犬用リュックの用途や種類、選び方のポイントと注意点
犬を安全に移動させるために、専用のキャリーバッグを利用する人は多いでしょう。そんな中、最近ではリュックタイプのキャリーバッグに注目が集まっています。この犬用リュックとは一体どんなものなのでしょうか?
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犬用リュックの用途
通院やお出かけの際など、犬用のキャリーバッグを使う場面は様々です。また、災害などの緊急避難時に利用されることも。この時、リュックタイプのキャリーバッグなら、飼い主の両手が自由になるというメリットがあります。
ただし、犬用リュックに入れられる犬のサイズは中型犬までと考えておきましょう。大型犬になるとリュックに入らない可能性が高く、もし入ったとしても無理な体勢を強いることになってしまいます。
犬用リュックの種類
犬用リュックは、小型犬用と中型犬用のものがあります。外の景色を楽しめるように、犬が顔を出せるタイプやメッシュになっているものなど、タイプは様々。ペットショップではデザイン性や機能性に優れたリュックが豊富に取り揃えられているほか、こだわり派の人はオーダーメイドで注文する人もいるようです。
また、基本的に犬用のリュックは軽く作られているので、女性でも軽々と持ち運ぶことができます。
犬用リュックの選び方
大切な愛犬を入れるリュックだからこそ、安全性に優れ、犬がその中で快適に過ごせるものを選びましょう。犬用のリュック選びでもっとも重要なのは、リュックの底が安定しているか、飛び出し防止機能が付いているか、ということです。
リュックの中にいる犬は、お座りの状態でほとんどの時間を過ごします。そのため、底がやわらかいと足場が不安定になり、犬が怖がってしまう可能性があります。犬用リュックを購入する際は、底がしっかり安定しているかどうかを確かめましょう。
また、犬の安全を確保するためには、飛び出し防止機能がついているものを選ぶのがおすすめです。飛び出し防止機能がついていないと、移動中に犬がリュックから飛び出してしまうおそれがあります。
そして、リュックには蒸れやすいという弱点があります。とくに夏場は、熱中症予防のためにメッシュ生地のものを使用するなど、素材にも気を配ってあげましょう。
リュックを購入する際には、サイズにも注意が必要です。小さすぎるとリュックの中で犬が体勢を変えられず、逆に広すぎても落ち着けないので、必ず愛犬に適したサイズのリュックを選んでください。
犬をリュックに入れる際の注意点
犬をリュックに入れる時、気をつけたいのは無理やり入れないことです。とくに初めてリュックを使用する際は、犬が自分から興味を持つまで様子を見ましょう。ここで無理やり入れてしまうと、犬がリュックに対して恐怖心を持ってしまい、近寄ることさえしなくなってしまうかもしれません。まずは犬がリュックに興味を持ち、なるべくなら自分からその中に入ろうとしてくれるまで、根気強く待つことが重要です。
また、犬用リュックには、犬の様子を常に目で確認することができないというデメリットがあります。犬がリュックに慣れるまでは、こまめにリュックを下ろして犬の様子を確認するようにしてください。犬が興奮したり怯えたりしている時は、リュックを背中に背負うのではなく、お腹側に抱えるようにして移動するのもおすすめです。
災害時など、手が空いた状態で犬を移動させることができるというのは大きなメリットになります。「キャリーバッグがあるから犬用のリュックは必要ない」と考えている人も、万が一の時の備えとして検討してみてはいかがでしょうか。
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