
ペットと人が安心して暮らせる社会へ。HEBEL HAUSの防災イベントや譲渡会から広がる共生の形
ヘーベルハウス・へーベルメゾンを展開する旭化成ホームズは、大切な家族であるペットと安心して暮らせる社会を目指し、防災訓練・地域のコミュニティづくりや保護犬・保護猫などの譲渡会活動など、パートナーと共に、住まいづくりを超えた、さまざまな取り組みを続けています。今回はその活動内容と携わる人々の想いをご紹介します
- PR旭化成ホームズ株式会社
 
ペット共生社会の実現へ—行政・地域と共に創る防災イベント in 茅ヶ崎

「ペットと一緒に防災体験 in ちがさき」イベントの様子
近年、防災への関心が高まる一方で、「ペットと一緒に避難するにはどうすればいいの?」「どんな備えが必要?」と悩む飼い主さんも少なくありません。
こうした声に応えるべく、HEBEL HAUSは、2025年3月1日と2日の2日間「ペットと一緒に防災体験 in ちがさき」を開催。同イベントは茅ヶ崎市と茅ケ崎FMが後援し、市役所前広場を会場に実施されました。当日は、市長・獣医師会会長・旭化成ホームズLONGLIFE総合研究所所長によるラジオ出演、地元企業によるブース出展、専門家による避難訓練、保護犬と暮らすタレント・みやぞんさんのトークショーなどが行われ、来場者には自宅での備えに役立つペット防災手帳の配布が行われました。地元の団体や企業とともに、防災意識の向上を目指したこの取り組みには、2日間で延べ約1500名が参加。ペットとの共生社会を見据えた、防災と暮らしを考える機会となりました。
イベントを共に運営した茅ヶ崎市在住のFVコンサルティング・西野さんは、こう振り返ります:
「ペットを飼っている方が多い茅ヶ崎市で、自治体・企業、地域のみなさんが連帯してイベントを開催できたことは非常に意義深いと感じています。特に、地域に多くの防災力を備えた住宅を提供してきたHEBEL HAUSさんが主催されたことで、より多くの飼い主さんに防災の大切さを届けることができました。今回は知識を学ぶだけでなく、実際にペットと一緒に避難訓練に参加していただけたことが大きな特徴です。今後も公民連携の力を活かし、大切なペットを守るため、災害に備える地域づくりを続けていきたいと思います」。
防災セミナーに登壇した保護団体「湘南1Leben」代表の古知屋さんも、今回の意義について語っています:
「今回のイベントは飼い主さんが『災害時にペットを守るために何をすべきか』を考える、とても良いきっかけになったと思います。ペットの防災の基本は、日常的なしつけです。『名前を呼んだら来る』、『クレートに入ることができる』といった基本的なしつけができることが、避難時の安心につながります。連絡先などを記載した首輪をいつも着用すること、さら1週間分ぐらいの水やフードトイレシーツなどの備蓄も欠かせません。こうした備えを地域全体で共有していくことが、ペット共生社会の実現につながると感じています」。
もしもの時もペットと一緒にいられる。自宅が避難所になる家づくりについて詳しく知りたい方はこちら。
命をつなぐ暮らしの基盤──保護犬・猫支援活動

2025年に開かれた「保護犬猫譲渡会」
飼育放棄や多頭飼育崩壊などで保護される犬や猫の数はいまだ多く、社会問題となっています。こうした現状を少しでも改善したいという想いからHEBEL HAUSは、2023年からは、朝日新聞社のペットメディア「sippo」や保護団体と連携し、保護犬猫の譲渡会を継続的に開催しています。2025年の譲渡会では、「LONGLIFE」をキーワードにしたトークセッションで、坂上忍さんを迎え、人と動物が安心して暮らすために必要なことや、なぜ保護譲渡会を開催するのかといったテーマについて、来場者と一緒に考える場となりました。
当日は、ヘーベルハウスやヘーベルメゾンに住む譲渡希望者も来場し、実際に保護犬や猫を家族に迎え入れるケースも見られました。保護団体からは「安心して譲渡できる住環境」として評価の声が寄せられおり、HEBEL HAUSの住まいが命をつなぐ場として機能していることがうかがえます。
保護団体「おーあみ避難所」代表の大網さんは、HEBEL HAUSが開催する譲渡会について、次のように話します:
「おーあみ避難所は東日本大震災の被災地でのペット保護を機に活動を始め、現在は神奈川県横浜市を拠点に、約150頭の猫と20頭前後の犬を保護しています。2月にHEBEL HAUSが開催した保護犬猫譲渡会では、認知度の高いブランドの発信力により、これまで以上に多くの方に関心を持っていただけました。住宅メーカーが関わることで“ペットに適切な住環境”をというメッセージも自然に伝わることも、大きなメリットです。当日はヘーベルハウス・へーベルメゾンにお住まいの方も参加され、安心して譲渡することができました。今後もHEBEL HAUSさんには、保護犬猫という社会課題の解決に向けて、発信力を生かしていただきたいと考えています」。
保護団体「ねこかつ」代表の梅田さんは、譲渡先の住環境の大切さについてこう話します:
「ねこかつは、埼玉県内で2店舗(川越市とさいたま市)の保護猫カフェを運営し、これまでに延べ5,000頭以上の猫を新しい家族へと送り出してきました。保護猫の譲渡は、猫たちが安心して幸せな生活ができる譲渡先を見極めることが重要です。HEBEL HAUS×sippo主催の譲渡会に来場された方々は、ペットの共生についての理解が深く、譲渡希望の方とも安心して手続きを進めることができました。HEBEL HAUSさんが提供する住環境が、保護猫たちの幸せな暮らしにつながることを実感しています。これからも1匹でも多くの猫が良い家族と出会い、幸せな生活が送れるように、活動の輪を広げていきたいです」。
「ペットともっと心地よく暮らしたい」そんな想いに応える住まいが、戸建てにも賃貸にもあります。
ペットと人が共に暮らす未来へ──暮らしを支えるHEBEL HAUSのさまざまな取り組み
HEBEL HAUSでは、入居者向けの学びや交流の場づくり、愛犬とのお出かけを支える新サービスの開発、さらに麻布大学への寄附講座の設置など、住まいづくりの枠を超えた多角的な取り組みを進めています。その背景には、“人とペットが安心して暮らせる未来を形にしたい”という想いがあります。
1.わんわんイベント・にゃんカレッジの開催

