犬の足をケアしよう! 爪はどのくらいの長さでカットする?

犬の足をケアしよう! 爪はどのくらいの長さでカットする?

犬の体のケアは、健康を維持するためにとても大事です。毛のお手入れを心かけている人は多いかと思いますが、意外と爪を気にしている人は少ないのではないでしょうか。長さによっては歩行に影響が出る場合もあるので、適度な長さでカットしましょう。

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毛のブラッシングを心掛けている飼い主さんは多いとは思いますが、爪のお手入れを気にしている飼い主さんは少ないのではないでしょうか。犬の爪も人間と同じように伸びるので、切らなければいけないことがあります。

1.犬に爪切りって必要なの?

■月に1度の頻度で必要
■地面に爪の先が着くぐらいが切り時

犬の爪は人間と同じように、時間がたてばどんどん伸びていきます。爪の奥には血管と神経が通った組織があるため、爪を切る際に気を付けないと血が出てしまう可能性があります。

爪のすり減り具合は犬の歩き方や運動量によって異なりますが、地面に爪の先が付かないぐらいの長さが、爪切りの目安と言われています。ただし、人間の親指に当たる、前足内側の爪(狼爪)は地面に触れることがないため、月に1回程度切る必要があります。

爪を切らないとどうなるの?

■伸びすぎると足の裏に刺さる
■歩行に影響が出る
■伸ばしすぎると血管も伸びる

爪は足裏のほうに向かって伸びていくため、爪が伸びすぎると足の裏に刺さってしまい、犬は痛くて歩けなくなります。また、爪の中にある、血管と神経が通った組織は爪と同じように伸びていくため、長くなすぎると、短くするためには組織ごと切らなくてはいけなくなってしまいます。

2.どうやって切ったらいいの?

必要なもの

■爪切り(ギロチン型がおすすめ)
■ヤスリ(人間用でも可)
■止血剤

犬の爪は硬く切りにくいので、人間用のものでは切ることができません。必ず犬用の爪切りを用意し、切りやすいタイプのものを用意しましょう。飼い主さんやトリマーさんの間では、ギロチンタイプと呼ばれるペンチのような形状をしているものが使いやすいと評判です。他にもハサミタイプやニッパータイプなど、様々なものがあります。

切った断面をそのままにしておくと、ワンちゃん自身や飼い主さんを傷つけてしまう可能性があるため、ヤスリをかけるようにしましょう。こちらは人間タイプのものでも問題ありません。万が一怪我をしてしまったときにすぐに止血できるように、止血剤も用意しておくといいですね。

爪を切り始める前に、肉球の部分を押して長さを確認しておきましょう。犬の爪の色にもよりますが、白い爪であれば、爪の中にピンク色の組織が見えるはずです。この部分を切ってしまうと出血してしまうので、注意してください。

爪切りの手順

1.爪切りを行う肉球を、爪切りを持ってない手で固定する
2.血管の手前で一気に切る(慣れない時は少しずつ)
3.角度を変えながら、爪が丸くなるように切る

爪切りは、犬が嫌がりだす前に手早くやるのが良いですが、慣れないうちにはゆっくりと丁寧にやりましょう。白い爪の子の場合は、血管の位置がわかりやすいため、血管の手前まで切ることができますが、黒い爪の子は血管の位置が分かりにくいため、徐々に切ることが必要になります。

基本的には血管から遠い部分ほど、爪ががさついていることが特徴で、根元に近づくほどしっかりとしていて色艶もよくなります。黒い爪の子は少しずつ切り落とし、不安なようなら途中からやすりで削るようにしましょう。切っているとき爪の中心に白い膜のようなものがうっすらと見えたら、血管がある証なので切るのをやめてください。

やすりで爪をまるくすることで、絨毯などにひっかかなくなりますよ。

ワン! ポイントアドバイス★

■足に触られることに慣らしておく
■何日かに分けて爪を切る
■飼い主さんもリラックスして爪を切る
■5本目の爪を切るのを忘れずに

犬にとって足先は元々、触られたくない部分なので、幼少のころから足先に触られることに慣らす必要があります。足先を触ったら褒めておやつをあげる、爪切りをもっておやつをあげる、爪に爪切りを当てたら褒める、という風にして爪を切られるという状況に慣らしていきましょう。

慣れないうちは、すべての爪を一度に切るのではなく、数日に分けて切ることも方法の一つです。犬が嫌がり始めたら切るのをやめ、時間をおいて切ってあげることで、一度に犬が感じるストレスが軽減されます。終わった後は沢山褒めてあげて、おやつなどのご褒美をあげることも大切ですよ。

爪を切る際には、怪我をさせないように飼い主さんも緊張しがちです。飼い主さんが怖がっていると、犬にも感情が移ってしまい、余計に嫌がるようになるので、まずは飼い主さんがリラックスして、安心して爪を切ることができる環境を整えてあげましょう。

犬の5本目の爪に当たる「狼爪」は忘れがちなので、必ず切るようにしてくださいね。

3.犬の爪で見つけよう! 病気の早期発見

爪、そして足などの状態をチェックしておくことで病気などの早期発見ができることも。

■爪の周りに脱毛が見られる
■足に腫れがある

脱臼や骨折、関節炎などのほか、骨肉腫や扁平上皮がんなどの怖い病気のサインもあります。
おかしな症状を見かけたら、すぐに獣医師さんのところに行きましょう。

爪を切るということは、同時に足の健康チェックを行うことにもなります。患部の骨が腫れる骨肉腫や、皮膚にただれや潰瘍ができる扁平上皮がんなどは、足や爪に腫れや脱毛が見られることがあるので、爪を切るさいにチェックしておけば病気の早期発見に繋がります。

他にも骨折や関節炎、脱毛など様々な症状が足に現れることがあるので、異常がみられたらすぐに病院へ連れていきましょう。

爪切りが難しい場合は…

飼い主さんがご自分でやられるのが難しいと感じた時は、無理をせず動物病院やプロのトリマーさんにお願いしましょう。

切り方のコツなども聞くと教えもらえます。

最後に

ワンちゃんの爪の様子を観察していると、全体的な体調の変化にも観察しやすくなりますね!

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