犬は留守番が苦手? 留守番のしつけ方法
出典 : freedomnaruk/Shutterstock.com

犬は留守番が苦手? 留守番のしつけ方法

犬と一緒に生活していく上で、留守番をさせなくてはいけない場面は必ずやってきます。そもそも犬は、留守番が得意な動物なのでしょうか。また、上手に留守番させるためには、どのようなことに気をつければよいのでしょうか。今回は、犬の留守番について解説していきます。

  • サムネイル: ひなた ふゆみ
  • 更新日:

監修:電話どうぶつ病院Anicli(アニクリ)24 三宅亜希院長

犬は留守番が苦手?

動物,犬,猫,しつけ,飼い方,育て方,病気,健康


出典 Kate Nag/Shutterstock.com

犬、そしてその先祖にあたる狼は、野生ではリーダーを中心とした群れで生活していました。そのため、犬はそもそもひとりでいること、つまり留守番を苦手とします。

しかし、飼い主の事情で、どうしても愛犬に留守番をさせなくてはいけなくなる時は必ずやってきます。留守番のさみしさやストレスで愛犬が体調を崩してしまわないように、きちんとしつけを行って、楽しく安全に留守番できるようにしましょう。

犬に留守番を実践させよう

動物,犬,猫,しつけ,飼い方,育て方,病気,健康


出典 OnokunG/Shutterstock.com

留守番によるさみしさやストレスを軽減するためには、留守番が犬にとって楽しいものだと理解させることが重要です。

留守番の練習方法

ケージ内で留守番をさせる場合は、ケージで過ごすことに慣れさせます。ケージの中に、犬がいつも遊んでいるおもちゃを置いたり、少量のおやつを用意したりして、犬にとって「ケージ=快適な場所、居心地のいい場所」にしてあげましょう。

犬がケージで過ごすことに慣れたら、次に留守番の練習をスタートします。初めのうちは、飼い主が短時間姿を隠すことで、疑似的に留守番を体験させていきましょう。

具体的な手順としては、まずケージに入れた犬から飼い主の姿が見えないように隠れます。そして、1~2分だけひとりにしてみましょう。そこで犬が吠えたり暴れたりしなければ、留守番ができたということにして、おやつなどのご褒美を与えます。

これを何度も繰り返し、5分、10分、30分と少しずつひとりでいる時間を長くしていきます。そして、犬がおとなしく飼い主の帰りを待っていた時は、しっかり褒めてご褒美をあげましょう。この訓練を続けていくことで、犬の留守番への苦手意識を払拭することができます。

この訓練のポイントは、飼い主の姿が見えなくなっても必ずいつかは戻ってくるということ、そして飼い主が戻ってくるまでいい子にしていたらご褒美がもらえる(いいことがある)ことを覚えさせることです。

なお、外出前のサイン(犬の前で上着を着る、バッグを取る、別れの挨拶をする)は犬の不安をかきたて、留守番のしつけには逆効果になる場合があるので、できる限り見せないようにしましょう。また、留守番のしつけが済んだ後も、犬が気づかないようにさりげなく出かけることで、犬に「ちょっといなくなっただけかな」と思わせることが大切です。

おもちゃを与える際の注意点

留守番をさせる時にケージの中に入れておくおもちゃは、犬の口の中にすっぽり入らないもの、壊れにくいものを選びましょう。おもちゃやその破片など、異物の誤飲は犬の命にかかわるおそれがあります。

また、この時与えるおもちゃは、「留守番の時だけもらえる特別なおもちゃ」という位置づけにするのもおすすめです。中にトリーツ(おやつ)などを詰められるようなおもちゃを選ぶと、犬は留守番の間、集中して遊んでくれるでしょう。

WEBカメラを活用しよう

どうしても心配だという飼い主は、留守番中の犬の様子を確認できるWEBカメラを用意するという方法もあります。ケージの近くにカメラをセットしておくと、外出先でスマートフォンやタブレットから犬の状況をチェックできます。

このように、もともと留守番を苦手とする犬も、しつけ次第で上手に留守番できるようになります。人間とともに生活していく以上、犬に留守番をさせなくてはいけない場面は必ず訪れるので、仔犬のうちからしっかりしつけをしておきましょう。

内容について報告する