短足が可愛いマンチカン! その歴史や性格、特徴、平均価格など

短足が可愛いマンチカン! その歴史や性格、特徴、平均価格など

その登場から一躍「時の猫」となったマンチカン。いまだに人気は衰えません! ここでは、マンチカンの魅力をご紹介します。

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    JIMAさん
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1.概要

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マンチカンは、短い四肢が特徴的なアメリカから誕生した猫種です。動くことが大好きで、他の猫と同じように高いところもひょいひょいと登ります。短足の子が多く取り上げられますが、それは全体の約3割で、実は残りの7割の子が足長なんです! いまだ不安定な要素が多いため、マンチカンを猫種として公認しているのはTICAのみです。

尻尾は長くよく天を向いていて、少しつり上がった目は子猫は可愛く、成猫はかっこよくと成長するにつれ与える印象が変わってきます。足長の子は短足の子より価格が低く設定されますが、根本的な気質は変わらないので足長の子もオススメですよ。

2.歴史

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マンチカンの起源には諸説ありますが、「足の短い猫」の発見は1940年代のイギリスのジョーンズ博士によるものが初めてだと言われています。 その後もロシアなどで「足の短い猫」の報告がありましたが、その実態が解明されたの1983年にアメリカ・ルイジアナ州で保護された短足の猫からだそうです。このルイジアナ州で発見された猫がマンチカンの祖先だと言われています。研究の結果、短足の理由は突然変異だと判明しました。

遺伝子の突然変異によって生まれた猫種なため、繁殖するときは遺伝子疾患のリスクを減らせるよう短足以外の猫との異種交配が行われました。その後、マンチカンがショーに登場し始めると、短足による遺伝子疾患や健康面の不安を抱く人々と、短足の可愛らしさを賛美する人々で論争が起きてしまいます。その後のショーでは猫種として確立できない「突然変異」と結論がつけられましたが、スタンダードが確立され、健康上問題がないことを認められると、1995年には世界最大の猫の血統登録機関「TICA」に猫種の一つとして認定されました。

名前の由来は『オズの魔法使い』に登場する「マンチキン(小さな人)」から取られているそうですよ。

3.身体的特徴

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■体高:16cm〜20cm
■体長:30cm〜40cm
■体重:3.0kg〜4.0kg
■毛色:全ての毛色が公認

やはり、他の猫種には見られない短い足が特徴的と言えます。短い足を一生懸命使って歩く姿は、とても愛らしいですよね。目は少々つり上がったクルミ型で、子猫のうちはあどけなく可愛らしく、成猫になると凛々しくかっこいい印象を与えてくれます。

もう一つの特徴は毛色の豊富さではないでしょうか。様々な猫種と交配してきたため、全てのカラーやパターンはもちろんのこと、毛の長さも長毛・短毛どちらも認められています。

他の猫種に比べれば小型になりますが、ボディは筋肉質で活発に動きますし、ジャンプや木登りも他の猫同様やってみせます。足の長さに関わらず尻尾は体の長さと同じくらいで、先端に向かうにつれて細くなっています。足の短いマンチカンは、後ろの二本足で立つ子もいるみたいですよ。短いからこそ重心が安定するのかもしれませんね。

概要で触れた通り、マンチカンの中で足が短いのは全他の約3割だけなんです。足が長くても血統がマンチカンであれば「マンチカン」として登録されます。足が長くても短くても性格は変わらないので可愛がってあげてくださいね。

4.性格・気質

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マンチカンを愛する人々は、その短足という特徴的な体格だけでなく、性格に対してたくさん魅力を感じているそうです。

人懐っこく甘えん坊

とても人懐っこく甘えん坊なため、飼い主さんにベッタリくっつくのは日常茶飯事で、立っていれば足元に体を寄せ、座れば足の上に乗ってきてくれます。初めて猫を飼う方にもオススメです。また、おもちゃなどで一緒に遊んでもらうことも大好きで、おもちゃを持つだけでハンティングポーズをとることもあります。

優しく社交的

その社交的な性格から多頭飼いにも向いていると言われています。先住猫がいる家庭にもオススメの猫種ですね。マンチカンはほとんどの子が優しく穏やかな性格をしているため、いたずらをしてしまっても強く叱らずに、根気強く優しく言い聞かせるようにするとよりよい関係が築けるでしょう。

