猫が赤ちゃんみたいな鳴き声を出すのはどんな時?

猫を飼っている人ならば、猫が人間の赤ちゃんのような鳴き声で鳴いているのを聞いたことがあるかもしれません。普段とは違うその鳴き声には、どんな意味があるのでしょうか。

  • サムネイル: ひなた ふゆみ
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監修:電話どうぶつ病院Anile(アニクリ)24 三宅亜希院長

何かを要求している

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猫は、猫同士でも鳴き声で意思の疎通を図ることがありますが、人相手の場合は、鳴き声と報酬を結びつけて学習している可能性もあります。何かをおねだりしたくて鳴いた時に、その要求がすぐに叶えられれば、以降猫は同様の要求を伝えるために、その時と同じ鳴き声を発するようになるということです。

発情期を迎えている

猫が人間の赤ちゃんのように鳴くケースの一つとして、その猫が繁殖期を迎えているということが考えられます。猫は季節発情動物といわれ、発情期と日照時間が関係しています。1日の日照時間が長い1~9月を繁殖期とし、この期間に何度か発情を繰り返します。多くのメス猫がその時期になると、赤ちゃんのような鳴き声を出します。

これは、発情期を迎えたメス猫が、繁殖期であることをオス猫に知らせていると考えられます。この声を聞いて現れたオス猫が、メス猫に気に入られることができれば、交尾が始まります。

メス猫は避妊手術をすることで発情しなくなるため、このような鳴き方をすることもなくなります。発情期のメス猫の鳴き声は非常に大きく、近所迷惑にもなりかねません。また、発情は子孫を残すための本能なので、発情期に交尾ができないことは、猫にとって大きなストレスにもなります。飼い主として繁殖を考えていない場合は、愛猫の心身の健康のためにも、避妊手術を検討してみてください。避妊手術により、乳腺腫瘍の発生率なども抑えることができます。

相手への威嚇

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猫の繁殖期には、メス猫をめぐってオス猫同士がケンカをすることがよくあります。この時、オス猫が相手を威嚇するために、赤ちゃんのような鳴き声を発することがあります。一般的に猫の威嚇というと「シャーッ」と鳴くイメージがあるかもしれませんが、繁殖期以外にも、自分の縄張りを侵してくるような猫を発見した場合や、人間に向けてこの鳴き声を発することもあります。

今回の赤ちゃんのような鳴き声以外にも、猫の気持ちを表現する鳴き声は様々です。その声にしっかり耳を傾けることで、猫との信頼関係を深めていきましょう。

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