猫にニキビができている! 原因や考えられる病気、治療法、予防法について

猫にもニキビができるのをご存知でしょうか? 猫のニキビは、あごにできます。小さな黒いブツブツがあれば、それは座瘡と呼ばれる猫のニキビです。今回は、この猫のニキビができる原因や治療法・予防法を解説していきます。

  • サムネイル: ひなた ふゆみ
  • 更新日:

監修:電話どうぶつ病院Anicli(アニクリ)24 三宅亜希院長

猫にニキビができる原因

動物,犬,猫,しつけ,飼い方,育て方,病気,健康

catinsyrup/Shutterstock.com

猫と遊んでいる時に、あごの下に見つけた黒いブツブツ…これが猫のニキビ、座瘡です。この座瘡は、人間のニキビと同じく、毛穴に溜まった皮脂が黒ずんで見えているもの。毛穴に皮脂が溜まっているだけなので、このニキビ自体へは猫は嫌悪感を示しません。しかし、この座瘡に炎症が起こると痒みや痛みを感じます。場合によっては腫れてきたり、脱毛してしまうこともあります。

座瘡ができる原因ははっきりしていませんが、分泌物が多く出る場所であること、食事の際に汚れやすい場所であることなどが関係しているとも考えられます。また、毛づくろいを十分にしないことにより、汚れが溜まることも影響しているようです。

猫のニキビの治療・予防方法

動物,犬,猫,しつけ,飼い方,育て方,病気,健康

PinkyWinky/Shutterstock.com

それでは、猫に座瘡ができた時はどのように対処すればよいのでしょうか? まずは、あごの周りを清潔に保つようにします。コットンをぬるま湯で湿らせて、ゆっくりきれいに拭いてあげましょう。猫のニキビをふやかしながら、黒くなった部分をゆっくり丁寧に拭き取るようなイメージで、少しずつ落としていきます。頑固で落ちにくい場合は、猫用のシャンプーを利用すると落ちやすくなります。

また、一回ですべてを落とそうとするのはなかなか難しいので、数回に分けて少しずつ落としていくようにしましょう。一気に落とそうと、あごをごしごししてしまうのは皮膚を傷つけ、座瘡を悪化させるのでやめましょう。やさしくケアをしてもきれいにならない場合は、無理をせずに病院に相談に行きましょう。

猫の座瘡は一度発症してその後は見られないこともありますが、繰り返し再発することも多いです。また、強い炎症が起こり、腫れたり痛みを伴うケースもありますので、病院で適切な治療を行ってもらう必要があります。細菌や真菌の二次感染を起こすこともあり、その際は抗生剤や抗真菌剤を使用することも。また、薬用シャンプーを処方される場合もあります。

座瘡の予防には顔周りを清潔に保つことが有効です。とくに、毛づくろいをあまりしない猫や、エリザベスカラーを装着しなくてはいけないなど顔の毛づくろいができない状況下の猫の場合は、ブラッシングをしたり、こまめに拭いてあげるなどした方がいいでしょう。座瘡ができてしまわないように、日頃から猫をよく観察してあげたいですね。

内容について報告する