さから柴犬の体を守ってくれます。
換毛期には大量に毛が抜けるため、抜け毛のケアは欠かせません。
3.柴犬の寒さ対策
寒さに強い柴犬でも、寒さ対策が必要です。
小屋やケージに一工夫
犬は比較的お腹の毛が少ないので、ケージや屋外のハウスの中にタオルや毛布を敷いてあげましょう。着古したフリースなどを敷くのも効果的です。
犬小屋に隙間がある場合は板や段ボールなどを使って隙間を塞いであげると効果的です。
屋外のハウスにいる場合は、雪が降ったり寒さが厳しい時は玄関や家の中に入れてあげるようにします。床の上に段ボールと布を敷いて寝床にしてあげるとよいでしょう。
寒い時のおすすめアイテム
犬用の暖房アイテムにはいろいろな種類があります。
暖房アイテムには以下のようなものがあります。
・犬用ヒーター
・ペット用ホットカーペット
・犬用湯たんぽ
用途によって使い分けることが可能です。
【犬用ヒーター】
犬用ヒーターはケージの外から温めることができるため、低温やけどの心配のないものもあります。犬用ヒーターを使う際の注意点としては、犬がヒーターのない場所に行けるようにする事が必要です。
【ペット用ホットカーペット】
寒さが厳しくなってきた時はホットカーペットも有効的です。
ペット向けにコードも丈夫になっているので噛まれても安心でき、温度調節ができるものや裏表で高温面、低温面と分かれているカーペットもあります。
ただし、キャリーの全面にカーペットを敷いたりするのは避けるようにしてください。熱いと感じた際に逃げる場所が無くなってしまうためです。
【ペット用湯たんぽ】
ペット用湯たんぽは電気代もかからず、夜寝る前や外出前にハウス等に入れてあげると効果的です。
最近はレンジでチンするだけで良いものもあるので気軽に使うことができます。
おわりに
柴犬は寒さに強いと言っても限界はあります。雪が降ったり寒さが厳しい時は寒さ対策をしてあげるようにしましょう。