犬のフィラリア症予防について解説 | 動物医療センターPeco

この記事では獣医師監修のもと、フィラリア症の予防について解説しています。費用や検査の流れについても紹介していますので、動物病院に連れて行く前に参考にしてください。

記事の監修者
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阿島麻里子
動物医療センターPeco 獣医師

犬のフィラリア症とは

犬のフィラリア症とは、蚊が媒介してフィラリア(犬糸状虫)という寄生虫が犬の心臓や肺動脈に寄生する病気です。

フィラリアが多数寄生することにより血液の流れが妨げられ、さまざまな障害が現れます。

確実な治療法はなく、放置すると命に関わる場合もあるため、しっかりと予防して感染を防ぐことが最も大切です。

犬のフィラリア症の予防

フィラリア症は、予防薬をきちんと飲ませてあげることでほぼ確実に防ぐことができます。

予防薬の投薬前には検査が必要

予防薬を飲ませる前に、フィラリアに感染していないことを確認する必要があります。

感染していないことの確認は、血液検査キットを用いて院内で行うことが可能です。採血量はごくわずかで、結果は10分程度でわかります。

*もし感染していた場合、知らずに予防薬を飲ませてしまうと、命に関わる場合があるため、必ず検査を受けましょう。

予防薬の種類

予防薬には飲み薬、滴下剤(皮膚に垂らすタイプ)があります。

飲み薬は錠剤とおやつタイプのものがあります。

犬の好みや体質に合わせて、その子にあったものを選びましょう。

予防薬を投薬する時期は?

フィラリアは蚊によって媒介されるため、蚊が活動する時期には毎月きちんと予防薬を飲ませることが必要です。

蚊が発生した1カ月後から始めて、蚊がいなくなった1カ月後まで投薬するのが一般的です(沖縄など地域によっては通念で予防します)。当院では、5月~12月の間で予防することをおすすめしています。

もし途中で投薬を忘れてしまった場合には、自分で判断せず、必ず病院にご相談ください。

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犬のフィラリア症予防の流れ(動物医療センターPecoの場合)

検査室の風景

問診・身体検査、血液検査

血液検査でフィラリアに感染していないことを確認します。採血量はごくわずかで、結果は10分程度でわかります。

予防薬の処方

当院では飲み薬(錠剤、おやつタイプ)と滴下剤(皮膚に垂らすタイプ)を取り扱っています。

犬の好みや体質に合わせて、その子にあったものを選び、処方します。

犬のフィラリア症予防の費用

当院でフィラリア症予防をする際の料金の一例をご紹介します。

項目料金の目安
問診・身体検査料5,170円
血液検査3,410円
フィラリア予防薬15,400円
(体重1.8kg~3.6kgの場合で8ヶ月分/食べるタイプ)
合計26,180円〜
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