いつものフードにひと手間! 10分でアレンジできる猫ごはん&簡単おやつ

いつものフードにひと手間! 10分でアレンジできる猫ごはん&簡単おやつ

猫は犬と比べると好き嫌いがはっきりしていて、フード選びに苦労するという話はよく聞きます。猫の生態はまだ研究途上のことが多く、必要な栄養素も断定できていません。手作りごはんで上手く猫の食欲をかきたて、フードでしっかり栄養を補うというふうに、それぞれの長所を活かして併用しましょう。

  • サムネイル: Sakura
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猫の食生活について

猫は肉食動物です。肉食動物とは肉や魚しか食べてはいけないというわけではなく、肉や魚を中心とした食事が好ましいということです。また、猫はとてもきれい好き。毎日のグルーミング(毛づくろい)を欠かさない動物なので、たくさんの抜け毛を飲み込んでいます。猫にありがちな便秘や吐き戻しの原因は、胃の中に溜まった抜け毛。肉や魚に、野菜などの食物繊維をプラスすることで、毛玉の排泄を助けることができます。

また、腎臓の機能が衰えやすい猫には十分な水分が必要。お水をたっぷり飲ませるのは難しいですが、フードに野菜などをトッピングすることで、食事と一緒に水分補給をすることができます!

食物繊維と水分補給で毎日おなかスッキリ

びんちょうマグロのみぞれ和え

びんちょうマグロには、猫に必要なタウリンが含まれています。猫はタウリンを体内で作る能力が低いので食事から摂らせるのが良いのでしょう。大根とにんじんはすりおろすことで、煮込まなくても火が通って柔らかくなり、食べやすくなります。食物繊維も摂れて、毛玉の排泄をサポート。ダシを多めに混ぜ合わせることで、食事から水分も摂らせてあげましょう。

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●材料
びんちょうマグロ 30g
大根 20g
にんじん 10g
キヌサヤ 1つ
ダシ昆布 適量

●作り方
1 大根・にんじんはすりおろし、キヌサヤは小さく切ります。
2 ダシ昆布を水から入れ火にかけ、ダシをとります。
3 ダシがとれたら昆布を引き上げ、みじん切りにし、再び鍋に戻します。
4 火にかけた昆布ダシの中に、骨をきれいに取ったびんちょうマグロを入れ、アクを取り除きます。
5 キヌサヤを入れひと煮立ちしたら、すりおろした大根とにんじんを入れて火を止めます。
6 火が通ったびんちょうマグロを食べやすい大きさにほぐします。よく冷まし、フードに混ぜ合わせて完成です。

切り干し大根

切り干し大根は生の大根に比べて、利尿作用があるカリウムや、腸内環境を整える食物繊維などの栄養が豊富です。

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●材料
切り干し大根(乾燥) 10g
ひじき(乾燥) 適量
にんじん 適量
大根の葉 適量
牛豚合い挽きミンチ 10g

●作り方
1 切り干し大根はよく洗いたっぷりのお水で戻し、食べやすい大きさに切ります。
2 ひじきもたっぷりのお水で戻し、食べやすい大きさに切ります。
3 にんじんと大根の葉も小さく切ります。
4 鍋にお湯を沸かし、沸騰したら合い挽きミンチを入れ、アクをとります。
5 アクがとれたら、切り干し大根・ひじき・にんじんを入れ、柔らかくなったら大根の葉を入れます。
6 沸騰したら火を止め、よく冷まします。

高野豆腐とサケの卵とじ

高野豆腐はビタミン・ミネラルのバランスが良く、猫が体内で作りにくいビタミンAも摂ることができる食材です。栄養価が高いだけでなく、消化吸収にも優れています。

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●材料
高野豆腐(乾燥) 10g
卵 1つ
枝豆(茹でて皮を取り除いたもの) 20g
サケ 30g