好奇心旺盛で活発

様々なものに興味を持ち、家中を冒険するのが好きです。おもちゃで遊んでいても物音がすればすぐそちらに行ってしまうほど移り気なところがありますが、そこも可愛いポイントですね。また、ジャンプも木登りも得意で、全身を使ってよく走り回ります。遊ぶときは広い空間で遊んであげましょう。

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お留守番が得意

「甘えん坊な子だから家にひとりは寂しいのでは……?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、マンチカンは賢く聞き分けがいいと言われているため、実はお留守番も得意なんです。ひとりでもよく遊びますし、鳴き声は大きくなく、あまり鳴かないと言われています。

臆病な一面があり、気の強い子も

明るく元気なマンチカンですが、用心深く臆病な面もあります。きつく叱り付けたり、脅かすようにいけないことをやめさせるのは、恐怖心を抱かせるだけなので止めましょう。また、猫ちゃんにも個性があるため中には気の強い子もいます。「聞いていた性格と違う」と思うこともあるかもしれませんが、最後まで愛情を持って同居生活を送ってください。

5.マンチカンの価格について

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マンチカンの相場は15~35万円。足の長い場合は5~10万円

■短足の場合は15~35万円
■足が長い場合は5~10万円

マンチカンは足の長さによって値段が変わる傾向があり、基本的に足が短ければ短いほど高く、キャットショーなどに出場した猫ちゃんが親の場合は、さらに高値が付くこともあります。足が長かったり、ある程度成長していたりすると値段はさがる場合が多いです。

猫を飼う際の、平均購入価格は約7万円と言われているため、マンチカンは相場よりもかなり高い状態です。猫ちゃんの値段は人気によって変動するため、今後値段が下がったり、さらに価格が上昇する可能性があります。

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良いマンチカンをできるだけ安く買うためには?

■ブリーダーから直接購入する

ペットショップはブリーダーから子猫を仕入れて販売しているので、その分料金が加算されています。直接ブリーダーさんと交渉してマンチカンを購入することができれば、より安い値段で丈夫な子猫を迎えることができます。ただ、あまりにも相場よりも安い場合は、遺伝的疾患や病気を持っていたりするので注意が必要です。

知識が豊富、見学などを受け付けている、かならず血統書を付けてくれるようなブリーダーさんなら安心です。引き取ったあともアフターケアをしっかりしてくれるような場所を選んで、子猫を引き取ってくださいね。

6.しつけ

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トイレ

排泄は猫ちゃんにとって欠かせない習性なため、しつけは難しくありません。猫ちゃんが家にやって来たら、静かな場所にトイレを設置しましょう。頻繁に人が通ったり、明るすぎるような場所は、猫ちゃんが落ち着かないので止めましょう。

トイレの場所が決まったら、猫ちゃんのトイレサインを待ちます。食後などは特に注意してみているといいですね。サインが出たらすぐにトイレに連れて行きましょう。気が散ってしまうといけないので、騒がず、なるべく動かないようにして猫ちゃんの排泄が終わるのを待ちます。終わったら撫でて褒めてあげましょう。これを数回繰り返すことで、自分からトイレに行くようになります。

ショップやブリーダーさんから購入する場合は、以前使用していたものと同じトイレ・猫砂を使ってあげると、教えなくても自然と使ってくれます。

爪とぎ

爪とぎもトイレと同じように欠かせない習性なので、させないようにするのではなく、してほしい場所でしてもらえるよう教えましょう。まず、爪とぎには「板」「紙」「繩」「布」の4種類が存在します。猫ちゃんがどれを気に入るかはわからないので、できれば数種類用意してあげるといいですね。

爪とぎ器の用意ができたら、そこに猫ちゃんの足をこすりつけてあげるといいですね。自分の匂いがつくことで、そこがテリトリーの一部となり爪をといでくれるようになります。ただ、気に入らないと使ってくれないので、あまり無理やり使わせないようにしてください。もしタンスやソファなどの家具で先に爪とぎをしてしまった場合は、その素材と似たような素材のものを買うと、使ってくれる可能性が高まりますよ。

