「うちの子紹介」わんちゃん編Vol.6 優雅さもイタズラも規格外!貴公子たちとの毎日とは!?

「うちの子紹介」わんちゃん編Vol.6 優雅さもイタズラも規格外!貴公子たちとの毎日とは!?

可愛い!面白い!そんなわんちゃんたちをたくさんの動画と一緒にご紹介するシリーズ記事です。 お気に入りのわんちゃんを見つけてみませんか?

  • サムネイル: PECO編集部
  • 更新日:

走り抜ける犬犬犬!

今回ご紹介する「うちの子」は、ボルゾイのグレイスちゃん一家。ボルゾイはグレイスちゃんを含めて3頭、アフガン・ハウンド2頭、ポメチワ1頭が一緒に暮らしています。

動物,犬,猫,しつけ,飼い方,育て方,病気,健康

右から2番目がグレイスちゃん(ボルゾイ)。その他の子は左から、メイちゃん(ポメチワ)、フィオナちゃん(ボルゾイ)、マークリンくん(アフガン・ハウンド)。一番右がシャロームちゃん(ボルゾイ)。

動物,犬,猫,しつけ,飼い方,育て方,病気,健康

そして、一家のニューフェイス!2024年生まれのレガロくん(アフガン・ハウンド)です!

ボルゾイもアフガン・ハウンドもその美しい容貌から貴公子と称される犬種。
美しく優雅な犬たちとの暮らしはどんな毎日なのか気になりますよね。

まずはグレイスちゃんたちの壮観な走りをご覧ください♪

帰宅レース|PECO

お出かけして帰ってきた時に、車から裏庭までみんな我先にと一目散に走っていくのが、グレイスちゃんたちの恒例。
車の中ではぐっすり眠っていても、自宅が近づくとこの競争に備えて、車内でソワソワとポジション取りが始まるそうです。
ボルゾイもアフガン・ハウンドも走ることが得意な犬種ならではの美しい走り姿に惚れ惚れしますね✨️

建築用語ではこの場所を「犬走」と言うそうなのですが、まさにその名の通りに活用されています!
※犬走=外壁下の基礎に対して隣接した通路状の部分のこと

「犬走」の先には…|PECO

「犬走」を走り切った先にはお湯の出るシャワーが設置されています。
ドロドロのわんちゃんを抱えてお風呂場に駆け込む…そんな経験をされた方も多いかと思います。
愛犬家にとって、屋外のシャワーはあったら嬉しい設備のひとつではないでしょうか。

魅力がいっぱいの一家をご紹介!

小さな長女メイちゃん

動物,犬,猫,しつけ,飼い方,育て方,病気,健康


超大型犬一家の年長は、小さなポメチワのメイちゃんです。

大きな後輩達と暮らすメイちゃんがどんな子なのか、飼い主さんに聞きました。

「小さな体でも気持ちは大きく強い子です。大型犬に負けない気の強さがある反面、小型犬らしく人に甘えて可愛らしさを使い分けるずる賢いところもあります!そして、おそらく、犬嫌いだと思います(笑)」

ボルゾイたち

グレイスちゃん

動物,犬,猫,しつけ,飼い方,育て方,病気,健康


メイちゃんの遊び相手としてやってきた(!)グレイスちゃん。
ボルゾイに憧れていた飼い主さんが、お嬢さんの誕生日に出会ったそうです。
みんなのお姉さん的な存在なんだそう。

フィオナちゃん

動物,犬,猫,しつけ,飼い方,育て方,病気,健康


元気いっぱいに育ったグレイスちゃんの遊び相手にと、ブリーダーさんからお迎えされたのがフィオナちゃんです。
気が強くて運動神経が抜群!
家族のリーダーです。

シャロームちゃん

動物,犬,猫,しつけ,飼い方,育て方,病気,健康


ブリーダーさん宅に遊びに行ったときに、あまりの愛らしさに飼い主さんの息子さんが一目惚れ!
念願かなって、家族の一員に迎えられました。

ウィルくんとハンターくん

動物,犬,猫,しつけ,飼い方,育て方,病気,健康

ウィルくん

動物,犬,猫,しつけ,飼い方,育て方,病気,健康

ハンターくん

今はお空組の2頭は、後に紹介するアフガン・ハウンドのマークリンくんとの縁を結んでくれた大切な家族。

ウィルくんは飼い主さんの友人のわんちゃんでしたがやむを得ない事情で飼えなくなり、飼い主さんが里親に迎えられました。
ハンターくんはウィルくんのパパですが、そんなウィルくんを大切にされている飼い主さんに、ブリーダーさんからぜひ迎え入れてもらえないかと打診されたのが縁で家族になりました。

