【犬】唸る、吠える。犬の攻撃行動。その対策と予防法とは?【攻撃行動】

【犬】唸る、吠える。犬の攻撃行動。その対策と予防法とは?【攻撃行動】

愛する家族であるはずの犬に、吠えられたり唸られたりすれば、誰だって悲しいですよね。そのような攻撃的な行動を取る理由は何でしょうか? 対策や予防法などをきちんと学んでおきましょう。

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そもそも犬はなぜ“唸る”のでしょうか。その理由と対処法をまとめてみました!

1.唸りの種類

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犬が唸るのは、遺伝子に刻まれている闘争本能が表れたものです。ただ一口に“唸る”と言ってもそこには様々な意味合いが含まれており、犬もむやみやたらに唸っている訳ではないのです。犬は人間の言葉を喋れませんから、様子を見て飼い主さんが把握してあげる必要があります。

犬が唸る理由には、以下のような種類があります。

遺伝的要因

犬種、系統、個体による原因が挙げられます。
犬種が作出される過程で、どのような行動を強化し育種が行われてきたのかも影響するのです。たとえば、吠えること、闘うこと、威嚇することを目的として作られた犬もいます。いまは家庭犬として生活をしていても、時に、何かが引き金となってその生まれ持った性質が出てきてしまうこともあるのです。

生理学的要因

性ホルモンの影響も考えられます。出産中、出産後のメス犬は自分の子を守る本能が働き、普段よりも気質が荒くなることがあります。
オス犬も同様、生後1~2年の若い犬は攻撃性がある事例もあります。

社会化期の経験不足

本来産まれた子犬が、正常な行動ができるようになるまでには、人に対しての社会化を行う必要性があります。
社会化期に十分な経験をしていない犬は、大きくなって問題行動が現れる傾向にあります。

しつけ不足

基本的なしつけが身に付いていないと、問題行動を制御することも難しくなってしまいます。

身体的苦痛がある場合

病気・怪我などで身体に痛みがあるときに発する唸りです。人間も怪我をしたときに医者ではない他人に患部を触られそうになったら身構えますよね。それと同じです。
交通事故にあったとき、動物病院に連れてこられたときによく見られます。

犬が唸るという理由だけでも、あげてみるとこれだけ種類があります。その他にも、攻撃行動や優位性行動、恐れから来る行動などその原因は様々です。
その状況でしっかりと唸る理由を判断しながら、気持ちを理解してあげることがまず大切です。

2.対策と予防法

犬が吠える理由がわかったとしても、やはりそのまま放っておくわけにはいきません。唸ることを放置したままでは、いずれ誰かを噛んで怪我させてしまう可能性もあります。そのリスクを回避するためにも、普段からのしつけを心がけましょう。
そして、犬の行動には必ず何かしらの原因があります。犬が出すサインに気づいて唸る前に解決することも大切なことです。

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遺伝的要因

犬の犬種、性質をしっかり理解することが大切です。
吠えやすい、唸りやすい性質出あれば、しつけを強化するなど方法を考えます。
飼育前であれば、自分に育てられる犬種を見極めて選ぶことも重要です。

生理学的要因

出産前後の犬には無理に近づこうとしないことです。
前もって知識があれば、ご飯の設置場所などにも工夫ができるはずです。

社会化期の経験

犬の社会化期には、母犬や兄弟犬との接触を通じて行われます。母犬に噛まれたり、怒られたりすることで服従心を学びます。子犬同士で追いかけっこをしたり、ケンカをするのも、こういった優位や服従の行動を学ぶためでもあるのです。
この時期に母犬や兄弟犬と引き離された犬には、問題行動が多く現れます。

母犬の愛情をたっぷり受け、兄弟達と十分に遊び、ケンカをすること。時期を迎えたらいろんな人に慣れさせる経験が犬の社会化には重要です。

しつけ不足

■ご飯中に唸る(優位性)
一度にあげずに、一粒ずつお皿に入れ手を離します。慣れてきたら、その手をお皿の近くに置いたまま与えます。もっと慣れてきたら直接手で与えてもいいでしょう。
飼い主さんの手がご飯を奪う物ではなくて、与えてくれるものと認識させるのです。
これを繰り返すことで徐々に手に慣れさせます。

■人に対して唸る(なわばり)
状況によってしつけかたは異なりますが、犬が人に吠える場合、恐怖、威嚇、飼い主を守る本能などが挙げられます。
配達員に吠える場合は、チャイムの音が引き金になっている場合もあります。普段しつけをする際に、チャイムを鳴らし吠えなければおやつ、ご褒美を繰り返し、“チャイム=良いこと”と教えます。
人に吠える場合、まず飼い主さんが相手の人は怖くないと教えるために仲良くお話などをしてリラックスしましょう。もし可能であれば、その人から犬におやつを渡すのもいいです。
この時目を合わせず、背中を向けて渡すのも方法です。

身体的苦痛がある場合

獣医師に相談しましょう。身体の苦痛が解消されれば解決するかもしれません。

気をつけなければいけないのは、犬に合わせないことです。
「散歩」も必ず決まった時間に行く必要はありません。同じ時間にばかり行くと、犬が「散歩の時間だ」ということを覚えて催促し始めます。散歩の催促をされている限りは極力付き合わないようにしましょう。
ソファに座っていたら人間が座るためにどかしてください。扉を開けて犬が先に出ていくのもNGです。必ず人間が主導であることを心がけてください。

体罰はNG!

手をあげることは特に厳禁とされています。

唸ったからといって体罰を与えてしまうのは完全な逆効果なので気をつけましょう。
犬は褒められるのが大好きです。
根気と時間は必用ですが、犬は必ず答えてくれるはずです。

3.最後に

古来、犬という動物は人間に寄り添うことで生きてきました。人間のパートナーとなる道を選んだことで、生き残る術を学んだのです。今の時代、犬は愛玩動物ですが、根本としての性質や、主従関係があるということを忘れてはいけないのです。

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唸る行為がなくなることで、より一層愛犬との強い信頼関係を築くことが出来るでしょう。
以上のことを参考に、飼い主さんとワンちゃんが楽しく幸せな日々を送れることを願っています!

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