2016年人気犬種ランキング。人気の犬種は?

2016年人気犬種ランキング。人気の犬種は?

日本で最も飼われている犬は何なのか、気になりますよね。ペット保険の会社が算出した統計に基づき、ランク付けしました。

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2016年人気犬種ランキングは?

■ペット保険№1のアニコムが調査した人気犬種ランキング

人気犬種ランキングはいくつかありますが、アニコムのランキングは特に有名です。2008年から毎年発表されており、辿っていくと人気の移り変わりを見ることができます。

集計方法

■2015年1月1日~12月31日が対象

2014年の元旦から大晦日の期間(1/1~12/31)を対象とし、「アニコム損保の『どうぶつ健保』と新規契約した0歳の犬」7,522頭の犬種を集計しています。

アニコム損保では「どうぶつ健保」に加入した犬を対象に、保険証を製作しています。通常のペット保険はいったん医療費を全額支払ったあとに補償分が振り込まれますが、アニコムでは全国の提携病院で保険証を使えば人間と同じようにその場で費用が割引されます。気になる方は、詳しくはアニコム損保の公式ホームページをこちらからご覧ください。

2015年人気犬種ランキング【TOP10】

10位から順番に、ランキングの発表です。どんなワンちゃんがランクインしているのでしょうか? 6年連続で人気No.1の座に輝いているトイプードルの7連覇となるのでしょうか?

第10位「マルチーズ」

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マルタ島で生まれたことから「マルチーズ」という名前が付きました。歴史的に見ると最も古い愛玩犬です。性格は大人しく人懐っこいです。明るくて社交的でもありますが、少し神経質なところもあります。床にまで届く長い毛が特徴的ですが、一般家庭で飼う場合は写真のように短く毛を刈ることがほとんどです。目元が涙焼けしやすい犬種なので、ケアが必要です。

第9位「シー・ズー」

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飼い主(登録者)年代別ランキング60代の部では7位にランクイン!
高齢の方に人気な犬種です。
ちなみに「シーズー」ではなく「シー・ズー」が正式名称です。

シーズーですが、チベット・中国にルーツがあり、唐、宋の時代にも記録があります。「シー・ズー」の犬種名は獅子の中国語名からきています。正確には「ス・ツ」と発音します。小柄ですがとても頑丈な体質をしており、小型犬の中でも最も丈夫です。また育てやすくもあり、初心者にピッタリなワンちゃんです。

シー・ズーについての記事はこちらをご覧ください。

第8位「ミニチュア・シュナウザー」

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人気ドラマ「マルモのおきて」で喋る犬「ムック」としても人気になったミニチュアシュナウザーが7位にランクイン。

口ひげのような毛並みが特徴的なワンちゃんです。名前の由来も、口ひげのドイツ語「シュナウツ」からきています。ドイツではツベルクシュナウツァーと呼ばれています。体は丈夫で体力ばつぐん。番犬としての歴史があるので、忠誠心があり注意深く勇敢です。最良の家庭犬であるという評価もあるほどです。

ミニチュアシュナウザーについての記事はこちらからご覧ください。

第7位「ヨークシャー・テリア」

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ヨーキーことヨークシャー・テリアは小さなワンちゃんですが、テリアの気質がしっかりと残っており、あふれんばかりのエネルギーを持っています。活気と自尊心にあふれていて、目で語り掛けてくるかのように表情豊かです。また体のフォルムバランスもキレイで、日本では皇太子妃の実家で飼育されていたこともあり、人気になりました。

イギリスのヨークシャー地方出身のこのワンちゃんは、当初は坑道のネズミ狩りをしていました。しかし、その見た目の美しさから上流階級の人たちに愛されるようになった歴史があります。外で遊ぶことの多いアクティブな家庭にピッタリなワンちゃんです。

第6位「ポメラニアン」

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飼い主(登録者)の年代別ランキングでは20代〜40代では6位。
50代では9位、60代では10位と比較的若い方への人気がある傾向がわかりました!

