【千葉/成田】愛犬とお出かけ。ドッグフレンドリー施設「成田ゆめ牧場」天然芝のドッグラン併設
房総半島の北部、千葉県成田市にあり、最寄りのICから約2分というアクセスの良さが魅力の「成田ゆめ牧場」。ドッグフレンドリーな観光牧場で、東京ドームの7倍という広大な敷地には愛犬向けの施設やサービスが揃っています。たくさんのかわいい動物たちが暮らす場所で、楽しい休日を過ごしましょう。
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目次
操業開始から130年。使い込まれたサイロに、牧場の歴史を感じて
入口で出迎えてくれたのは「成田ゆめ牧場」マスコットキャラクターのゆめこちゃん
「成田ゆめ牧場」は、自然溢れる広々とした牧場で愛犬とのんびり過ごしてほしいという想いから、愛犬が楽しめる様々なサービスを用意しているドッグフレンドリーな施設です。
「もしかして牧場の動物におびえたりして、愛犬が楽しめないのでは」と不安を抱く方もいるかもしれませんが、「成田ゆめ牧場」に伺うと動物は気弱でおとなしく、むしろ愛犬のほうが積極的とのこと。
ただし愛犬と動物の安全のために、馬の近くや牛舎内など一部立ち入り制限エリアが設けられています。
では早速、中を散策してみましょう。
まもなく、成田ゆめ牧場のシンボルであるサイロが見えてきました。
成田ゆめ牧場は搾乳専業の牧場として100年、観光牧場としても30年以上の歴史があり、現在も乳牛を飼育しています。
牧場の新鮮な牛乳を使ったオリジナルの乳製品は、一味違うと評判です。
人懐っこいヤギやヒツジがごあいさつ。かわいい動物たちが暮らすエリアへ
乳牛の放牧場に到着。
初めて会う大きな牛たちにドキドキしながらも、興味津々で見つめていました。
場内を歩いていると馬、ブタ、ニワトリ、うさぎ、モルモットなどいろんな動物に出会えます。
今度は、人懐っこいヤギやヒツジと触れあえる「ふれんZOO広場」へ。
愛犬は広場内に入ることはできませんが、柵までやってきて挨拶してくれました。
ヤギとヒツジの大好物である干草が100円で売られていて、小さい子どもたちと一緒にエサやりを楽しめますよ。
たっぷりの自然光が降り注ぐレストラン「ガラスハウス」は、店内も愛犬同伴OK
愛犬同伴で利用できるのがレストラン「ガラスハウス」。
ガラス張りの建物で、太陽の光が降り注ぐ明るい店内。
店内は、一般席と愛犬同伴用の席が分かれていて、自然豊かな風景を眺めながら、愛犬と食事を楽しめます。
お天気が悪い時、暑かったり寒かったりする時もあるので、愛犬と一緒に店内の席を利用できるのはうれしいですよね。
陽気のいい日には、テラス席でくつろぐのもおすすめです。
花畑を一周するレトロなトロッコ列車。ゆるやかに流れる景色を、愛犬と一緒に
花畑を一周するトロッコ列車は、以前、炭鉱などで走っていたもの。
愛犬と一緒に乗ることができ、春は菜の花畑、夏はひまわり畑の風景を眺めながら、気持ちのいい時間が過ごせます。
また牧場内を周遊できる大きなトラクターワゴンも、愛犬と一緒に利用可能。
散歩とはまた違った楽しさが味わえます。
開放感いっぱい、トロッコ列車に乗ってのんびりした時間を
広々とした天然芝のドッグラン。小型犬優先のエリアもあるので安心
そして、お待ちかねのドッグランへ。
なだらかな斜面が続く広々としたメインのドッグランに加えて、奥の方には小型犬優先のドッグランが。
どちらも天然芝で、それぞれにジャンプスルーや平均台といった遊具が設置されています。
中には木陰やベンチがあるので、飼い主さんも快適に過ごしながら、愛犬を思い切り遊ばせることができますよ。
そしてドッグランを出たところには、愛犬の足洗い場があります。
お湯も出るので、寒くなるこれからの季節にはうれしいですね。愛犬の足を拭くタオルも常備されています。
ここに来たらやっぱり外せない、牧場しぼりたてミルクでつくる絶品ソフトクリーム
成田ゆめ牧場に来たら、これを食べないで帰るわけにはいきません。
しぼりたての牛乳で作ったソフトクリームです。
使用されているのは、成田ゆめ牧場で飼われている乳牛の濃厚なミルク。
コクがあるのにあっさりしていて、あっという間に食べてしまうおいしさです。
飼い主さんがソフトクリームを楽しむかたわらで、愛犬は犬用の食事やスイーツを提供するドッグショップ「ファームヤード」で販売されている成田ゆめ牧場の牛乳を使用した「わんミルクッキー」を。
無添加なので、安心して食べさせてあげられます。
おわりに
たくさんの動物たちと出会えて、のんびりできる成田ゆめ牧場。
牧場内の動物たちはおとなしいので、愛犬も怖がらずリラックスできます。
遊びに来ているのは動物好きの人たちばかりで、みなさん「かわいいね」と愛犬にやさしく接してくれますよ。
<DATA> 成田ゆめ牧場
【住所】〒289-0111 千葉県成田市名木730-3
【電話】0476-96-1001
【営業時間】2021年3月~11月 平日:09:30~16:30、土日祝:09:30~17:00 ・2021年12月~2022年2月 平日:10:00~16:00、土日祝:09:30~16:30
【入場料金】中学生以上1,450円、小学生以下700円、3歳未満無料、シニア1,250円、愛犬:大型犬1,500円(背中の高さが50cm以上)、中・小型犬1,000円
【定休日】年中無休
【公式HP】https://www.yumebokujo.com
アクセス
○車の場合
圏央道下総ICから約2分
○電車の場合
JR滑河駅から無料送迎バスあり(約10分)
○駐車場あり
(普通車700円、大型車1,200円、二輪車400円)
ライタープロフィール
瀬田 尚子 Naoko Seta
雑誌編集者として出版社に勤務。退社後、フリーランスのライター・編集者に。WEB、雑誌、広報誌など、さまざまな媒体で取材・執筆を行っている。得意とする分野は旅・食・健康。最近はアイスランドでパフィン、ラオスでゾウなど、かわいい動物に出会える旅がお気に入り。飼ったことがある犬種はヨークシャー・テリア。いつか東京を離れ、大きめの日本犬とのんびり暮らすことを夢見ている。
コンテンツ提供元:愛犬と行きたい上質なおでかけを紹介するWEBマガジン Pally