どうすればお利口になる? 犬に留守番させる方法

愛犬が留守番上手になるにはどうしつけたらいいのでしょうか? お利口に留守番させる方法と留守番グッズもお教えします。

  • サムネイル: ひなた ふゆみ
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監修:電話どうぶつ病院Anicli(アニクリ)24 三宅亜希院長

どうしても犬に留守番をさせなくてはいけないときがありますよね。愛犬がおとなしくしてくれているか心配…という人は、留守番に慣らしておくことが大切です。

極端な話し、食事とトイレの問題がクリアできるのであれば、何時間でもお留守番することは可能でしょう。しかし、狭いケージ内で留守番をさせる際などは当然それなりにストレスはかかりますし、お勧めはできません。また、外出しようとすると吠えるなど、短時間の留守番ですら不安だと悩んでしまう飼い主もいます。

留守番のしつけはどのようにしたらいいのでしょうか? しつけの必要性としつけ方法をまとめてみました。

留守番のしつけの必要性

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少しずつ留守番に慣らしていけば、犬が留守の間になにか問題を起こすことはほとんどないでしょう。しかし、今まで朝から晩まで飼い主とべったり過ごしていたのに急に長時間留守番をすることになった場合などは、不安から破壊行動を起こしたり、ひまつぶしに家具を齧ったりすることもあります。留守番に慣らしてあげることによって、急用で外出しなくてはいけないときなども、犬がリラックスして過ごせるようにしてあげたいですね。

留守番のしつけの実践

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愛犬はどうすればお利口に留守番してくれるでしょうか? まず、留守番が犬にとって快適なものだと理解させてあげるのがポイントです。おやつなどのご褒美を使いながらしつけを行っていきましょう。

ここでは主に、ケージやクレートでのお留守番について記載しています。ケージやクレートはあるものの、扉を開け放していてリビングなどで自由に留守番をしているご家庭では、犬から見えるところに興味を引いてしまうようなものが置いてないか、床に置きっぱなしにしているものがないかなど、室内をよく整えましょう。また、ケージやクレートに十分に慣らすトレーニングはとても重要ですので、この機会に是非試してみてください。

犬をハウスに入れる

まずは、犬をハウスであるケージに入れましょう。ケージやクレートが犬にとって苦痛ではないことを理解させます。ケージ内に愛犬の好きなおもちゃを置いたり、おやつを置いておいたりします。快適で居心地のいい場所であることを覚えてもらいます。留守番の練習はケージやクレートに十分に慣れてから行います。慣れるまでは扉を開けっ放しにしておきます。慣れてきたら少しの時間扉を閉め、それでも静かにしていたら扉を開けてご褒美をあげましょう。
長時間留守番させる場合はトイレの問題もありますので、クレートごと囲める少し大きめのサークルを用意しておくとよいでしょう。

飼い主が犬の視界から消える

ケージやクレートに十分に慣れたらいよいよ自分の姿を隠してみましょう。次に犬の視界から消えて、ドアの後ろなどに隠れます。ここで愛犬は吠えるかもしれませんが、鳴き止んだら部屋に戻ってほめてあげます。そのときにご褒美を与えましょう。姿が見えなくても吠えなくなったら、見えない時間を長くします。これを繰り返しながら徐々に離れる時間を長くして、必ず戻ってきてくれるということを教えてあげます。必ず戻ってくるということが分かり、一人でいる時間に慣れてくれば、じっと緊張して飼い主を待つこともなく一人でのんびり過ごせるようになります。

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留守番を予感させないようにする

大事なことは、上着を着る、バッグを持ち出すなど出かける前の動作で留守番の合図を作らないことです。決まった動作がある場合は、バッグを持ち出したのに出かけなかったり、外出する動作を見せずに出かけたり、飼い主がいなくなる合図を認識させないようにします。また、お出かけ前に大げさに別れの挨拶することもやめましょう。

ここまでできるようになれば、お利口に留守番できるようになっていることでしょう。

あるとよいグッズなど

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留守番時に与えるおもちゃは、犬の口に入りきらない大きさで壊れにくいもの、例えば中におやつが入れられるコングやバスターキューブなど、安全で退屈しないおもちゃがおすすめです。こういったおもちゃは普段は与えずに、留守番のときだけ特別に与えましょう。

おやつはお腹が満腹にならない程度に用意します。低カロリーのボーロなど愛犬の好みの味のおやつを用意しましょう。

留守番中の愛犬が何をしているか心配な場合は、WEBカメラを用意してみてはいかがでしょう。スマートフォンやタブレットで簡単にカメラを確認できるので、いつでも外出先から留守番を見守れます。

愛犬が上手にお留守番をできたら思い切り褒めてあげたいところですが、帰宅後に熱烈な再会の挨拶をするのもひかえましょう。帰宅した飼い主をみて嬉しそうではあるものの興奮している様子はないと判断してから、ただいまの挨拶をするほうがいいでしょう。

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