この記事では獣医師監修のもと、狂犬病ワクチン接種について解説しています。費用や接種の流れについても紹介していますので、動物病院に連れて行く前に参考にしてください。
記事の監修者

阿島麻里子
動物医療センターPeco 獣医師
狂犬病とは
狂犬病とは、狂犬病ウィルスによる人獣共通感染症で、発症すると有効な治療法はなく、ほぼ100%死に至るとても怖い病気です。
現在、日本で狂犬病の発生はありませんが、日本の周辺国を含む世界のほとんどの地域で今も多く発生しているため、日本も常にリスクにさらされている状況です。
そのため、犬の飼い主は毎年1回、狂犬病ワクチンの接種を受けさせることが法律で義務付けられています。
狂犬病ワクチンはいつ接種する?
生後91日以上の犬には、毎年1回、狂犬病ワクチンの接種を受けさせることが義務付けられています。
子犬を飼い始めたら、混合ワクチンと併せて、接種のタイミングをご相談ください。
狂犬病ワクチン接種前の注意点
・接種後に体調が変化する可能性があるため、できるだけ午前中に接種しましょう。
・元気・食欲の低下、嘔吐、下痢などの症状がある場合は接種を延期しましょう。
・過去に狂犬病ワクチンの接種後に異常があった場合には、必ず事前に獣医師にお伝えください。
接種後いつもと違う様子があればすぐに病院に連絡
接種後は安静を心がけましょう。
狂犬病ワクチンの接種後、元気・食欲の低下、注射部位の痛みなどの症状が見られることがありますが、数日以内に良化する場合がほとんどです。
まれに副反応が起きることがあります。次のような症状が見られたら、すぐに病院にご連絡ください。
- けいれん
- ぐったりする
- 顔の腫れ
- 全身の痒み
- 嘔吐・下痢
動物医療センターPecoにご相談ください
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狂犬病ワクチンの費用
当院で狂犬病ワクチンを接種する際の料金をご紹介します。
項目 | 料金の目安 |
---|---|
問診・身体検査料 | 5,170円 |
狂犬病ワクチン | 3,300円 |
合計 | 8,470円 |