して欲しくないもので爪とぎをしてしまう場合は、板を貼り付けたり、苦手な匂いのスプレーを吹き付けておくなど工夫をしましょう。

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噛む

穏やかな性格のマンチカンと言えど、子猫のうちはじゃれつくために噛みつくこともあります。小さなマンチカンとじゃれるときはつい手や足を使ってしまうこともあるかと思いますが、噛みグセを誘発してしまう可能性があるので絶対にやめましょう。遊ぶときはおもちゃなど噛んでもいいもので遊んでください。

遊んでいるときに興奮して噛み付いてくることもありますので、そのときは低い声ではっきりと「ダメ」と言いましょう。怖がりな面も持つマンチカンには、大きな声や音は怖がらせるだけなのでオススメできません。遊ぶのをやめて無視してしまうのも効果的ですよ。構ってもらえないと思うと噛まなくなることもあります。

叱るときは現行犯で

「帰って来たら花瓶が割れていた・ソファの綿が出ていた」など、いつやったかわからないことは叱らず、現行犯で起きたことだけ叱るようにしましょう。前にやったことを怒られても猫ちゃんはわからず、ただ飼い主さんとの信頼関係を壊してしまうだけなので、すでに起きてしまったことには目をつぶるようにしてください。

叱らなくていい環境を整えましょう

「爪とぎ」も「高いところに登る」のも猫ちゃんにとっては当たり前のことです。爪とぎされて困るようなものを置かない、棚の上に置くものは固定する・そもそも置かないなど、叱らなくて済むような環境を作りましょう。お互いが気持ち良く暮らせるように、折り合いをつけるといいですね。

7.お手入れ

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爪切り

他の猫種よりは少々小柄なマンチカンを放し飼いにする方はなかなかいらっしゃらないかと思います。外で飼われている猫ちゃんは、アスファルトやブロックなど硬い地面を歩くことで爪が短く削れるため、爪切りは必要ないと言えます。

しかし室内の猫ちゃんは、フローリングや柔らかいカーペットの上を歩くため、爪は伸び続けてしまいます。爪とぎをしているからいいということはなく、爪とぎは「古い爪をはがし新しく鋭い爪を出すためのもの」、爪切りは「伸びた爪を短くするためのもの」です。定期的に爪の様子を見るようにしましょう。猫の爪はよく動くほど伸びるのが早いため、活発なマンチカンはこまめなチェックが必要と言えます。

最初から突然爪を切るのではなく、まずは足を触られることに慣れさせましょう。子猫のうちから肉球をぷにぷにと触っておくといいですね。切るときは足の上に抱えて、優しく声をかけながら行いましょう。無理やりやってしまうと、爪切りに対して悪い印象を持ち、次からが大変になってしまいます。

猫ちゃんがリラックスしたら、足の先を軽く押して爪を出します。切るのは先端部分だけで、爪の途中から見える薄紅色は血管なので切らないように注意しましょう。明かりに照らすとやりやすいですよ。初めのうちは1回1本でも大丈夫なので、焦らず怖がらせないように気をつけましょう。

慣れないうちは2人で協力して、1人は前足を持ちもう1人は後ろ足を持って行ってもいいですね。どうしても無理なときは病院などで切ってもらいましょう。しかし、子猫のうちは1週間ほど、成猫では2週間ほどで爪のチェックをしなければならないため、その度に病院に連れて行っては猫ちゃんにもストレスがかかってしまいます。

コミュニケーションも兼ねて、飼い主さんや家族が切れるといいですね。

ブラッシング

短毛種は1日1回ほど、長毛種は朝夕1回ずつのブラッシングとコーミングをしましょう。ブラッシングはスリッカーブラシというブラシを用いて行うもので、コーミングはコームというクシを使って行うものです。長毛種は特に抜け毛が多いので、丁寧にブラッシングするようにしましょう。

抜け毛が体に付着したままになっていると、グルーミングの際、毛を大量に飲み込んでしまい体内で毛が固まり、毛球症になってしまう可能性があります。換毛期など特に抜け毛が気になる時期は、ブラッシングの回数を増やしてあげるといいですね。マンチカンの艶やかな被毛を保つためにも、毎日欠かさずブラッシングしてください。

