実は飼い方が難しいフェレットの飼い方まとめ

実は飼い方が難しいフェレットの飼い方まとめ

とても懐きやすく、人と遊ぶことが大好きな元気いっぱいのフェレットですが、意外と飼い方が難しいことをご存知ですか? 室温調節やしつけなど、しっかりと考えてあげないといけないことがたくさんあります。飼うときに知っておきたいことをまとめました。

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    なつめ
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もくじ

1.フェレットの特徴
2.フェレットを選ぶときの注意点
3.フェレットの飼い方
4.フェレットのしつけ

とっても元気なフェレット!飼育方法にはいくつの注意点もありました。
フェレットの飼い方についてみていきましょう!

1.フェレットの特徴

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フェレットとは

フェレットとは俗にいう「エキゾチックペット」に分類される、野生のイタチにルーツを持つ動物。
ただ他のエキゾチックペットと比べてもペットとしての歴史は長く、今では犬・猫と同じような「コンパニオンアニマル」として人間社会に溶け込んでいます。

■飼い主にとても懐く
■遊び好き
■芸も覚える

フェレットは小さいながらとても知能が高い動物です。犬や猫ほどではありませんが、毎日欠かさずコミュニケーションを取ると、飼い主さんの顔や匂いを覚えておねだりをしたり、名前を呼べば来てくれるようになります。

活発で好奇心旺盛なため、飼い主さんと遊ぶ時間が大好きです。おもちゃは犬猫用のもので構いませんので、できるだけケージの外に出して遊んであげるようにしましょう。狭い場所や隙間に入ることも好きなので、かごや箱などを用意してあげると、とても喜びます。

フェレットによっては芸を覚える子もいます。犬ほど高度な技はできませんが、お手やおかわり、お腹を見せるポーズなどは、教えればできるようになります。動画サイトなどには、もっと高度な芸ができる子などが紹介されているので、参考にすると良いかもしれません。

ただ、好奇心旺盛で狭いところにも入り込むため、脱走することがあります。入ってほしくない場所や、イタズラされたくないものがある場合は、目を離さないように注意してくださいね。

フェレットを飼うのにはお金がかる

■初期費用(生体代金や日用品) 5~10万円
■餌・トイレ代 毎月3000円
■病院代 (一回最低)1000円
■予防接種代 (年一回)8000円
■フィラリア予防薬 (5月~12月)8000円
■毛玉除去・フェレットバイト 年2個ずつ (6000円)

初期費用はフェレットの値段や、ケージ、おもちゃ、などが含まれます。フェレットは体が小さく、どこにでも入り込んでしまうため、事故を防ぐためにも外で遊ばせるとき以外にはケージに入れるようにしましょう。他にも、フェレットを外で散歩させる場合にはリードやシャンプー、ノミ・ダニ避け薬などが必要になります。

毎月にかかる餌代とトイレ代は約3000円前後です。また、「フェレットバイト」という栄養剤はフェレットが好む味付けがされているため、しつけのご褒美として用いられます。

更に、考えておくべきなの病院費です。年に1度の予防接種の他にも、蚊が媒介する病気であるフィラリアを予防するためのワクチン接種が、毎年5~12月の間に行われます。フェレットの健康に大きく関わるので、必ず予防接種を受けるようにしましょう。

フェレットが亡くなる原因として一番多いのが、癌だと言われています。他の病気をふせぐためにも定期的な健康診断を欠かさず、きちんとした栄養管理をすることが大切です。病気によっては長期の通院になる可能性もあるので、あらかじめ病院費を貯金したり、フェレットが入れる保険に加入すると良いでしょう。

去勢・避妊手術

■避妊・去勢済がスーパーフェレット
■避妊・去勢をしていないのがノーマルフェレット

避妊や去勢、臭腺を取り除く手術が行われているフェレットを、スーパーフェレットと呼びます。性格が穏やかで、体格がやや小さいのが特徴で、日本国内のショップにいるフェレットのほとんどがこの種類です。繁殖することはできませんが、扱いやすい性格なので、飼育しやすいというメリットがあります。

反対に、避妊や去勢をしていないフェレットをノーマルフェレットと呼びます。スーパーフェレットと比べて活発で体格が大きく育ち、病気になりにくいのが特徴です。しかし、発情期には攻撃的になったり、悪臭を放つ分泌物を付着させるため、飼育しにくいというデメリットがあります。

日本国内でもノーマルフェレットを取り扱っているショップはありますが、繁殖させたいなどの理由がなければ、避妊済のスーパーフェレットを迎えることをオススメします。

寒いのも暑いのもだめ!