「2024 対面型わんわんイベント 埼玉」のプログラムの一部"愛犬との玉入れ競争"
しつけや健康管理、住まいでの工夫など、飼い主さんでも意外と知らないことも多いもの。近くに相談できる人がいればと思うこともあるかもしれません。そんな入居者の声に応えるかたちで、学びと交流を深めるイベントや機会づくりに力を入れています。
ペット共生型賃貸住宅「へーベルメゾン」では、犬向けの「わんわんイベント」と猫向けの「にゃんカレッジ」を定期的に開催。
「わんわんイベント」では、愛犬と一緒に楽しめるゲームやワークショップ、プロのドッグトレーナーによるしつけミニセミナー、愛犬写真撮影会などを実施。遊びながらしつけや健康管理のヒントも得られる内容となっています。
一方、「にゃんカレッジ」は、猫専門の獣医師や講師を招き、猫の健康管理やしぐさの意味、快適な住まい方などを分かりやすく解説。猫との暮らしに役立つ知識を深める学びの場として、多くの入居者に好評を得ています。

「2024 対面型にゃんカレッジ 埼玉」イベント参加者のみなさん
これらのイベントは入居者同士が自然に交流し、ペットを介してつながるコミュニティづくりにもつながっています。さらに、ペットの飼育に関する無料相談サービスや情報提供もあり、安心してペットと暮らせる環境をサポートしています。
住民同士の交流や学びを通じて、ペットとの暮らしがもっと快適に。
2.愛犬との外出をもっと自由に──WanPod(愛犬専用スペースのシェアリングサービス)※実証実験中

会員制犬小屋シェアリングサービス「WanPod」
「一緒に入れない場所が多い」「少しだけ預けたいのに預け先がない」そんな“ちょっとした困りごと”を抱える飼い主さんは少なくありません。特に夏や冬の外出では、車内で待たせることもできず、思うように動けないという声も多く聞かれます。
こうした課題に対し、旭化成ホームズは、愛犬専用の一時預かりスペース「WanPod(ワンポッド)」を開発。一部の商業施設で実証実験が始まっています。
現在は試験導入の段階ですが、今後の普及によって、愛犬とのお出かけの自由度がぐっと広がるはず。住まいづくりを超えて、愛犬との暮らし全体を支える——そんな新たな価値創出に、旭化成ホームズは取り組んでいます。
3.ペットとの共生社会へ──麻布大学と旭化成ホームズの連携による共創が開始

旭化成ホームズ 代表取締役社長 大和久 裕二(左)と学校法人麻布獣医学園 理事長 小倉 弘明(右)
HEBEL HAUSを展開する旭化成ホームズグループは、1998年の「ロングライフ住宅宣言」に続き、2019年には人生100年時代を見据えた『ALL for LONGLIFE』を発表。住まいだけでなく、そこに暮らす人の「いのち・くらし・人生」に寄り添い、社会課題の解決に取り組んでいます。
その一環として、2025年4月より麻布大学獣医学部に寄附講座「ペットと人の共生社会 for LONGLIFE」を開設しました(〜2028年3月)麻布大学が掲げる「人と動物と環境の共生」という理念と、HEBEL HAUSのビジョンが共鳴し、今回の連携が実現しました。
講座では以下の3つのテーマに取り組みます:
◼︎ペットと人の関係性の理解:絆や相互作用のメカニズム、社会への影響を研究
◼︎共生の価値と課題の探求:健康・心理・社会的な効果と、住環境や高齢化などの課題を分析
◼︎具体的な解決策の提案:住まい設計、譲渡支援、外出支援、高齢者・高齢ペットのケア体制
など、
住まいづくりと動物科学の知見を融合させ、ペットと人が安心して暮らせる社会の実現を目指します。
4.ペットと人が安心して暮らす社会の実現を目指して
旭化成ホームズでは、家づくりだけでなく、ペットと人がともに安心して暮らせる社会の実現に真摯に取り組んでいます。保護犬・猫との出会いの場である譲渡会や、防災対策、住民同士の交流の促進、さらに新しい生活インフラとして「WanPod」の開発など取り組みは多岐にわたり、それぞれに確かな手ごたえを感じているところです。これからも、ペットとの暮らしがもっと幸せで豊かになるよう、全力で挑戦し続けます。旭化成ホームズの取り組みにどうぞ、ご期待ください。
ペット共生社会の実現に取り組む旭化成ホームズの「ペットの暮らしに寄り添う戸建てヘーベルハウス」「ペット共生型賃貸住宅へーベルメゾン」で、あなたと大切な家族にふさわしい暮らしを見つけませんか?
「ペットが幸せ、というしあわせ」ペットとの快適な住まいと社会のストーリー全4話
住まいの悩み、災害への備え、保護活動まで、ペットと快適に暮らすヒントとなるHEBEL HAUSの住まい、取り組みをご紹介します。