首回りやお腹などもきちんとブラシを通すようにしましょう。長毛種は下からクシを通していくと、毛が絡まり皮膚が引っ張られることがあまりないため、割とスムーズに行きますよ。中にはブラッシングが苦手な子もいるため、無理やりとかすようなことがないようにしてください。見慣れないものを突然体に当てられたら誰でも怖いと思うので、子猫のうちに遊び感覚でブラシと触れ合わせるといいですね。

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シャンプー

シャンプーが必要か必要でないかで言えば、必要とは言えません。しかし、ノミやダニの寄生、その他皮膚病を予防するためにも定期的にシャンプーしてあげるといいですね。猫は自分で体を舐めて綺麗にしているので、短毛種なら半年に1回ほど、長毛種でしたら月に1回ほどで大丈夫です。頻繁にシャンプーすると皮脂がなくなってしまい、逆に毛艶が悪くなり皮膚病を引き起こしてしまう可能性があります。

■下準備

猫ちゃんの体が収まるほどの桶や、ペット用のバスタブを用意しましょう。短毛種の場合は、別の容器にぬるま湯で薄めたシャンプーを準備しておいてもいいですね。夏や冬など季節によって温度を多少前後させてあげると、熱中症や風邪などの可能性も減っていいかもしれません。

また毛が濡れると、毛玉や絡まった埃などが取りづらくなってしまうため、事前にブラッシングは済ませておきましょう。爪切りも万が一暴れてしまった場合、引っかき傷を最小限に抑えるために必要ですね。

■濡らす

桶やバスタブに猫ちゃんを入れたら水勢を弱めてシャワーヘッドを当てながらぬるま湯で濡らして行きましょう。シャワーヘッドを当てることで水が飛び散らず、顔などが濡れることを防ぐこともできます。鼻などに水が入らないように注意しながら首から下を濡らして行きます。

■シャンプー

短毛種は薄めたものを、長毛種は直接シャンプーをかけましょう。直接かける場合も手でもんで人肌に温めてからでもいいですね。毛ではなく地肌を洗うように意識しましょう。指の腹でマッサージするように洗ってあげるといいですね。普段のグルーミングでは舐めずらい顎の下や汚れやすいお尻、脂っぽい尻尾の付け根はよく洗いましょう。

■洗い流す

全身くまなく洗い終わったら、きちんと流しましょう。脇などの死角はシャンプーが溜まりやすくなっているので、より注意して流してください。グルーミングしたときにシャンプーの成分が残っていると、体調不良を起こす原因となってしまいます。流すときも首から下へシャワーヘッドを当てるといいですね。

■リンス

短毛種はあまり必要ないかもしれませんが、長毛種はシルクのような美しい毛を保つためにきちんとリンスをしてあげましょう。軽く水気を切った毛になじませるようにリンスをつけて行きます。リンスは皮膚ではなく、毛を包むように行いましょう。尻尾の先から足の先まで、余すところなくつけてください。

■洗い流す

全体になじませたら流していきます。リンスは泡立たず見にくいかとは思いますが、シャンプー同様体内に取り込んでしまうと体調を崩してしまう可能性があるため、きちんと洗い流していきます。足の付け根や足の裏など、目が届きにくところも余すとこなく流しましょう。

■タオルドライ

シャンプーやリンスがきちんと流されたのを確認したら、手で水気を切ります。上から下に落とすように手でなぞり、だいたいの水滴が落ちたら全身が包まるようなバスタオルで体を覆います。何枚かタオルを用意しておき、タオルがびしょびしょに濡れてしまう前に新しいものに交換すると、早く乾いていいですよ。

■ドライヤー

タオルで取れる水分を全部取ったら、ドライヤーで乾かしていきます。ドライヤーの音に驚いてしまう可能性もあるので、事前に慣らしておきましょう。風は弱めにして、体から離してドライヤーがけをしてあげてください。ドライヤーと体が近いと火傷をしてしまう可能性があります。短毛種はブラシを、長毛種はクシを使いながらとかしてあげるといいですね。

