「ウチの子に限って…」がいちばん危険!?  ペットの迷子予防と、なった時のための対策とは?
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「ウチの子に限って…」がいちばん危険!? ペットの迷子予防と、なった時のための対策とは?

「室内で飼っているからウチの子は大丈夫」と思っていませんか? でも、うっかり扉や窓を閉め忘れたり、散歩の途中でリードが手から離れたり…。迷子になる要因はいろいろあるのです。大事なペットに辛い思いをさせないためにも、早めに対応策を整えておきましょう。

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監修:電話どうぶつ病院Anicli(アニクリ)24 三宅亜希院長

1 どんな状況で迷子になる?

犬や猫は雷や工事の音など、通常では聞こえてこない大きな音に敏感に反応し、恐怖から普段では考えられない行動を起こすことがあります。

室内にいてもたまたま家の扉があいていたら外に飛び出してしまったり、散歩中の場合、急に走り出すことで飼い主が思わずリードを手から離してしまったり、首輪がするっと抜けたりしてしまうことも。あらゆる場面で、ペットが迷子になるおそれがあるということを、心に留めておく必要があります。

◆迷子になるシチュエーション
【犬の場合】

・散歩中にリードが手から離れる
・首輪が抜ける
・買い物時、お店の外につないでいていなくなる(盗難の可能性が高い)
・家のドアの開閉時
・車の乗り降りの際

【猫の場合】
・家のドアの開閉時
・窓の隙間に手を入れて、窓や網戸を開けて外へ
・普段からベランダに出している場合は、ベランダを伝って外へ

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2 迷子にさせないためには?

自宅の環境を整える

玄関のドアを閉めることは鉄則です。また、犬や猫がリビングにいる場合は、玄関のドアを閉めてからリビングの扉を開ける、ペット用ゲートをつけるなど二重扉を心がけるようにしましょう。

「ウチの子は賢いからドアノブをおろしてドアを開けるのよ」などと感心している場合ではありません。そういう犬や猫こそ危険! ドアノブロックやスライドロックを使用し、ペットが自由にドアを開けられないようにしましょう。

特に猫の場合、ベランダから外に出られるような隙間があったら埋める、ネットを張るなどの対策が必要です。

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外出時の注意点

首が苦しそうだからと首輪をゆるくしている飼い主さんもいますが、「行くよ!」とリードを前に引っ張った時に首輪がすぽっと抜ける可能性もあります。散歩中は首輪を適切なきつさでつける、またはハーネスを装着するようにしましょう。

また、リードは輪の部分を手首に通してからひもの部分を持つようにすると手が離れる心配がありません。大きな音が発生しやすい大通りや工事中の場所を通ることはできる限り避けるか、小型犬なら抱いて通りましょう。

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車でお出かけをする際も注意が必要です。抱いていた犬や猫が窓から飛び出してしまうこともあります。

また、乗り降りの際に脱走してしまうこともあるため、リードを外したり付け替えたりする際は車内の扉が閉まっている時だけにしましょう。怪我などを避けるためにも、車内では基本的にクレートで過ごさせることをおすすめします。

3 迷子に備えての対策は?

首輪の裏に住所や連絡先を書いておいたり、迷子札をつけたりすることは必須ですが、ペットの写真を正面、横、上から撮影しておくと、いざというとき迷子のチラシに使用できます。

また、小さな子ども一人だけでお散歩には行かせないようにしましょう。日頃から愛犬に「マテ」「オイデ」などの訓練をしておくことも大事です。お子さんが一人で散歩に行けるようになったとしても、最初のうちはリードを2本つけ、どちらも持つようにするといいでしょう。2本同時に持つのが難しければ、片方は手首を通しておくだけでもいいでしょう。万一、握っているリードを1本放してしまったとしても、もう1本が手首に通っていれば逃走を防ぐことができます。

迷子対策グッズ

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鑑札に書かれた番号で犬の飼い主が特定できます。

◆鑑札
迷子札の基本アイテム。犬の場合、居住している市区町村に飼い犬の登録をすることが義務付けられており、登録をすると鑑札を交付してもらえます。鑑札番号から飼い主が分かるようになっているので必ず首輪に装着しておきましょう。

◆IDカプセル
小さなカプセルの中に、住所や連絡先などを書き込んだメモを入れるタイプの迷子札。カプセルに入っているので、雨に濡れても字がにじむ心配はありません。

◆GPS首輪
GPSとは、人や車などの現在いる位置を把握するためのシステム。そのGPSがついた首輪をしていると、電波の送受信によりペットがいる位置を把握できます。ただし数日間充電しないと電池が切れてしまうというデメリットも。

◆マイクロチップ
注射でペットの皮下に電子情報を挿入するもので、直径2mm〜11mmぐらいの小さなICチップを動物病院で装着が可能。落としたり紛失したりする心配がなく、動物保護センターなどにある専用読み取り機で書き込まれた情報を見ることができます。

◆留守番用カメラ
外出先から家にいるペットの様子を、携帯電話などで確認できます。万が一家から脱出した場合、その状況や脱出時間をチェックすることで、捜索範囲を絞ることができます。

4 もし、迷子になってしまったら…

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日頃から気をつけていても、万が一ということもあります。もしペットが迷子になってしまったら、以下の場所に速やかに連絡をしましょう。
◆警察に連絡
◆管轄の保健所・愛護センターに連絡
◆清掃局に連絡(万が一交通事故で亡くなってしまった場合、身元不明の犬猫は清掃局で処理されるため)
◆近隣の動物病院に連絡
◆SNSなどを使用して情報収集
◆ペット探偵、ペットレスキューなどに依頼

最後に…
筆者の知人の犬が行方不明になってしまったことがあります。毎日、探したけれど見つからず、1ヵ月半ほどたったある日、ひょっこり家に戻って来たとか。がりがりに痩せて少し怪我もしていました。犬の帰巣本能に感動しながらも、早く見つけてあげられなかった自分をとても責めたそうです。

迷子になって交通事故に遭う、というケースも多いので、ペットも飼い主も悲しい思いをしないよう対策は万全にしておきましょう!

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