ジャーマン・スピッツを祖先とするポメラニアンは、ドイツ生まれのワンちゃんです。ポーランド北西部~ドイツ北東部にあるポメラニア地方に由来があるとして、ポメラニアンと名をつけられました。ずんぐりむっくりでふわふわ。そしてつぶらな瞳に魅了された人は数多く、日本でファンが増えました。

とても素直で快活なので、犬を初めて飼う人にぴったり。ただし、スピッツ特有の神経質さもあり、吠える癖がつきやすいのでしつけには要注意です。

ポメラニアンについての記事はこちらからご覧ください。

第5位「ミニチュア・ダックスフンド」

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2015年の4位から1つランクを落として5位。一時期のブームこそ去った印象ですが、それでも相変わらず高い人気を誇っています。

短足胴長のワンちゃん、ダックスフンド。足は短いですが、とてもエネルギーにあふれたワンちゃんです。元々は猟犬として活躍していて、足が短いのも獲物を追って穴に入れるように、と改良された歴史があります。なにか嬉しいことがあると全身を使って表現するようなわんぱく小僧です。大きな声で吠えますが、しっかりとしつけをすれば吠えどきを理解してくれます。

ただし、足が短いので関節系の病気にかかりやすいです。高所からの飛び降りなどで膝を悪くしてしまうケースもあるので、環境を整備してあげましょう。

ダックスフンドについての記事はこちらからご覧ください。

第4位「柴犬」

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日本を代表する犬「柴犬」は、2015年の4位から一つランクを上げて5位にランクイン!
飼い主(登録者)の年代別ランキングでは60代の部では堂々の2位に輝いています!

日本を代表する犬、柴犬。最近海外でも人気で、海の向こうで数が増えつつあります。素朴でがっしりとした外見の柴犬は、凛々しい顔つきをしています。他の犬のようなきらびやかさはありませんが、親しみやすさ、という点では随一です。日本で昔から暮らしてきたので四季の変化にも柔軟に対応でき、育てやすいワンちゃんです。

ちなみに柴犬は2種類いて、現代に多いタヌキ顔と縄文柴と呼ばれるキツネ顔の子です。タヌキ顔もキツネ顔も、どっちもかわいいですよね。

第3位「MIX犬(体重10kg未満)」

色々な種類のワンちゃんを掛け合わせた犬種になります。性格も見た目も何一つ同じ子がいない、世界でたったひとりだけのパートナーです。ただ、むりなミックスなどで遺伝子疾病のリスクが高まるなど、様々な問題が発生しています。もしも、ミックス犬を飼う場合は、親となったワンちゃんの種類を確かめ、遺伝的な病気が発現するリスクがあるかどうかを確認しましょう。

MIX犬についての記事はこちらからご覧ください。

■第2位「チワワ」

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ルーツはキューバにいた「テチチ」というワンちゃんであり、それが世界中に広まるにつれチワワに変化していったと言われていますが、その発祥については分かっていないことも多いです。極めて忠実な性格をしていて、飼い主さんのことが大好きな犬種です。

その反面、嫉妬深いです。また勇敢で大型犬相手でも臆することなく立ち向かうので、ドッグランなどで遊ぶときは目を離さないようにしたいですね。とてもお利口な犬種でもあるので、しっかりとしつけをすればわかってくれるはずです。

チワワについての記事はこちらからご覧ください。

第1位「トイ・プードル」

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輝く2015年度人気犬種ランキングの第1位は、まるでぬいぐるみのような可愛さ♡ 「トイ・プードル」でした!
何とトイプードルは7年連続人気ナンバー1。飼い主(登録者)の年代別人気ランキングでも20代、30代、40代、50代、60代全ての部で第1位! 圧倒的な人気です!

プードル系の犬種で最も小さいサイズのトイプードル。小型犬の中で一番頭が良いと言われており、愛嬌たっぷりで利発です。とても気品ある振る舞いが特徴で、なおかつ快活です。外で遊ぶのも屋内で遊ぶのも、どちらも得意です。体も比較的丈夫なので、初心者にぴったりのワンちゃんです。

トイプードルについての記事はこちらからご覧ください。

第11位〜30位まではコチラ

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惜しくも12位だったフレンチブルドッグ!

11位以降にはカニーンヘン・ダックスフンド、フレンチ・ブルドッグ、ウェルシュ・コーギー・ペンブローク、パグ、パピヨン……と、飼いやすさの面で軍配が上がる中~小型犬の名前が並んでいます。そんな中、ゴールデン・レトリーバーが大型犬の中ではダントツの13位にランクイン。ラブラドール・レトリーバー(20位)とともに、明るく賢い性格で初心者も飼いやすい大型犬です。

最後に

皆様の愛犬はランクインしていましたか? 飼い主さんにとっては順位なんて関係ないと思いますが、楽しんでいただけたら嬉しいです。さて、2016年のランキングは一体どうなるのか、今から気になりますね!

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