カメを飼うならどの種類がおすすめ? 様々なカメの特徴と飼い方のポイントについて
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カメを飼うならどの種類がおすすめ? 様々なカメの特徴と飼い方のポイントについて

カメと一口に言っても、暮らす場所からカラダの大きさまで、その種類ごとに特徴が異なります。身近な存在ではあるものの、生態についてはあまり詳しく知らない人も多いかもしれません。そんなカメの種類と飼い方のポイントを紹介します。

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カメの種類

カメの種類はおよそ300種といわれています。しかも、種類ごとの違いは見た目だけにとどまりません。ほぼ水の中で生活している種類から水と陸、半々で生活する種類、さらには完全陸生のものまで、生活の場も大きく異なります。ここではカメを、生活環境の違いから大きく4つのグループに分けて紹介します。

1. 水生種

産卵期など特定の時期を除き、ほとんどを水中で過ごすグループです。泳ぐ姿や水中で生活する姿を楽しみたい人におすすめです。

<水生種のおもなカメ>

スッポン
スッポンモドキ
ボルネオカワガメ
マタマタ
ワニガメ

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2. 半水生種

おもな生息場所は水辺ですが、日光浴などを行い、水生種よりも陸に上がる頻度が高いグループです。カメの約3分の2が、この半水生種にあたるといわれています。日本に生息するカメにもこのグループに含まれるものが多く、水中を泳ぐ姿と、陸で日光浴などをする姿の両方を楽しめます。

<半水生種のおもなカメ>

ミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)
クサガメ
イシガメ
チズガメ
ドロガメ

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3. 陸生種

森林やジャングルといった湿度の高い陸上でおもに生活し、水浴びをする際にたまに水に入るというグループです。陸地をゆったりと歩く姿を楽しむことができます。

<陸生種のおもなカメ>

モエギハコガメ
セマルハコガメ
ミツユビハコガメ
トゲヤマガメ

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4. 完全陸生種

水に入ることがほとんどなく、砂漠やサバンナといった乾燥した地域にも生息しているグループです。種類によって好む環境が大きく異なり、温度や湿度の管理がやや大変かもしれません。

<完全陸生種のおもなカメ>

インドホシガメ
ヨツユビリクガメ
ギリシャリクガメ
アカアシガメ

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飼い方のポイント

カメをペットとして迎える際には、その種類に合わせて飼育環境を整えてあげる必要があります。上述のグループごとに、飼い方のポイントを紹介します。

1. 水生種のカメを飼う時

ほとんどの時間を水中で過ごす水生種のカメは、熱帯魚用の水槽の中で飼育します。水槽の底に砂を敷き、水を入れますが、この時にポイントとなるのが水深です。スッポンモドキの場合は泳ぎやすいように水深を深めにしてあげたほうがよいのですが、マタマタやワニガメの場合は、首を伸ばした時に鼻先が水面に届くくらいにしましょう。

陸地は基本的に不要ですが、甲羅干しをする習慣のあるスッポンの仲間を飼う場合は、陸地を作ってあげてもよいでしょう。もちろん「庭に池がある」という人は、そこで飼育するのもOKです。

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2. 半水生種のカメを飼う時

半水生種のカメについては、水生種同様、水槽の中で飼育する場合と、ケージの中などに水場を作って飼育する場合とに分けられます。たとえばチズガメやドロガメのように、水への依存度が強い種類のカメは水槽での飼育が望ましいものの、ミシシッピアカミミガメのように大きく成長する種類であれば、ベランダや庭にケージを作り、その中にプラスチックの容器などを使った水場を用意してあげる方法もあります。都心部などの住宅密集地では、ベランダ全体をカメの飼育場にしている人もいます。

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3. 陸生種・完全陸生種のカメを飼う時

陸生種や完全陸生種のように陸上を生活の場としているカメの場合でも、小型であれば水槽で飼うことができます。腐葉土やヤシ殻マットなどの床材を敷き、小さな水場を作ってあげればOKです。完全陸生種であっても極端な乾燥は好まないことが多いため、適切な温度と湿度を保てる水槽は、カメの飼育に適しているといえます。乾燥に強い種類であれば半水生種同様、ベランダや庭で飼育することも可能です。

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同じ完全陸生種であっても、高温多湿を好む種類と乾燥を好む種類があったり、水生種の中にも肉食と雑食があったりなど、知れば知るほど、種類ごとにさまざまな違いを感じられるのも、カメを飼う楽しみの一つといえます。

どの種類のカメを選ぶかは人によってそれぞれですが、初めてカメを飼うのであれば小さめの水性種、もしくは半水性種がおすすめです。これらのカメは水槽の中で飼育することができ、エアコンを使えば温度管理も難しくないでしょう。

いずれのカメを飼育する場合も、まずはそのカメの特徴や性質をよく調べ、適切な飼育環境を作ってあげることが重要です。そして、お気に入りのカメを家族に迎えた際には、一日でも長く一緒に暮らせるように、たっぷりと愛情を込めてお世話をしてあげてくださいね。

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