ハリネズミにぴったりなケージはどれ? 選び方と注意点!
ハリネズミって、成長するとどのくらいの大きさになるんでしょうか? 彼らにとってぴったりなケージの大きさはどのくらいなのか紹介します。
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1.ハリネズミの大きさはどのくらい?
18cm~22cmほど
ハリネズミは、大抵の場合、大きくても体長20センチ程度までしか成長しません。ただし、同じ環境で飼育していても、サイズは個体によってバラバラです。餌の量は同じでも大きくなる個体、小さいままの個体、変化のない個体がいます。
小さい時は手のひらにおさまるサイズのハリネズミですが、成長すると、体長は約14~21cm(尻尾の長さ:11~19mm)。
体重は約500g~700gになることもあります。意外と大きくなるんですね! 体重は大人になっても300g程度のハリネズミもいれば、運動不足で太りすぎることもありますので、しっかり管理してあげないといけませんね。
2.ハリネズミを入れるケージの大きさは?
理想のサイズは底面積600×900mm
目安としては、ウサギ用のケージの大きさが最適で、意外と広さが必要です。代用品として、水槽や衣装ケースなどでも飼育が可能ですよ。
ケージ、水槽、衣装ケースを比較してみると、それぞれに利点と欠点があります。
■ケージ
風通しがよく夏場は涼しい。脱走しづらい。だが、冬場は寒くなる。
■水槽
保温性があり観察しやすいが、重く扱いづらく、蓋がないため脱走されやすい。また、風通しが悪い。
■衣装ケース
軽く扱いやすく安価だが、やはり風通しが悪く耐久性にも不安がある。
もっともオススメなのはやはりケージです。寒さの問題は、ヒーターやカバーなどを使用することによって解決できます。
ハリネズミはネズミのように上下に動き回ることがないため、ケージに高さは不要です。しかし、運動量そのものはかなりのものがあります。
最低で60×30cmの程度のサイズでも飼育することは可能です。しかし、ケージは可能な限り広いものを選んであげてください。
大きさの理想サイズは底面積が600x900mmだといわれています。また、飼育環境が狭い場合は、スキンシップなどをして、運動する機会を十分にとってあげるのがポイントですよ。
3.ケージに関するお役立ち情報
ステンレス製がオススメ
ケージを購入する場合、金網の部分はステンレス製のものが最もよいでしょう。亜鉛メッキなどによる塗装が施されていると、その部分をかじってしまい中毒を起こすことがあります。金網の材質についてはよく調べておきましょう。
また、ハリネズミは足が細いため、底が金網のタイプだと足を挟んでしまいケガをする恐れがあります。
網目のサイズにも十分注意する必要がありますね。
最後に
ハリネズミはそれなりに大きくなるということを理解しつつ、ケージも大きめを選んであげると、ハリネズミもストレスなくのびのび暮らせて良さそうですね。
大事なハリネズミの気持ちも考えてあげましょう。