2022年2月22日までに、日本の猫の殺処分ゼロを目指す“自走型保護猫カフェ”ネコリパブリックから誕生したブランド「NECOREPA/」。昭和レトロなビルをリノベーションし、下町・蔵前に2018年7月22日にオープンしたお店は外観からしてオシャレ。
猫モチーフのハイセンスなお財布
木造りのディスプレイ棚には、人間用アイテムのTシャツやニット帽、猫のワンポイントがキュートな靴下やバッグはもちろん、カラフルな色使いが素敵な猫用首輪や脱力系のけりぐるみ、猫と人間がシェア出来るスモークカツオなどが並びます。全商品の売上の一部を、ネコリパブリックが提携する保護団体に寄付するという仕組みも素晴らしいの一言に尽きます。
おしゃれな空間に小粋な商品が勢ぞろい
まだこちらで働き始めてひと月ほどという山口富美子さんは2年前に愛猫を亡くし、中野の保護猫カフェを訪れた際に、ちょうど求人広告を目にして応募し採用されたとか。「中野で最初に出会った三毛キジ猫の『みしまさん』に一目惚れしまして。それがすべての始まりなので、本当に猫が運んでくれたご縁だと思っています」と笑います。
お客様に保護猫のことを知ってもらう機会になるようにリーフレットを用意している
こちらの店舗には海外からのお客様も多く、「ふらりと入って来られる方もいらっしゃいますが、台湾や香港の方はしっかりリサーチして来られる猫好きの方が多いですね」と富美子さんは分析。彼女は里親の面談も無事終了し、もうすぐ始まるみしまさんとの新しい暮らしに心踊らせているのです。
猫に導かれネコリパの一員になった富美子さん
NECOREPA STORE
東京都台東区蔵前4-9-8 1F
TEL 050-5435-3954
営業時間/金〜日曜13:00~18:00
Facebook:NECOREPA
取材・平野敦子