フェレットの特徴や性格、飼い方について
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フェレットの特徴や性格、飼い方について

慣れると甘えてじゃれてくる、かわいいペット、フェレット。フェレットの特徴や性格、飼い方や飼育難度についてまとめました。

  • サムネイル: 下田ウニ子
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フェレットの特徴や性格

フェレットはイタチの一種です。その歴史は古く、紀元前1500年に古代エジプト人がフェレットを飼っていた記録が残されています。野生には存在しておらず、飼育動物として人に飼われて生きてきました。

体長は40cm弱、しっぽの長さは20cm程度で、頭のてっぺんからしっぽの先まで含めると60cmほどの大きさになります。細長く、やわらかいカラダが特徴で、狭い場所に入り込むのが得意です。視力はあまり良くありませんが、獲物のニオイをかいだり、なわばりを示したりするための優れた嗅覚と、獲物の存在を感知するための並外れた聴力を持っています。また、肛門のわきの部分に臭腺(しゅうせん)という、独特のニオイを出す腺がありますが、ペットとして飼われる準備ができている個体については、基本的に除去されています。

性格は活発で好奇心旺盛。ケージから出して室内で自由に遊ばせてあげると、とても喜びます。個体差はありますが、寿命は平均6年~8年程度といわれています。

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フェレットの飼育難度について

初めて動物を飼う人にとって、フェレットは飼育難度の高い動物といえるかもしれません。ペットとしての歴史が長いフェレットですが、心が通じ合い、慣れるまでには少々時間が必要で、なおかつ、トイレなど基本的なしつけはできるものの、人懐っこく活発な性格のためか、遊びに夢中になりすぎて、しつけられたことを忘れてしまうこともしばしばあります。飼い主の想定を超えることをするので、動物によるハプニングに不慣れな人にとっては、難度の高い動物になってしまうこともあるでしょう。

フェレットにとって、食事の時間と寝る時間以外は全て遊びの時間であるといっても過言ではありません。そのため、一緒にいる間は常にフェレットと遊ぶことができ、多少のいたずらや迷惑を気にしないでいられる人におすすめです。

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フェレットの飼育難度比較

フェレットを飼う際に注意しておくべきことを、飼育難度と共に紹介していきましょう。

ケガ(飼育難度:★★★★)

フェレットはそのカラダの特徴を活かして、思いもよらないほど狭い場所に入り込みます。奥に入り込んで、出てこられなくなることも少なくありません。引っ張り出す際に思わぬケガをしてしまうこともあるでしょう。また、目があまり良くないため、高いところに登った際、誤って落下し、ケガをすることもあります。フェレットを飼う際は、ケガに対して、とくに注意が必要です。

感電・誤飲(飼育難度:★★★★)

フェレットには噛み癖があり、電気のコードやテレビのアンテナを思いきり噛んで、感電してしまうケースが多々あります。加えて、ビー玉やタバコの吸い殻、ボタン、薬品類などを口に入れ、誤って飲み込んでしまうこともしばしば。フェレットが遊ぶ部屋にはそうしたものを置かない、もしくはフェレットが近づかないよう対策をとる必要があります。

病気(飼育難度:★★★)

フェレットは副腎に腫瘍ができやすいという性質を持っています。どんなに気をつけていても、腫瘍ができてしまうことはありますが、定期的に健康診断を受けるなどして、体調の変化を見過ごさないようにしましょう。

暑さ・寒さへの対応(飼育難度:★★)

フェレットには、寒さには比較的強いものの、暑さに弱いという弱点があります。真夏に室内の温度が上がるとすぐに熱中症にかかってしまうので、暑さ対策は十分に行ってあげてください。温度や湿度のチェックのほか、直射日光にも気をつけておきましょう。

予防接種(飼育難度:★★★)

フェレットにリードを付けて屋外を散歩させることができますが、その際にはインジステンパーウィルスの混合ワクチンと、フィラリアの予防接種を行っておく必要があります。予防接種が完了しても、屋外に連れ出すならまだ油断は禁物です。草むらなどで、ダニやノミに寄生されるおそれがあります。そのため、フェレットを屋外に連れ出した時は、帰宅後に必ずシャンプーをして、カラダを清潔に保ちましょう。

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フェレットの飼育の難しさを中心に説明してしまいましたが、フェレットはトイレのしつけをすれば覚えた場所で排泄をしてくれますし、じゃれて甘えてくる姿はとても愛らしいものです。フェレットのいる生活に慣れた飼い主からは、毎日が充実していて、とても楽しいという声もよく聞かれます。ペットショップに何度も通ってフェレットに慣れながら、知識を身につけていけば、飼育難度はグッと下がるのではないでしょうか。

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