休憩を取るタイミングは？必要な持ち物ってなに？【お出かけ講習会 in SUBARUドッグパーク】

『スバル FAN MEETING』にて「ワンちゃんとのお出かけ講習会」が開催されました！

スバル FAN MEETING in マキノ高原キャンプ場
住所：滋賀県高島市マキノ町牧野931

11月5日(土)に行われた『スバル FAN MEETING』。
自動車メーカー「スバル」が、ファンの皆さまと交流を深めたいと考えて開催したものです！

スバルファンにはたまらないこのイベントでは、なんとワンちゃんも一緒に楽しめちゃう「SUBARUドッグパーク」も開かれました！
開催地であるキャンプ場の広大な土地を利用し、ノーリードでワンちゃんと楽しく運動ができたり、食事を楽しめるなど、愛犬家には嬉しい空間に♪

ドッグランの様子です。

ドッグパークでは“ワンちゃんとお出かけ講習会”が開催！

左：亀井 あやめさん
右：藤野 宇一郎さん

ワンちゃんと泊まれる宿を紹介している「株式会社ぐらんぱう」の藤野さん
ドッグトレーニングを行っている「株式会社PLAY BOW」のアカデミーで講師をしている亀井さん

この両名をお迎えして、ワンちゃんとお出かけする際に困ること、不安なことなど様々な疑問に答えていただきました！
ここでは、その内容をご紹介いたします♪

お出かけ講習会の前編はコチラ！

いつ休憩してる？　ワンちゃんの体調管理は大丈夫？

「一緒に休みませんか」

ワンちゃんと車で出かけたとき、どのようなタイミングで休憩を挟んでいますか？

「休憩所も先に決めておく」
「トイレに行きたくなったら」

など私たち人の都合で決めているのでしょうか。

1時間おきに休憩を

「ドライブも好きですが、こののどかな時間も好きですね」

ついつい目的地までの道を急いでしまったり、行きたいところを先に決めてそれに合わせて行動してしまうこともあるかと思います。
しかし、人間の休憩開始時間はワンちゃんにとってみれば少々遅いかもしれません。

車という密閉空間がストレスになってしまう可能性もありますので、こまめに休憩をとるようにしましょう。外に出してリフレッシュさせたり、水分補給させるのも大事になりますよ。

また、ワンちゃんは肉球の裏からしか汗をかけず、体温調節は口から行います。
喉が乾きやすいので、水分補給はマメに行いましょう。

気温や湿度には注意する

「ボクはちょうどいいけどご主人は寒そうだね…」

寒くなり始めると車も暖房をいれるかと思いますが、もしかしたらワンちゃんは暑いと感じているかもしれません。

・温度は20℃〜25℃
・湿度は低めを意識

上着を着て涼しいと思うくらいが、ワンちゃんにとってはちょうどいい可能性があります。
クレート内に手を入れて、中の温度を定期的に確認してあげてください。

夏も後ろまで冷たい風が届いているか確認をしてあげましょう。藤野さんの愛犬は気温26℃、湿度70%〜80%でプチ熱中症になってしまったそうです。
人間にとってはなんでもなくても、ワンちゃんにとっては過ごしにくい環境ということも考えられますので、常に気にしてあげるといいですね。

旅行の目的を決めて余裕を持ちましょう！

旅行の目的

「遊ぼう遊ぼう！」
「「いーよー！」」

どういうコンセプトで、どういった旅館に泊まって、どうやって愛犬と遊ぶのか、をきちんと決めましょう。
ワンちゃんと一緒に旅行に行くということは、入れない場所も出てきますし、旅館によって他のお客さんと愛犬の距離感が変わってきます。

・ワンちゃんとゆっくり過ごしたいなら個室やコテージで食事できる「プライベート重視な空間」
・社交的なワンちゃんだから他の人や犬とも触れあわせたい「オープンスペースが多い場所」

など、ワンちゃんの性格によって選べたり、選べなかったりするものもあるかと思います。
飼い主さんとワンちゃんがどう過ごしたいのか、何を目的にしてワンちゃんと旅行に行くのかを決めることで、より素敵な思い出が作れますよ。

余裕を持つ

「のんびりするのもいいですが時間がないですよ、ご主人」

旅行はきちんと計画をして、その通りに行きたいという方もいらっしゃるかもしれませんが、行く途中で寄り道ができるような余裕があるといいでしょう。

旅館に着くまでのお昼ご飯など、近くで「ワンちゃん　ランチ」と検索すると意外といいところがヒットするそうです。
また、大型チェーン店では不可なことが多いですが、個人店であれば混んでいない時間帯だと訊けばワンちゃんも大丈夫なところがあるのだとか！

是非そういった旅先の出会いを大切にしてみてはいかがでしょうか？
せっかくの旅行なので、少しでも多くの時間をワンちゃんと一緒に過ごしてあげましょう。

「何食べる〜？」
「おにく！！」

出かけるときに必要なものって？

持ち物

「え、ぜんぶ わたしのもの じゃないの？？」

■旅行先に持って行くもの

「ご飯」「水」「食器」「リード」「迷子札」「タオル」「おもちゃ」「ウェットティッシュ」
「クレート」「ベッド」「マット」「お散歩バッグ」「予防接種証明証」「ウンチ袋」

■あると便利なもの

「救急セット」「レインコート」「吸水タオル」「車の酔い止め薬」「マナーベルト」
「ベットカバー」

上記のものを一つのキットとしてまとめておくと、出かけるときにさっと持ち出すことができて便利ですよ♪

旅館ごとに必ず持ってきて欲しいものは変わってきますので、事前に問い合わせてみてください。

万が一の備えを十分に

「ご主人、私の荷物はこれだけで大丈夫ですか」

◆「ご飯」「トイレシーツ」「ウンチ袋」「お水」などは1泊だったとしても3日〜4日分持って行きましょう。

近年日本では、震災や洪水などの天災により、突然窮地に立たされることが増えました。人間のものはコンビニで買えたり、配給してもらえますが、ワンちゃんのものは配られないのが一般的です。
もしワンちゃんのご飯などが手元に無かったら、配給されたおにぎりやパンをワンちゃんに分けなくてはなりません。違う環境でストレスを感じているのに、さらに食べなれないものをあげては、確実にお腹を壊してしまうそうです。

◆ハードクレートは使わなくても常に用意しておきましょう。

ハードクレートに入れることで、もし地震などで何かが落下してもワンちゃんを守ることができます。
小型犬は布製のソフトタイプに入れることが多いかと思いますが、もしものときのためにハードクレートは常に用意しておき、いつでも入れるようにしましょう。