柴犬に与えてよい食べ物、悪い食べ物は?

柴犬を飼うにあたって、柴犬が食べてもよいものと食べてはいけないものを把握しておきましょう。犬の体調管理は、飼い主にかかっているといっても過言ではありません。

  • サムネイル: ひなた ふゆみ
  • 更新日:

監修:あだち動物病院 足立直隆院長

柴犬が食べてよいもの

動物,犬,猫,しつけ,飼い方,育て方,病気,健康

mannpuku/Shutterstock.com

まずは、柴犬に与えてもよい食べ物をみていきましょう。

野菜

●さつまいも、ブロッコリー、にんじん、キャベツ、レタス、きゅうり、はくさい

さつまいも、ブロッコリー、にんじんは柴犬に与えても大丈夫な野菜ですが、生では固いので、加熱して冷ましてから与えましょう。食物繊維・ビタミンといった栄養素が豊富なので、便通がよくなり体調を整えてくれます。

生で与えるのであれば、キャベツ、レタス、きゅうりといった歯ごたえがよく、水分補給にもなる野菜がよいでしょう。しかし与えすぎると、腹痛や下痢を引き起こすので少量にとどめましょう。

果物

●りんご、みかん、メロン、バナナ、いちご、すいか、なし、もも

果物で気をつけなければいけないのが、毒素を含んでいる可能性がある皮と種です。これらは必ず取り除いてから与えましょう。果物は水分補給・腸内環境の調整に役立つ食べ物ですが、与えすぎると下痢や肥満を引き起こすことがあります。

肉・魚

柴犬は活発なので、たんぱく質をたくさん必要とする犬種です。とくに、脂肪分の少ない牛肉・豚肉はおすすめです。魚を与える場合は、骨が引っかかったり、(青魚に限りますが)イエローファットという病気を発症したりする可能性があるので、注意が必要です。

その他、栄養価が高い大豆製品や乳製品は、ドッグフードから摂取する栄養の補助として役立ちます。ただ、カラダに合わない個体もいるので、最初は少量ずつ与え、調子を崩した時は、以後与えるのをやめましょう。

また、一般的には食べてよいとされる食べ物であっても、犬によっては食物アレルギーを生じる場合があります。食べた後に体調の変化がないか、よく観察するようにしましょう。

柴犬が食べてはいけないもの

動物,犬,猫,しつけ,飼い方,育て方,病気,健康

leungchopan/Shutterstock.com

柴犬に絶対に与えてはいけない食べ物は、人間用に加工された食べ物、ねぎ・ブドウ類、カフェイン、アルコールです。

人間用の食べ物は塩分や糖分が高いため、犬の病気を誘発するリスクが高まります。しかし、柴犬は人間用の食べ物が大好きなので、目を離した隙に食べてしまわないよう、犬の届かない場所に置くようにしましょう。

また、ねぎ類は柴犬の体内に入ると赤血球を破壊してしまうため、急激な貧血・下痢・嘔吐を引き起こしてしまいます。最悪の場合は死に至ることもある怖い食べ物です。ブドウ類は摂取しすぎると腎臓病の原因となります。

そして、コーヒーや紅茶、緑茶などに含まれるカフェインは興奮状態を引き起こします。脈拍の上昇は心臓疾患につながるので、こちらも死の危険があります。アルコールに関しても、犬は体内で分解できず蓄積していくので、重度のアルコール中毒を起こしてしまうことがあります。

次に、注意が必要な食べ物ですが、その筆頭格に挙げられるのがカニやイカ、アワビなどの甲殻類です。これらは消化が悪いため、下痢や嘔吐などを引き起こすことがあります。とくにスルメは塩分が高いだけでなく、胃の中で膨張するので注意が必要です。

また、アボカドは下痢・嘔吐を引き起こすリスクがあり、骨付きの肉・魚は喉や内臓を傷つける可能性があります。そして、生の卵にはアビシンという免疫力を低下させる成分が含まれていますし、生の肉には寄生虫がいることがあるので、必ず加熱処理をして与えるようにしましょう。

このように、人間によっては有益なものでも、柴犬にとっては命に関わる危険性の高い食べ物もあります。そして、一般的には食べても大丈夫な食材でも、犬の体調に何らかの異常がみられた時はすぐに中断し、以後与えないようにしましょう。愛犬の健康を守れるのは飼い主だけです。もし万が一、犬が食べてはいけない食べ物を口にしてしまった場合には、すみやかに獣医師の診察を受けましょう。

内容について報告する