猫びより
【ハンデに負けニャイ!】猫と飼い主の心を明るく包む介護服

【ハンデに負けニャイ!】猫と飼い主の心を明るく包む介護服

(猫びより 2017年9月号 Vol.95より)

  • サムネイル: 猫びより編集部
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猫の洋服と介護服の専門店「Tissue’s Trunk」の櫻井慶子さんは、持病やハンデのある猫の生活をサポートする服を多く手がけてきた。

腸閉塞の手術を受けた猫の術後服姿

腸閉塞の手術を受けた猫の術後服姿

例えば、胃や食道にチューブが必要な猫たちには、チューブを通す穴とポケットを備えた服を用意している。これは、チューブとチューブ挿入部を保護するだけでなく、給餌の際に服を脱がせる必要もないので飼い主の負担も軽減できる。また、下半身不随で運動量の多い猫のズボンには、床との摩擦が大きい部分にデニムを当てて、下半身の擦り傷を防ぐ。

オシャレな柄だがちゃんとチューブを通せる作り

オシャレな柄だがちゃんとチューブを通せる作り

服の製作にあたっては、軽くて柔らかい素材を使って猫の負担にならないことを心がけ、誤食を防ぐため簡単に取れないパーツを使っている。猫それぞれの状態や症状に合わせて微妙に作りを変えることも。デザインは、飼い主の意見や獣医師の意見を参考に、改良に改良を重ねてきた。

ズボンは過剰グルーミング防止用だが半身不随の猫の擦り傷防止に役立つ

ズボンは過剰グルーミング防止用だが半身不随の猫の擦り傷防止に役立つ

「猫たちは、とても飼い主さんの気持ちに敏感です。飼い主さんが余裕を持って介護にあたることができれば、病気の治りは早くなるかもしれないし、傷の痛みだって和らぐかもしれません」と語る櫻井さんは、飼い主の目を和ませるため、意識してかわいい色や柄を選ぶ。

飼い主の目を和ませるため、意識してかわいい色や柄を選ぶ。


前脚に皮膚炎ができた猫は、片腕をカバーした服を着用

前脚に皮膚炎ができた猫は、片腕をカバーした服を着用

「もし、術後服や介護服をご利用になる機会がありましたら、ぜひ悩んで悩んでわが子に似合うかわいい1枚を選んでいただきたいと思っています。それが、猫ちゃんの快復をお手伝いするきっかけになるかもしれません」

Tissue’s Trunk

https://猫の服.jp
E-mail tissues_trunk@mbm.nifty.com

写真提供・Tissue’s Trunk
Text by Minoru Saito

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