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■気温は15~22度が適温

フェレットは寒暖差に弱いため、留守中にも室温を管理する必要があります。特に夏は熱中症を起こしやすいため、エアコンをつけて出かけることを忘れないようにしてあげましょう。また、急な故障や停電などに備えて、冷感マットや多めの飲み水などを常備してあげると安心です。

暑さと比べて寒さにはやや強い傾向がありますが、管理された室温のなかで暮らしているフェレットは寒さに対する抵抗力が落ちています。ケージの中に暖かい毛布やベッドなどを作り、留守中にも寒くないように対策してあげることが大切です。

季節の変わり目には、温度変化により体調を崩しやすくなるため、注意する要があります。常に15~22度の室温に保てるように気を付けてあげてくださいね。

2.フェレットを選ぶときの注意点

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健康チェックをしましょう!

■目やあごにカサブタがないか
■下痢をしていなか
■毛並みや肉球につやがあるか

フェレットを選ぶ際には、健康チェックを必ず行いましょう。目やあごに傷やカサブタがないか、顔色は悪くないか、下痢などをしていないかを確認し、店員さんに体調についてしっかりと聞いておきましょう。

3.フェレットの飼い方

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フェレットを迎えるまでに準備するもの

■ケージ
■トイレ
■食器と給水ボトル
■キャリー
■温度計
■今まで食べていたフード

フェレットが落ち着ける場所を作るためにも、必ずケージを用意してあげましょう。柔らかい毛布などを引いて、ベッドになるようなクッションなどを置いてあげるとベストです。ケージの中に入れるトイレや食器、給水ボトルなども揃えましょう。

また、適した室温を保てているかチェックするために温度計も必要です。フェレットが温度計をかじる可能性があるので、ケージの中に取り付けるよりは、近くの壁などに設置してくださいね。

急に食べ物が変わると体調を崩す可能性があるので、お家にお迎えする際には、今まで食べていたフードを準備してあげましょう。餌を変える場合は、ゆっくりと時間をかけて切り替えていくようにすると、フェレットの体に負担をかけずに済みます。

フェレットが我が家に来たら…

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■静かな場所に置く
■触らずに環境に慣らす

今まで暮らしていた場所から、急に見知らぬ場所に来てフェレットはびっくりしています。お家にお迎えした日はできるだけ刺激しないように、静かで落ち着いた場所にケージを設置し、触らずに時折様子を見る程度にしましょう。

お家の環境に慣れるまでは時間がかかることがあります。ストレスをかけないためにも、フェレットが落ち着くまで気長に待ってあげることが大切です。

4.フェレットのしつけ

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トイレ

■きちんとしつければトイレも覚える
■ケージ外にもトイレを設置

フェレットはとても賢い生き物なので、しつければトイレの場所も覚えてくれます。生後間もないフェレットを迎えた場合は、早いうちからトイレのしつけをはじめ、大人になってから苦労しないようにしたいですね。排泄物をあらかじめトイレに置いたり、排泄時の行動を見計らってトイレに誘導するなどの方法が効果的です。

少しでもトイレが使いづらいと、しつけをスムーズに覚えてくれないことがあります。トイレはケージの隅に置き、常に清潔に保ち、快適な環境を保つようにしてあげましょう。

ケージの外で用を足すことができるように、フェレット用のトイレを一つ多めに購入しておくと安心です。

噛みぐせ

■大声を出して叱る
■名前を呼ばずに「コラ」などで統一する

フェレットには上下に鋭い歯が生えているため、甘噛みやじゃれついたときに咬まれると、出血を伴う怪我をすることがあります。また、イタズラでコードを噛み、感電する危険性もあります。

噛み癖をしつけるには大きな声で叱る方法が効果的とされています。名前を呼んで叱ると、フェレットが「名前を呼ばれると嫌なことが起きる」と認識することがあるため、「コラ!」や「やめなさい!」などの言葉で統一して叱るようにしましょう。

噛み癖矯正グッズとして、フェレットが嫌いな味や匂いが含まれたスプレーも販売されているので、どうしてもしつけがうまくいかない場合は、これらを活用することも方法の一つです。

最後に

フェレットは室温管理やしつけなど、気を付けなければいけない点が多いですが、その分たくさんの癒しや楽しみをくれるペットです。日々の生活に潤いを与えるためにも、フェレットをお迎えしてみてはいかがでしょうか。

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