アフガンたち

マークリンくん

動物,犬,猫,しつけ,飼い方,育て方,病気,健康


お空組のボルゾイ、ハンターくんのブリーダーさん宅から迎えたマークリンくん。
シャロームちゃん同様、飼い主さんの息子さんの一目惚れだそうです!

レガロくん

動物,犬,猫,しつけ,飼い方,育て方,病気,健康


マークリンくんと同じ父母の兄弟犬。
2024年3月生まれの、まだまだ元気盛りの男の子です。
これ以上犬は増やせない…そう思っていた飼い主さんですが、縁がつながって家族に迎えられました。

飼い主さんに、ボルゾイやアフガン・ハウンドと暮らす事について聞いてみました

「ボルゾイは大型犬であり、狩猟犬としてのルーツを持ちながらも、とても従順で一緒に暮らしやすいと感じています。そして、ボルゾイもアフガンも、私にとっては言葉を交わさずとも心が通じ合う、大切な家族のような存在です。
それぞれが持つ家族間での順位づけや、心を許せる範囲の違いを、母親のような視点で見守るのが楽しみのひとつになっています」

飼い主さんの言葉から、愛しい愛犬という点においては、どんな犬種も一緒。そんな風に感じられますね。

とはいえ、総勢160キロになるグレイスちゃん一家、小型犬と暮らすのとは一味違う賑やかな毎日をご紹介していきます!

総勢160キロのお散歩風景

すれ違ったら、思わず振り返ってしまいそうなお散歩風景|PECO

「お散歩は時間を分けて行くのが難しいため、私が1人で大型犬5頭をまとめて散歩し、メイちゃんのお散歩は末娘が担当しています。
総重量160キロ以上にもなる大型犬5頭の散歩は本当に大変ですが、引きの強いみんなと安心して歩けるよう、市販のジェントルリーダーとは異なる形の「ジェントルチョーク」(自称)を発明しました。これがとても重宝しています」

引きが強いとお話されていますが、このメンバーが一緒にお散歩ができるのは、普段から飼い主さんとグレイスちゃんたちの意思疎通がしっかりできているからではないでしょうか。

お散歩行くよ~

お散歩前の風景|PECO

お散歩スタートまでも、壮観なグレイスちゃんたち。
お口につけているのが飼い主さん自作のジェントルチョークです。

貴公子と呼ばれる由縁

長い脚に、きらめく被毛、優雅で美しいアフガン・ハウンドは犬界の貴公子などと言われていますが、マークリンくんも惚れ惚れするような美しさ。

犬界の貴公子|PECO

「アフガンは私の中では”禁断の犬種”だと思っていました。さらさらロングコートの維持がどれ程大変なのか想像ができていたからです」

飼い主さんもそう言うように、その美しさをキープするためのトリミング料金は高額で、ブラッシングもとても手間がかかります。

幸いにも、長女さんがトリマーさんということもあり、マークリンくんを含めた、みんなのトリミングを自宅でも行っているそう。

みんなの自宅シャンプー|PECO

アフガン・ハウンドのマークリンくんを迎えたタイミングで、トリミングテーブル、スタンドドライヤーなどを設置して、本格的な設備にしたそうです。
本格的な設備があるとはいえ、アフガン・ハウンドのお手入れはとても体力がいるもの。
飼い主さんも、体が大きく毛量もあるマークリンくんのシャンプーとドライヤーに、最長6時間かかったことも!

「シャンプーは大変だけれども、やり切った後、アフガンの最高に美しい姿を見ると達成感・ 満足感ともに最高潮に達します!」そう語る飼い主さんの言葉から、心からアフガン・ハウンドという犬種を愛しているのだなと感じます。

家具は良いけど、建具はやめて!

