【獣医師監修】犬がみかんを食べても大丈夫!?外皮や薄皮、種をあげてもOK?適量は?
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【獣医師監修】犬がみかんを食べても大丈夫!?外皮や薄皮、種をあげてもOK?適量は?

犬がみかんを食べるというイメージはあまりないかもしれませんが、みかんは犬が食べても大丈夫な果物なのでしょうか?また、みかんの外皮や薄皮、白い筋や種などについても愛犬が食べても大丈夫なのでしょうか?ここでは、愛犬にみかんを与える際の注意点や適量、みかんの栄養や成分についても解説していきます。

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犬がみかんを食べても大丈夫!薄皮や白い筋は?

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犬がみかんを食べても基本的に問題ありません。

みかんには薄皮や白い筋も含めて、犬にとって危険な成分は含まれていません。

ビタミンC以外のクエン酸やカリウム、ペクチンも犬が食べても大丈夫な栄養素です。

※犬はビタミンC(アスコルビン酸)を体内で合成することができるため、ビタミンCの栄養素の観点で積極的に与える必要はありません

愛犬に与えるみかんの「外皮」「種」には注意が必要!

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みかんの「外皮」や「種」などは、犬の消化にはよくない部分もあります。

愛犬にみかんを与える際には、下痢や消化不良をおこさないよう、みかんの「外皮」や「種」などは与えず、果肉の部分だけを小さくして与えるようにしましょう。

もし、愛犬がみかんの「外皮」や「種」を食べてしまっても、消化されずにそのまま便として排出されますので、多くの場合問題になりません。

愛犬に与えるみかんの種類は?

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みかんは、ミカン科ミカン属に属する果物で、秋から冬にかけて旬を迎えますが、みかんにはどのような種類があるのかここで見ていきましょう。

●みかんの種類①「温州みかん」

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「温州みかん」は、日本人が思い浮かべるコタツの上にあるようなみかんです。

生産地としては和歌山県・愛媛県・静岡県が有名です。

温州みかんは、約400年前に鹿児島県長島町で突然変異によってできたといわれています。

当初は、種がないことから「繁栄できない」といわれ栽培地は九州の一部に限定されていました。

全国的に温州みかんの栽培が行われるようになったのは、明治になってからです。

●みかんの種類②「紀州みかん」

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「紀州みかん」は、和歌山県で多く生産されることから、「紀州」と名前がつきました。

温州みかんより小型なのが特徴です。

●みかんの種類③「ポンカン」

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亜熱帯地方地域のインド・スンダラ地方が原産の「ポンカン」は、温州みかんよりも厚い皮を持ち、強い香りが特徴です。

日本では四国を中心に栽培されています。

●みかんの種類④「デコポン」

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熊本県の名産品として有名な「デコポン」は、頭にこぶがあるような特徴的な形をしています。

糖度が高いことから、すっぱいみかんが苦手な人でも好む人が多いようです。

●みかんの種類⑤「グレープフルーツ」

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「グレープフルーツ」は、亜熱帯を原産国とするかんきつ類のひとつで、甘さや酸味のほかに、ほろ苦さがあるのが特徴的です。

生食するときに、ほろ苦さを打ち消すため、砂糖やメープルシロップをかける人もいます。

●みかんの種類⑥「ブラッドオレンジ」

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「ブラッドオレンジ」は、名前の通り、血のような紫がかった濃赤色をした果肉が特徴です。

特徴的な色は、アントシアニンという色素に由来しており、かんきつ類では珍しい色素を有する果実です。

愛犬に与えるみかんの栄養素は?

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みかんにはどのような栄養素が含まれているのか、ここで見ていきましょう。

●みかんの栄養素①「ビタミンC(アスコルビン酸)」

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みかんといえば「ビタミンC」というくらいイメージが強い栄養素です。

犬はビタミンCを体内で合成できますが、ビタミンCはビタミンEの働きを良くするため、ほとんどのドッグフードにビタミンCが含まれています。

ただし、肝臓で十分にビタミンCを生成できない場合や脂肪の吸収不良が起こっている場合は更にビタミンCを摂取する必要があります。

●みかんの栄養素②「クエン酸」疲労回復効果

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ビタミンCに加え、「クエン酸」も豊富に含まれています。

人間にとっては、クエン酸は疲労回復の効果があります。

不規則な生活や日々のストレスなどによって、人間の細胞は酸化してしまいます。

この酸化を修復させようとする状態が「疲労」なのですが、この細胞の修復にクエン酸が役立つとされているため、みかんは疲労回復につながる果物とされています。

また、カルシウムが結石化し、膀胱を傷つけたり、尿路に詰まってしまうシュウ酸カルシウム結石という犬の病気には、クエン酸が治療に使用されることもあります。

犬にとってもクエン酸は大切な栄養素です。

●みかんの栄養素③「カリウム」高血圧予防

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みかんには、高血圧の予防効果があるといわれる「カリウム」も含まれています。

私たち人間は、塩分の多い食事が続いてしまうと、血液中のナトリウム濃度が高くなってしまい高血圧を引き起こすリスクが高くなります。

人間は汗をかくことでカリウムなどのミネラルが流れ出てしまうため、積極的に摂取が必要ですが、犬はドッグフードで十分なカリウムを摂取することができているのでみかんからの摂取を積極的に行う必要はありません。

●みかんの栄養素④「セルロース」腸内環境を整える

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みかんには不溶性植物繊維である「セルロース」も含まれています。

腸内環境を整えてくれるものに「プレバイオティクス」という大腸内の有用菌の増殖や活性化を促す難消化性食品成分と「プロバイオティクス」という腸内細菌のバランスを改善する有用菌によって構成される添加物の2種類があります。

セルロースはプレバイオティクスのひとつ。

私たち人間がみかんを食べると便秘が緩和されるのもこのセルロースのおかげです。

みかんは、これら以外にもビタミンB群やベータカロテンも含む栄養豊富な果物です。

愛犬に与えるみかんはおやつ代わりに適量を!

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みかんは栄養豊富な果物なので、愛犬には適量を与え、食べすぎによる消化不良や下痢などに注意すれば、とってもいいおやつになります。

ただし、みかんの「外皮」や「種」などは愛犬に与えず、果肉の部分だけを小さくして与えるようにしましょう。

愛犬に与える果物や食べ物について正しい知識を持ち、愛犬との生活を楽しみましょう!

コンテンツ提供元:愛犬(ペット)の一生涯に寄り添い、飼い主を支えるメディア - hotto(ホット)

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