●作り方
1 高野豆腐をお湯で戻し、食べやすい大きさに切ります。
2 枝豆は薄皮も取り除き、小さく切ります。
3 沸騰したお湯に骨を取り除いたサケを入れ、アクをとりながら火を通します。
4 高野豆腐と枝豆を入れ、具材全体が柔らかくなるまで煮ます。
5 柔らかくなったら溶き卵を全体に絡むように流し入れ、よく火を通します。
6 よく冷まし、煮汁も一緒に食べさせましょう。

楽しい! おいしい! 手作りおやつで栄養補給

簡単スフレ

消化吸収の良い米粉を使った栄養バランスの良いおやつ。シニア猫や幼猫も、胃に負担なく食べられるくらい、柔らかく仕上がります。

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●材料
卵 1つ
ヤギミルクパウダー 大さじ1(スキムミルクで代用してもOK)
米粉 大さじ1

●作り方
1 ヤギミルクパウダーと米粉をよく混ぜ合わせます。
2 卵を卵白と卵黄に分け、卵白を角が立つまで泡立てます。
3 泡立てる途中、ヤギミルクパウダーと米粉を混ぜ合わせたパウダーを2~3回に分けて入れます。
4 最後に卵黄を入れてよく混ぜ合わせます。
5 お好みの型やカップに混ぜ合わせた生地を入れます。
6 オーブンを170℃で予熱して、15分くらい焼きます。(焼け具合を見ながら調整してください)
7 よく冷まし、食べやすい大きさにカットします。

シラスと干しエビのお煎餅

干しエビには、猫が体内で作るのが苦手なタウリンが含まれています。そのほか、抗酸化作用が期待されるアスタキサンチンも含まれているので、目や肌の健康を助けてくれます。

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●材料
シラス 大さじ1
干しエビ 大さじ1
温かいごはん 大さじ2
片栗粉 少々

●作り方
1 シラス・干しエビはサッと茹でて、余分な塩分を抜きます。
2 温かいごはんを麺棒などで潰し、湯切りしたシラスと干しエビ、片栗粉と混ぜ合わせます。
3 生地を1cmくらいに丸め、ラップではさみ、麺棒で厚さ2~3mmくらいに伸ばします。
4 天板にクッキングペーパーを敷き、重ならないように伸ばした生地を並べます。
5 電子レンジ500wで3分。表面がパリッと乾燥したら、裏返しさらに2分熱します。(出来具合を見ながら、時間を調整してください)
6 クッキングペーパーから滑り落ちるくらいまで乾燥したら、完成です。
7 よく冷ましてから小さくして、食べさせましょう。

イワシウインナー

抗酸化作用が期待できるEPA・DHA・タウリンなどを含みます。おやつとしてだけではなく、小さくしてごはんのトッピングに使うことも。保存袋に入れしっかり空気を抜いて、冷凍保存することもできます。

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●材料
カタクチイワシ 50g(頭・尻尾・内臓無し)
卵黄 小さじ1
片栗粉 少々

●作り方
1 イワシをフードプロセッサーでミンチにします。
2 ミンチになったイワシに卵黄・片栗粉をよく混ぜ合わせます。
3 絞り出し袋に入れ、ラップの上にお好みの大きさ・長さに絞り出し、ラップでしっかりと包み込みます。
4 電子レンジ200wで2~3分加熱し、一度全体の火の通りを確認し、30秒ずつ追加加熱して、中まで火を通します。
5 粗熱をとってからラップを外します。
6 食べやすい大きさにして、食べさせましょう。

Special thanks!

寺地正美
寺地正美
「一般社団法人ドッグレシピプランナー協会」
手作り食資格者 ドッグレシピプランナー★★
愛犬が心臓病になり、食事でも体調管理をしたいと思い手作り食を始める。同居猫にも手作り食を与えたいと思い、猫の手作り食も学び始める。現在は【ワンちゃん・ネコちゃんのお料理教室】を開催中。

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