【トイプードル】生後2ヶ月のしつけ方
トイプードルが産まれて2ヶ月目。この時期はどんな風にしつけをしたらいいのでしょうか? そもそも、2ヶ月の子犬にしつけをすることは可能なのでしょうか?
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トイプードルの子犬のとの接し方
■親犬が、厳しくなってくる生後2ヶ月目。
親犬は、子犬がまだヨチヨチ歩きのときには、しきりに舐め愛情を注ぎますが、もう生後2ヶ月となれば、走り回り、暴れ、もう赤ちゃんは卒業して親犬もほとんど構いません。
それどころか、普段は構わず、 子犬たちが悪いことをした時には、しっかりと叱るようになります。
つまり、生後2ヶ月とは、生まれてから初めて社会的に”しつけ”を受ける時期なのです。
■遊びの中で、しつけを覚えさせてあげましょう
ですが…一方で2ヶ月なのでなんの知識もありません。難しい、成犬のしつけテクニックなどは、使っても子犬にとってはわからないのです。生後2ヶ月ほどの子犬には、遊びの中でしつけを教えていくことが有効でしょう。
■しつけの一番の敵は…トイプードルの可愛さ!
生後2ヶ月など、まだまだとっても可愛くて、ついつい甘やかしてしまいがち…
ですが、そんなトイプードルの可愛さに負けて、わがままなままで育ててしまうと、1年ほど経って、子犬からしっかりと自立を始めたときに、犬がリーダーだと思い込み、言うことをまったく聞いてくれなくなることもあります。
生後2ヶ月…
とっても可愛い時期ですが、甘やかしには注意が必要です!
逆に、トイプードルは、とっても賢いワンちゃんなので、一度しつけを覚えたら大丈夫ですし、覚えることも早いでしょう。だからこそ!最初のしつけは、とっても大切です!
トイプードルの具体的なしつけの方法!
トイプードルのしつけは生後2ヶ月頃から行うといいでしょう。ワンちゃんも徐々に知恵をつけて物事を理解していってくれるので、最初はうまくいかないことも多いでしょうが、根気強くあたたかく見守りながらしつけてあげましょう!
基本のしつけ「伏せ」「お座り」「待て」
しつけの基本といえば「お手」のイメージがありますが、お手はあくまでもコミュニケ―ションをとる目的なので生活において実践的にはあまり役に立ちません。まずは「伏せ」「お座り」「待て」を覚えてもらいましょう!
飼い主さんがワンちゃんの首を軽く支え、腰を下ろしてあげて強制的に「お座り」の体勢を取らせる方法もありますが、出来れば自然に行いましょう。エサを鼻先まで持っていき、ゆっくり頭の上にあげていきます。そうすることで、自然とトイプードルはお尻を床につけるのでお座りの体勢になります。これが出来ればご褒美を与えてあげましょう。これを繰り返し行い習得させてください。
「待て」は、おとなしくなるまで腰を離してエサを与えないことです。腰を抑えて、大人しくなったらご褒美をあげましょう。
■【アイコンタクト】
アイコンタクトは犬と飼い主さんの信頼関係・主従関係を作るためにも必要な動作です。こちらもエサを使ってトレーニングしましょう。目を合わせることが出来ればご褒美を与えて沢山褒めてあげてください。徐々にエサ無しで行い、最終的には言葉だけでアイコンタクトをとれるようにしましょう。
■【おいで】
「おいで」は離れたところから、飼い主のところまで呼び寄せる動作です。これができれば、危険な場所からの回避やいたずらなどを止めることができますね。まずは「アイコンタクト」をして、フードを鼻先につけ、においを嗅いできたら、数歩後ろに下がり、近づき、体を密着させてきた時点でご褒美をあげましょう。
これも同じように、言葉を加え、フード無しと段階的に行っていきます。
適切なしつけは、そのあとのワンちゃんと飼い主さんの関係がもっと良くなり、楽しくなります。
ぜひ、ワンちゃんの様子を見ながら、ペースを合わせて教えていってあげてくださいね !!