フレンチ・ブルドッグに与えるエサの量、どのくらいが適切?

愛嬌のある顔と仕草で人気の犬種といえば、フレンチ・ブルドッグ。カラダはがっしりとしていて丈夫そうなイメージかもしれませんが、じつは病気がちな犬です。そこで今回は、フレンチ・ブルドッグの健康を守る、エサについて解説していきたいと思います。

  • サムネイル: ひなた ふゆみ
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監修:あだち動物病院 足立直隆院長

フレンチ・ブルドッグのエサの量

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健康で丈夫なカラダを作るため、フレンチ・ブルドッグの仔犬にはしっかりエサを食べさせる必要があります。使用するドッグフードにより与える量は変わるので、パッケージに記載されている推奨量を確認しましょう。

食欲旺盛な仔犬の場合は、ドッグフードのパッケージ通りの分量を与えていたとしても、さらに何かを食べたそうにすることがあります。そのような時は、便の状態を見てさらに与えるかどうかを決めます。便が緩い場合は消化不良を起こしているので、少し減らさなければなりません。逆に、便が固いようであれば、まだ消化機能に余裕があると考えてよいでしょう。

また、仔犬は消化機能が未発達なので、ドライフードをそのまま与えるのは消化に良くありません。そこで、生後5ヶ月頃まではぬるま湯でふやかしたエサを与え、5ヶ月過ぎを目安に少しずつ水分を減らし、1ヶ月くらいかけてドライフードに移行していきましょう。

成犬になってからも、ドッグフードのパッケージに書いてある量を基準として与えます。また、成犬の場合も、給餌量の多い・少ないにより便の固さが変わるので、排便のたびに便の状態をチェックしましょう。

また、時には犬がエサを食べようとしないことがあります。これは、単なるわがままの場合もあるので、まずは30分ほど様子を見てみましょう。時間が過ぎても食べないようであれば、エサを一度下げてしまいます。食い渋りの習慣をつけないためにも、新しいエサに変えるのは、基本的にそのエサがカラダに合わない場合のみにしましょう。もし、1日以上エサを食べないのであれば、体調不良や病気を患っている可能性が考えられるので、念のため動物病院で診てもらうようにしましょう。

フレンチ・ブルドッグのエサの回数

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では、フレンチ・ブルドッグには1日に何度エサを与えればよいのでしょうか。ほかの犬にも共通していえることですが、成長するにしたがって回数は減らしていくのが基本です。

仔犬の場合

まず、生後2ヶ月~4ヶ月の間は、消化器官が未発達なこともあり、与えすぎるとすぐに消化不良を起こしてしまいます。そこで、一日分のエサを3~4回ほどに小分けして与えていきます。

生後5ヶ月頃になると、消化器官もしっかり機能するようになるので、エサの回数を1日2回程度に減らします。この時、便がやわらかい場合や、エサを残す場合は1日3~4回のペースに戻して再調整しましょう。

成犬の場合

成犬になると、1日2回のエサで大丈夫です。しかし、フレンチ・ブルドッグは肥満になりやすい犬種なので、エサの与えすぎには十分注意しましょう。肥満になると、様々な病気にかかるリスクが増加します。中には心臓病など、命に関わる病気を引き起こすこともあるので注意が必要です。

高齢犬の場合

高齢になると、消化器官を含めたカラダ全体の機能が衰え始めます。1日2回のエサで食べ残しが目立つようになってきた時は、仔犬時代のように1日3~4回に小分けして与えるようにしましょう。顎の筋肉が衰えると噛むのが辛くなってくるので、ふやかしご飯に戻すことも検討します。

適切なエサの量や与え方には個体差があります。愛犬の状態を毎日しっかりと観察し、適切な量のエサを適切な回数に分けて与えるようにしましょう。フレンチ・ブルドッグの健康を守ることができるのは、飼い主だけです。

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