ボルゾイとアフガン・ハウンドと暮らす上で、大変だと思う点について聞いてみました。

■みんな一緒に旅行をしたいのですが、大型犬不可・大型犬は3頭までという宿泊施設が多くなかなか旅行に行かれません。
■抜け毛パラダイス!ボルゾイは年中換毛期のように抜け毛が多く、朝掃除機で綺麗にしても午後にはもう抜け毛まみれになります。そして抜け毛が洗濯物にもつくので大変です。
■ボルゾイもアフガンも暑さが苦手なため為夏はエアコンで室温を下げ、夏でもモコモコパジャマを着ているほど。また、冬でも暖房の温度をあげられないので、室内でダウンを着たり、寝る時はしっかり着込んだりして白い息を吐きながら布団にくるまって寝ています。
■体が大きく力がある分いたずらの規模も大きい!

大型犬のいたずらがどれだけダイナミックかと言うと…

ダイナミックないたずら|PECO

「家具は良いけど、建具はやめてー!」そう叫ぶこともあったという飼い主さん。
しかし今では、「家の中に高価なものは置かない。もし何かが壊れても、それを防げなかった自分の責任」と考えるようになり、すっかり達観されているようです。

本格的すぎる!手作りおやつ

「人間は毎日毎食違う献立を食べて、外食することもできるのに…この子たちの犬生、色んな美味しいものを食べて欲しい」
そんな気持ちから、グレイスちゃんたちのおやつやごはんのトッピングを手作りしている飼い主さんですが、その制作風景が本格的すぎるのです!

プロ顔負けのグッズで作るおやつ|PECO

一般家庭ではなかなか見られない、スライサーやミンサーを駆使したおやつ作りの光景には驚かされますね。
特に電動スライサーは、冷凍のお肉や軟骨もスライスできるため、ジャーキーやごはんのトッピング作りに大活躍とのこと。
また、ミンサーを使ってサーモンの中骨をミンチにして作るサーモンのテリーヌは、グレイスちゃん達のお気に入りのメニューだそう。
聞くだけで、とても豪華で美味しそうです。

愛情のこもったごはんのトッピング|PECO

いつもトッピング付きのごはんを楽しみにしているグレイスちゃんたちに、飼い主さんがドッキリを仕掛けました!

トッピングなしのごはんにしたらどんな反応?|PECO

それぞれの反応が面白いですね♪

美味しいものを食べて欲しいけれど、自身に何かあったときにドライフードも食べられないと困る。そんなグレイスちゃんたちに対する愛情が、トッピングという選択肢になっているそうです。

みんなのお気に入り

グレイスちゃんたちのお気に入りは【ハーモニカ演奏の大合唱】だそう♪

ハーモニカに合わせて見事な大合唱|PECO

飼い主さんがハーモニカを吹き出すと、みんなしっかりお腹から声をだして合唱してくれるそうです。
大家族ならではの迫力に思わず笑みが溢れますね。

合唱する時間帯はご近所さんに気を遣いながら楽しまれているようです。

グレイスちゃんたちへのメッセージ

飼い主さまから大切なグレイスちゃんたちへメッセージをいただきました。

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー

新しい家族が増えるたびに迷惑がるメイちゃん、困惑するグレイス、警戒するフィオナ、喜ぶシャローム、不思議がるマークリン。
もうしばらくは新しい家族は増えないと思うので安心してね。
レガロはお兄さんお姉さんから、たくさんの事を学びながら成長しようね。

毎日次々起こるハプニングにお腹を抱えて笑ったり、ショックを受けたりと、目が回りそうだけど みんなのおかげで本当に幸せ!
たくさんのお友達に出会えたり、色んな所におでかけできたり、みんなには感謝の気持ちでいっぱいです。
家族になってくれて本当にありがとう! ずっとみんなが笑顔で居られるように、これからも精いっぱい尽くします!

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー

供血犬として頑張ってます|PECO

昨年供血犬を卒業したグレイスちゃん。
供血犬になったきっかけはグレイスちゃん自身が小さい頃に経験した大きな手術だそう。
その時お世話になった病院の供血犬として今まで貢献してきました。

「誰かの命の炎に油を注ぐ」そんな思いで、多くのわんちゃんに貢献している飼い主さんとグレイスちゃんたちには頭が下がる思いです。

そして、飼い主さんの愛情たっぷりのケアや食事で健康に過ごしているからこそ、できることですね。

グレイスちゃんたちの楽しい毎日が綴られているアカウントはこちら!

内容について報告する