ペット写真家に聞く 動物を撮るときに大切にしていることは?

ペット写真家に聞く 動物を撮るときに大切にしていることは?

かわいいワンちゃん&猫ちゃんの写真を撮る機会ってとても多いですよね。撮影するなら、“よりかわいい写真に仕上げたい!”と、飼い主さんなら思うはず。そこで今回は、“ぺトグラファー”として活躍する、小川晃代さん・湯沢祐介さん夫妻に、動物の魅力を最大限に引き出するための撮影テクニックと、とっておきのアイテムについて聞きました!

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ペット・動物専門のフォトグラファー“ペトグラファー”

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夫婦ならではの息の合ったコンビネーションを活かし、動物の撮影を行っている小川さんと湯沢さん

小川晃代さんと湯沢祐介さんは、ペットや動物を専門的に撮影するフォトグラファー“ペトグラファー”。
『ころころマンチカン』、『いぬのココロがわかる本』『ねこのココロがわかる本』(ぶんか社刊)などの著者としても知られているおふたりは、
動物の撮影だけでなく、写真教室の講師、ペット番組の制作やディレクション…など、幅広く活躍しています。

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小川さん&湯沢さんが撮影されたペットのお写真がコチラ。これまでに撮影してきた動物は、なんと、7万匹を超えるのだとか!

出典 (C)ANIMAL LAGOON
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週に200匹以上の動物を撮影しているというから、さらに驚きです!

出典 (C)ANIMAL LAGOON

犬猫を撮影するときに、意識して気をつけていることは?

普段、ワンちゃん・猫ちゃんを撮ることが多いそうですが、どのような段取りで撮影を進めていくのですか?

小川「ひとりはカメラ担当、もうひとりは動物をあやす担当…という感じで、ふたり一組で役割分担をしながら進めています。
カメラ担当は、最近は湯沢のほうが多いかもしれません。
たとえば、あまり躾が行き届いていないワンちゃんを撮影する場合などは、トリマーの経験を活かして私がおすわりをさせる→その間に湯沢が撮る!…とか。
私があやし担当をしたほうが、撮影がスムーズになることが多いんですよね。でも、猫のあやしは湯沢が得意です。“猫じゃらしの魔術師”なので(笑)」


湯沢「猫と仲良くなるのは得意です(笑)。片手で猫じゃらしを持ちながら、自分で撮影するときもあります。
猫がすごくノッてくれて、新たな一面や予想外の表情が撮れるとすごく嬉しいですね」

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コチラの子猫ちゃんたちも、湯沢さんの猫じゃらしテクの虜になってしまったのかもしれませんね♪

出典 (C)ANIMAL LAGOON

一眼レフカメラで撮影されていますよね。動物撮影に適したカメラや設定について知りたいです!

小川「大切なのは、“連写速度”と“AF(オートフォーカス)精度”です。動物撮影では連写が必須なので、まずは連写速度が速いカメラを
使うと良いですよ。最低でも7コマ/秒以上の速度はほしいですね。
また、被写体にピントが合うのが遅いと決定的瞬間を逃してしまうので、AF精度も良質なカメラを選ぶことをオススメします」


ワンちゃん・猫ちゃんのより自然な、かわいい表情を引き出すためのコツなどがありましたら、教えてください。

湯沢「やはりおもちゃなどで一緒に遊ぶことと、あとは声を出すことですかね。“クワックワッ”みたいな、アヒルのような声を出すと、ペットはこちらを向いてくれることが多いです。おもちゃは、いろんな種類のものを用意するようにしています」

小川「私は目線とアングルに気を遣います。上から撮ると体がしっかり映らなかったり、あまり良い表情が撮れなかったりするので、
犬猫と同じ高さから撮るようにしていますね。なので、かなり低い姿勢で撮影することが多いです」


湯沢「長い間動物を撮っていると、それだけ動物を観察している時間も長くなるので、次の動作がだんだん予想できるようになってくるんです。
たとえば、“ぜんぜん言うこと聞いてくれないけど、あと2秒ぐらいしたら振り向くだろうな”とか」


小川「あ、それあるよね。ずっと観察していると行動パターンがわかってくる(笑)」

湯沢「おもちゃなどで気を引いてもダメなときは、余計なことをせずに観察して、待っているのが一番ですよ」

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ワンちゃんと同じ目線に立って撮影してみると、新たな世界が広がるかも?

