ペットとして人気! じつは様々にある可愛いうさぎの種類を紹介
ペットとして犬、猫に次ぐ人気を誇るといっても過言ではない、うさぎ。今回は、愛らしい姿を見せてくれる、うさぎの種類をまとめました。
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ペットとして人気のうさぎの種類
ペットとして飼われているうさぎは「カイ(飼い)ウサギ」と呼ばれています。ヨーロッパ各地に生息する野生のアナウサギと種類はほぼ同じで、それをペット用に買い慣らしたのがカイウサギです。そんなカイウサギには様々な品種があり、大きさや毛色、耳の形など、それぞれ異なる特徴を持っています。代表的な品種には以下のようなものがあります。
ネザーランド・ドワーフ
カイウサギの中でもっとも小さな品種で、体重は約1kg。その名の通り、原産国はオランダ(ネザーランド)です。耳が短く、小さいのが特徴で、絵本『ピーターラビット』のモデルになったといわれています。日本でも手に入りやすく、ペットのうさぎとして代表的な品種です。
ホーランド・ロップ
「ロップイヤー」という垂れ下がった耳を持つ品種の一つ。原産国は英国で、体重は2kg弱。比較的おとなしい性格の個体が多く、ペットとしての人気も高いです。
フレンチ・ロップ
ホーランド・ロップと同じロップイヤーで、かつ大型の品種。体重は4kg台後半~6kgほどになります。「フレンチ」の名の通り、原産国はフランスです。
イングリッシュ・ロップ
ロップイヤー種の中でもとくに大きな耳が特徴の品種です。顔を上げても地面についてしまうほど大きな耳を持っています。原産国は英国で、体重は3~5kgほどになります。
ジャパニーズ・ドワーフ
ネザーランド・ドワーフを、日本でさらに小型に改良した品種です。性格もおとなしくて人懐っこく、日本の風土にも馴染みやすいので、飼いやすい品種といえるでしょう。
日本白色種
日本原産の、毛色が白く、目が赤い品種のうさぎです。年配の人は、「うさぎ」といえばこの品種を思い浮かべることが多いかもしれません。大きさは中程度で、体重は3~5kgほどになります。
その他の人気のうさぎたち
先ほど紹介した品種ほどメジャーではないものの、ペットとして人気の高い品種のうさぎたちも紹介します。
ヒマラヤン
原産国はヒマラヤ地方ですが、英国でペット用に改良された品種です。目が赤く、四肢と耳、しっぽの先が黒または濃いグレー、ほかの部位は白の毛色をしているのが特徴です。体重は1.5~2kgほど。性格はやや活発だといわれています。
ダッチ
鼻の周りと首~前足にかけての毛色が白く、ほかは黒(もしくはグレーや茶色)のツートンカラーで、毛色の特徴からパンダウサギと呼ばれることもあります。原産国はオランダ。かつては非常に高い人気があった品種です。
ベルジアン・ヘアー
小さな頭部、長い手足、スマートなカラダつきが特徴の品種です。ベルギーから英国を経由し、世界中に広がっていきました。体重は約4kg。かつてはウサギレースに使われていたともいわれています。
ミニ・ウサギ(雑種)
小型の雑種のうさぎの総称です。子どものうちはミニサイズですが、成長すると5kgほどの体重になり、ミニとはいえない大きさになることも。ただし、入手しやすく、性格もおとなしいため、うさぎ初心者でも飼いやすい品種であることは確かです。
このほかにも実に様々な品種のうさぎがいます。ARBA(American Rabbit Breeders Association:米うさぎブリーダー協会)という米国の団体が認定した品種だけでも、現在50種弱もあります。ペットショップなどを巡って、たくさんの品種のうさぎから、お気に入りの1羽を見つけてみてはいかがでしょうか。
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