いざという時に猫を守れるのはあなただけ！ 「決定版 猫と一緒に生き残る防災BOOK」で防災を学ぼう

災害大国と言われている日本。地震以外にも台風や津波などで、避難生活を余儀なくされる可能性は少なくありません。
そんな時、愛猫が頼りにできるのは飼い主さんだけです。事前にしっかりと知識をつけておけば、避難生活の中でも猫ちゃんへの負担を減らすことができます。
「決定版 猫と一緒に生き残る 防災BOOK」では、災害前の備えから避難生活で使える知識が紹介されています。

猫ちゃんだけでなく飼い主さんにも負担がかかる災害時、備えがあればお互いの生活も安定するかもしれません。
どのような防災が猫ちゃんのために役立つのか、可愛いイラストや図解付きで学ぶことができます。

防災って何をすればいいの？という疑問を解決

ペットを飼う人の防災とは、どのようなものでしょうか。
防災用のグッズや備えをしている飼い主さんは多いですが、実際にはお家にいないと効果が薄く、いざ避難するときも猫ちゃんを抱えて飛び出すので精一杯ということも。
実際に災害を体験した人でないと想定しにくい、猫ちゃんとの防災。この本では猫ちゃんとの防災を三章に分け、一章では「備え」、二章では「災害発生時」、三章では「避難生活時」について紹介をしています。

一章の「備え」では、防災グッズの貯蓄についてはもちろん、普段やっておくと良いことや、家具のレイアウト、あると便利なものについて掲載されています。ちょっとしたことでも、普段から続けていけば立派な防災に繋がるので、気をつけていきたいですね。

二章では、具体的に災害が発生したときにどのように行動すべきか、図解を交えながら見ていきます。
捕まえにくい猫ちゃんを捕まえやすくする方法などは、飼い主さんにとっては大切な内容ですよね。同行避難だけでなく、猫ちゃんをやむおえず家に置いて避難するケースや、猫ちゃんが怪我をしてしまった時の応急手当ての方法も覚えておきたいところです。

三章では避難所での生活について。多くの人が暮らすことになる避難所では、まだまだペットを飼っている人は居場所が少ないケースが多いそうです。
そんな中、環境の激変でストレスを感じている猫ちゃんをどう守っていくか、飼い主さんは考えなければなりません。
様々なケースがある避難生活ですが、そのどれでも役に立つように細かく解説してくれています。災害が発生した時よりも、避難所での生活の方が長く続く可能性が高いので、しっかりと予備知識をつけておきたいですね。

人の身の安全も重要！ 仮設住宅や保険のことも知っておこう

猫ちゃんを守るだけでなく、飼い主さんの身の安全も大切です。まず飼い主さんが無事でなければ、猫ちゃんを連れて避難することもできません。
「決定版 猫と一緒に生き残る 防災BOOK」では、飼い主さんにも役立つ情報が多く載っています。
災害が落ち着いた後に手続きすることになる仮設住宅や各種保険なども解説してくれているので、被災後にも役立てることができます。

災害はいつどこで起きるかわかりません。普段からご近所付き合いをこまめにして、飼い主さん同士のコミュニケーションをとったり、家具の配置などを気をつけるだけで、いざという時に役に立ちますね。
この本は、そんなちょっとした工夫や知っておくと良い知識を学ぶことができます。
まずはどんなことをしたらいいかわからない…、という方や、すでに防災を初めている方でも新しい発見に繋がるかもしれません。ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。