出典 (C)ANIMAL LAGOON

画像の編集やレタッチはどうやって行っているの?

プロのフォトグラファーは、撮影した写真をより美しく編集したのちに納品するものです。

一度撮影データをパソコンに取り込んでから画像をセレクトし、編集やレタッチ(修正)を行いますが、具体的にはどのように作業するのですか?

湯沢「『Lightroom』と『Photoshop』という、ふたつの写真編集ソフトを使用しています。
僕のモットーは、いわゆる“整形手術”のような編集やレタッチはしないこと。よりかわいく仕上げるために被写体の目を大きくする、口角を上げる…
というような編集はしないようにしています。
編集時に行うのは、色味や明るさの調整と、汚れを消すなどの微修正ですね。特に色味はかなり意識して編集します。実際の見た目の色に近づけるのか、
自分好みの色に近づけるのか…は、ケースバイケースですが、いずれにせよ納得のいく色に仕上げるように努力しています」

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編集前

出典 (C)ANIMAL LAGOON
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編集後

出典 (C)ANIMAL LAGOON
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編集前

出典 (C)ANIMAL LAGOON
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編集後

出典 (C)ANIMAL LAGOON

パソコンもスペシャルなものを! プロが認めるクリエイター向けパソコン「DAIV」の良さとは?

先ほど、「連写が必須!」というお話がありましたが、画像をセレクトするためには膨大な量のデータをチェックするわけですよね。
データ容量もかなりの重さになりそうです…。

湯沢「一度の撮影で撮る写真の量は、えげつないですね(笑)。データの読み込みが遅いとストレスを感じることが多々あります…」

一般のパソコンではプレビュー速度が遅くなったり、フリーズしたりしてしまいそうです…。
今日使用していただいた「DAIV」のノートパソコンはいかがでしたか?

湯沢「読み込み速度が早く、プレビューの表示もサクサクできました。スクロースすればスクロールした分だけ瞬時に表示されて、
ストレスなく画像チェックができました」


画面はいかがですか? 「DAIV」ノートパソコンは、色空間の国際標準規格「sRGB比95%」に対応しています。

湯沢「僕が今まで使っていたパソコンは反射が強くて、暗いところではより影響を受けて見えづらかったのですが、
このパソコンはまったくそういったストレスがなく、キレイに見えました」


小川「画面が反射していると本当の色を把握することができないので、色調整や細かい編集作業ができず、
とても不便なんですよね。なので、画面にも配慮されているノートパソコンのほうが、作業が捗ると思います」

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普段編集作業を担当している湯沢さんも大満足の「DAIV」のノートパソコン

ペット写真の撮影〜編集までの制作工程を追ったメイキングムービー

おふたりに教えていただいたポイントを抑えれば、より魅力的なペットの写真が撮れるようになりそうですよね!
カメラやパソコンなどのアイテムにもこだわって、愛するペットを撮影してみてください♪

DAIV-NG5720シリーズとは

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今回使用した「DAIV-NG5720S3-SH5」は人気の15.6型(IPS方式)液晶パネルが採用されており、解像度もフルHDに対応。さらに色空間の国際標準規格である「sRGB比95%」に対応しており、デジタルデータとして撮影された写真などを印刷する際に、入力時と出力時の差異を小さくして、高い色再現性を実現します。
また、IPS方式パネルによって、PC画面の閲覧角度によるコントラストの変化を少なくすることができるため、より自然な画像や映像確認が行えます。

【主な仕様】
OS:Windows 10 Home 64ビット
CPU:インテル® Core™ i7-7700HQ プロセッサー
グラフィックス:GeForce® GTX 1060(3GB)
メモリ:16GB PC4-19200(8GB×2/ デュアルチャネル)
ストレージ:M.2 SSD(512GB SerialATAIII M.2規格)
      ハードディスク(1TB SerialATAII 5400rpm)
液晶パネル:15.6型 フルHDノングレア(sRGB比95%/ 1,920×1,080/ IPS方式/ LEDバックライト)

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