愛犬と室内暮らし。部屋や愛犬のおもちゃのニオイ対策はどうすればいい?
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愛犬と室内暮らし。部屋や愛犬のおもちゃのニオイ対策はどうすればいい?

室内で犬と暮らしていると、犬種などによってはどうしても犬特有のニオイが漂ってくることが。また、おもちゃにもニオイが染みついてしまってちょっと臭い、なんてことはありませんか?そんな時はデイリーケアに加えて、こんな対策をしてみましょう!

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部屋に漂う犬臭さが気になる!

帰宅したとたんプーンと犬臭さが漂ってきたら、気になるものです。もちろん、犬ですからある程度は臭ってもしかたがないことですが、来客があるとよけい気になります。

犬臭さの原因のひとつは、犬の汗腺から出る体臭によるもの。個体によっても臭いの強弱はありますが、人間なら腋の下にあるアポクリン汗腺が、犬には全身にあるため臭く感じてしまうのです。

犬臭さをケアしよう

かわいいペットは大事な家族です。多少の臭いはしかたのないことですが、清潔に心がけていてもどうしても臭いが気になる時はどうしたらいいでしょうか。
大事な家族の一員と快適に暮らすためにも、ペットに無害で、住まいにもやさしく、臭いを解消するケアを実践しましょう。

犬に対する臭い対策

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首輪の汚れ取り

意外に臭いの元となっているのが首輪。ぬるま湯1リットルに大さじ4の重曹を溶かします。それをスポンジに含ませ、首輪の汚れをこすり落とした後、水ぶきして乾燥させます。

毛布やペット服を洗う

ペット用の毛布や洋服も定期的に洗って、清潔にしておきましょう。洗濯前に重曹水につけ置きしておくと、汚れが落ちやすくなり、同時に臭いもすっきりと消えます。

おもちゃやえさ入れもきれいに

おもちゃやえさ入れも重曹で同様に手入れをすると臭いや汚れが解消できます。水1リットルに重曹大さじ4を溶かして、つけ置きします。その後、スポンジなどでこすり洗い後、よくすすいでから乾燥させます。放置したえさがニオイの原因になることもあるので、食べ終わったら素早くかたずけましょう。

耳掃除も忘れずに

毛足が短ければ気にせずに済みますが、足が長く耳が垂れている犬は、耳の中に汚れがたまりがち。重曹水を浸した綿棒やタオルなどで拭いてあげると耳ダニの予防にもなります。

シャンプーとブラッシングで臭い消し

シャンプーをするときに、シャンプー剤に重曹をひとつまみ加えてから洗うと、毛並みにツヤが出て、ふんわりし、体についた臭いを消すこともできます。ドライシャンプーする時は重曹を手に取って少しずつすり込みながらブラシをかけていくと、シャンプー剤で洗うほどではないですが、臭いと汚れを取ることができます。

部屋に漂う犬臭さのケア

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室内に粗相した後の臭い消し

トイレを覚えるまではあちこちに粗相をしてしまうことも。ただ、臭いが強いのでどんなに拭いてもなかなか臭いが取れないこともあります。そんな時はまず汚れを拭き取り、その上に重曹の粉をたっぷりふりかけます。ひと晩そのままにしておき、翌朝掃除機をかければ、臭いもすっきり。さらにクエン酸水(水200mlにクエン酸小さじ1が目安)で拭いておけば、除菌効果がアップします。

換気を良くする

窓を閉めきったままでは空気がよどんでしまうので、犬臭さを飛ばすためにも定期的に窓を開けて空気を入れ換えましょう。とくに、犬のトイレやえさ置き場は空気がよどむと臭さも増しますので、置き場にも工夫が必要ですね。

除菌・消臭スプレーを使う

布専用の除菌タイプの消臭剤を使えば、臭いの原因となるバイ菌に対して、強力な除菌効果を発揮し、いやな臭いの元を取り除くことができます。洗濯する時間がないときなど、一日の終わりに臭いそうな布類に吹きかけておくといいですね。
ただ、犬は嗅覚がすぐれているので人間にとってはいい匂いと感じるものでも、犬にとってはストレスとなることもありますので、できるだけ無香料のものを選ぶようにしましょう。

犬は臭って当たり前ですが、来客などがあると気になってしまいますよね。日頃の消臭ケアで、人にも犬にも快適な空間づくりを心がけましょう。

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