ミニブタをペットに迎えたい。おすすめの購入方法は?
ミニブタをペットとして迎えたい場合、どうすればよいのでしょう? ミニブタの特徴や、迎え入れる方法などをまとめました。
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ミニブタとは
「ミニブタ」と聞くと、せいぜい小型犬くらいの小さなブタをイメージする人が多いかもしれませんが、それは違います。ミニブタとは、体重200~300kgに成長する家畜用ブタより小さなブタの総称です。
カラダの大きさ
ミニブタの代表的な品種であるポットベリー種は、体長と体高が50cmほど、体重は40~50kg程度に成長します。 犬でいうと、サイズ的には中型犬と同程度ですが、体重は大型犬とほぼ変わらないくらいに大きくなります。ただし、これはあくまで平均的な数値であり、体重100kgほどにまで成長する個体も少なくありません。ミニブタの「ミニ」は「家畜用ブタより小さい」ということであり、サイズがミニというわけではないことを、はじめに理解しておきましょう。
寿命
ミニブタの寿命は、個体差はありますが、平均15年程度であるといわれています。生後6週から引き取ることができ、3歳で大人のブタとして成熟した後、15歳くらいまで飼い主と共に生きていきます。15年というと、0歳だった赤ちゃんが高校生になるまでの期間とほぼ同じです。人によっては結婚し、子どもが生まれるなど、ライフスタイルが大きく変化することもあるでしょう。ほかのペットも同様ですが、ミニブタを迎え入れる際にはこれから15年の間ずっと一緒に暮らしていけるかどうか、もし平均よりカラダが大きくなってしまっても飼い続けていけるかをしっかりと考える必要があります。
しつけ・コミュニケーション
ミニブタはかなり賢く、しつけもできます。キレイ好きでトイレの場所も覚えますし、きちんとしつければ、体型の関係で難しいものを除き、犬とほぼ同じ芸ができるようになるといわれています。ミニブタは飼い主の言葉や感情などをよく理解していて、名前を呼ぶと返事をしたり、食べ物のおねだりをしたりするなど、コミュニケーションをとることも可能です。飼い主の側も、飼っているうちに鳴き声を聞いてミニブタの機嫌や感情が分かるようになるようです。
ミニブタの販売
ミニブタを迎え入れる方法は、大きく分けて二つあります。一つはペットショップで購入する方法、もう一つはブリーダーから直接引き取る方法です。どちらの方法を選択してもよいですが、ミニブタに関してはブリーダーから直接引き取ることをおすすめされるケースが多いかもしれません。なぜなら、ブリーダーから購入する際は、これから迎え入れるミニブタの親を見ることができ、成長したときの姿が予想できるからです。ミニブタについての知識が豊富なブリーダーに、飼育時の疑問や心配ごとなどを相談することもできます。また、ペットとしてのミニブタ人気は高まっているものの、詳しい人はまだまだ少ないため、相談できる相手がいるというのは、飼い主にとってもミニブタにとっても、ありがたいことといえます。
また、上記のような条件を満たせるのであれば、ブリーダーではなくペットショップを利用するという選択肢もあります。自宅から近いペットショップで購入すると、ミニブタに詳しい動物病院を紹介してもらえることもあります。ミニブタを診療できる病院はあまり多くないので、そうした情報を共有してもらえるメリットは大きいでしょう。病院の情報は、ミニブタのブリーダーからももちろん共有してもらえますが、立地が遠いことが多く、実際に通えるかどうかは難しいことがあるかもしれません。
ちなみに、ミニブタの販売価格は購入先によって幅がありますが、5万円~15万円というのが一般的です。これを大幅に上回る価格を提示された場合は気をつけた方がよいでしょう。
賢くて愛らしいミニブタ、家族として迎え入れたら、末永くかわいがってあげてください。
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