仔猫が生まれてから目が開くまでの期間はどれくらい?

生まれたての仔猫は、まだ目が開いていません。生まれてからどれくらい経過すると目は開くのでしょうか。仔猫を育てていくための心構えと共に紹介していきます。

  • サムネイル: ひなた ふゆみ
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監修:電話どうぶつ病院Anicli(アニクリ)24 三宅亜希院長

赤ちゃん猫の目が開くのはいつ?

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猫は1回の出産で、平均して1~8匹の仔猫を産むそうです。生まれて間もない仔猫は、歩くこともままならず、両目とも開かない状態で、視覚はまったくありません。それでも、感触だけで母猫のおっぱいの場所を探してしまうのですから、動物ってすごいなと感じてしまいます。

仔猫の両目が開く正しい期間は、平均生後10日前後といわれています。個体差があるので、これより早く開く猫ももちろんいます。逆に、その期間を過ぎても目が開かないことがあります。単純な個体差によるものもありますが、猫風邪などの感染症が原因になっていることもあるので注意しましょう。

猫風邪は、猫の鼻や口、喉、目にみられる感染症で、猫ヘルペスウイルスや猫カリシウイルスが原因となることが多いですが、細菌やクラミジアなどによるものもあります。室内飼育の母猫が室内で生んだ仔猫ではあまりみられませんが、野良猫の仔猫を保護した際などは、多くの猫で発症がみられます。

目に感染したウイルスなどにより、涙や目やにが出てしまい、正常に目を開けることができなくなってしまいます。

軽度の場合は、やさしく目やにを拭き取ることで目が開いてくることもありますが、基本的には内服薬や点眼薬などが必要になるため、動物病院を受診することをおすすめします。

赤ちゃん猫を育てる心構え

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生まれたての仔猫を人間が育てるというのは、思っているより大変なことです。仔猫の目が問題なく開いてくれたとしても、そのほかにも様々なところに気を配る必要があるからです。

生後6日までの仔猫は、自分で体温を維持することができません。母猫がいない場合は、人工的に保温してあげる必要があります。カイロや、人肌程度のお湯が入ったペットボトルを布で巻いたものなどを使いますが、低温火傷や、冷えてしまったペットボトルに逆に体温を奪われることがあるため、注意深く観察する必要があります。

また、仔猫は自分で排泄することができないので、母猫がいない場合は、人間が世話をしてあげなくてはなりません。陰部や肛門を、濡らして軽く絞ったガーゼを使って刺激します。便秘になることもあるため、排便が確認できない時は必ず動物病院で診察してもらいましょう。

生まれたての仔猫がいる場合は、付きっきりになると覚悟しておきましょう。最初の大変な時期を無事に越えることができれば、楽しい共同生活が待っています。そのためにも、正しい知識を持って仔猫と向き合うことが大切です。

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