耳掃除

耳掃除の間隔は人間や猫によって変わってきますので、明確に何回とは言えませんが月に1〜2回ほで大丈夫です。イヤーローションやオリーブオイルで湿らせたガーゼなどを使って、外耳部分を拭いてあげてください。綿棒は動いた時に奥までさしてしまう危険性があるため、使わないようにしてください。シャンプー中に掃除してあげてもいいですね。

8.かかりやすい病気と寿命

寿命

11年〜13年が平均だと言われています。室内飼いの猫ちゃんの平均寿命が15年ほどなので、少々短いかもしれないですね。もちろん、猫ちゃんがストレスなく過ごせるような環境であれば、もっと長い時間一緒にいることができます。是非猫ちゃんにとってよりよい環境を整えてあげてください。

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椎間板ヘルニア

足長の子より短足の子のほうがかかりやすいので、短足マンチカンを飼う方は注意しましょう。

犬のダックスフントなどと同じように足が短く胴体が長いという特徴から、背骨に負担がかかりやすくなっています。激しい上下運動や肥満、加齢によって腰に負担がかかり、椎間板が末梢神経を圧迫することによって激しい痛みを引き起こす病気です。特に肥満によるヘルニアの確率は他の猫種より高いといえます。

人間でも起こりうる病気ですが、人間と違うのはマンチカンは死んでしまう可能性もあるということです。「足を引きずる」「運動しなくなる」「足などに痛みがある」など、歩き方に違和感が見られたらすぐに病院に行くようにしましょう。症状が痛みのみなど軽度な場合は、ステロイド製剤の投与やレーザー治療を行い、重度の場合は、外科手術を行います。

子猫には栄養価の高いフードをあげますが、成猫になったてからも同じものをあげてしまうと、カロリーオーバーになってしまいます。また、不妊手術をした猫ちゃんは太りやすいと言われているため、成長や環境に応じてエサを変え、適度な運動をさせることが大事ですね。

毛球症

長毛種のマンチカンに多い病気です。

マンチカンの長毛種は毛が抜けやすいと言われています。ブラッシングで抜け毛をとっていないと、グルーミングの際に大量に毛を飲み込み胃の中で溜まって固まってしまいます。普通であれば吐き出される毛玉が吐き出されず、胃の中にとどまり大きくなって胃や腸を傷つけるのが毛球症です。

便秘が続いていたり、食欲がなくなってきた、頻繁に吐く場合は、毛球症が考えらるのですぐに病院に行きましょう。最悪の場合、ごはんが食べられず死んでしまうことがあります。毎日欠かさずブラッシングとコームングをし、換毛期には特に気をつけて抜け毛を除去しましょう。

猫伝染性腹膜炎

コロナウイルスに属する猫伝染性腹膜炎ウイルスの感染によって起こる病気です。ウイルスに感染した猫の糞尿や唾液、鼻水などから経口感染します。初期症状として「発熱」「食欲不振」「嘔吐」などが見られ、次第に「下痢」や「体重減少」が起こり、最終的に腹膜炎を発症します。

腹膜炎になると上記の症状に加え、「脱水」「便秘」「呼吸困難」「腹水や胸水の貯留」「眼・腎臓・肝臓などの障害」「てんかん」「歩行困難」「感覚麻痺」などが現れることがあります。対症療法で症状を緩和させることはできますが、明確な治療法はなく、致死率が非常に高い恐ろしい病気です。

予防法としては、感染している猫と接触させないことはもちろんのこと、ストレスを与えないような環境を作りましょう。多頭飼いは感染のリスクが高まりますが、ウイルス自体の感染力は弱いため、複数飼う場合は定期的に消毒をするようにするといいですね。

最後に

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取り上げられるのは短足のマンチカンが多く、足長マンチカンの存在を知らない方もまだいらっしゃるかと思います。しかし、マンチカンの愛されるポイントは容姿だけでなく、「甘えん坊で好奇心旺盛」という性格が占める部分も多くあるでしょう。「足長だから」「短足だから」と分けるのではなく、マンチカンを飼う際はその性格にも注目してあげてください。きっと素敵なパートナーになってくれると思いますよ。

飼い主さんが新しい家族をお迎えして、幸せなペットライフを過ごせますよう祈っています。

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