【犬の寿命を知ろう】柴犬はどれくらい長生きするの?
愛犬とはできるだけ長く一緒にいたいものです。健康維持のための心がまえとして、愛犬の寿命を知るのも大切なこと。今回は日本犬の代表、柴犬の寿命を調べてみました。犬の健康面にも気をくばり快適なペットライフを!
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①柴犬の平均寿命
犬の平均寿命
まずは一般的な犬の寿命
犬の寿命は、当然ながら人間よりもずっと短くなっています。特に子犬の時期は、生まれてから1年で人間でいう17歳から18歳にまで成長します。
その後は、1歳6ヶ月を過ぎたあたりから人間の年齢に換算して1年に4歳ずつ歳をとるといわれています。
柴犬の平均寿命
獣医学の進歩などにより、人間と同様に犬の寿命も延びる傾向にあります。
小型犬は長生きし、大型犬は短命な傾向にありますが、犬全体の平均寿命は十数年程度だといわれます。柴犬の平均寿命は15歳程度で、犬全体で見ても比較的長いほうです。
しかし、これも人間と同じですが、犬も長生きするようになるにつれて、糖尿病や心臓病、腎臓病など、肥満や生活習慣に由来する病気が増えてきました。
②柴犬を長生きさせてあげるためのコツ!
室内で飼う
柴犬だけでなく犬全般にいえることですが、一般的に室内で飼うほうが犬は長生きする傾向があるといわれています。
外で飼われている犬の寿命が短い理由は、風雨や騒音、蚊や侵入者などのストレスにさらされやすいこと、ノミやダニがつきやすいことによる影響があるといわれていますが、はっきりとした原因はよく分かっていません。
しかし、そういった傾向があることは確かなので、柴犬を長生きさせたいなら、室内で飼育したほうが無難です。
外で飼わなければいけない方へ
もしも柴犬を室内で飼うことができず、番犬などとして外飼いするのであれば、柴犬の性別はメスではなくオスを選ぶのがよいでしょう。
柴犬のオスはメスよりも好奇心旺盛で愛想がよい傾向があります。また、比較的気性も荒いことが多いです。
こうした特徴を踏まえると、柴犬はメスよりはオスのほうが番犬に向いているといえます。
健康を気に掛ける
健康面の大切さは人間も犬も一緒。
犬は自分の健康を自分自身で管理することはできません。そのため、犬の体調管理は全て飼い主さんの大切な仕事です。普段から食事の量や内容には気を配り、体調の変化には敏感になる必要があります。
柴犬はもともと猟犬であり、運動力がとても多い犬種です。適切な量の運動をしっかりと行いましょう。
食事、運動、定期健診、快適な飼育環境など……犬になるべく負担のかからないケアをすることが一番の長生きの秘訣だと思います。
③長生きした柴犬紹介
世界で一番長生きした子です。
つい最近まで、世界最高齢といわれた犬が日本にいたことをご存知でしょうか。彼の名前は、柴犬とミックス犬の間に生まれた「ぷーすけ」。
1985年に生まれたぷーすけは、2011年に栃木県さくら市の実家で息を引き取るまで、なんと26年と9ヶ月にもわたる生涯を生き抜きました。これは柴犬の平均寿命も犬全体の平均寿命も大きく越える数字であり、ギネスブックにも世界最高齢の犬として登録されました。
長寿柴犬の飼い主さんによるブログ
柴犬ワカ21歳!Masashi Satoさんのブログ「柴犬ワカ21歳!」です。最新記事は「21歳の柴犬の歯」です。21歳まで生きた柴犬のワカちゃんの飼い主さんによるブログです。
柴犬と長く一緒にいたい、という方はぜひ一度ご覧になってください。
文章の端々から飼い主さんの愛を感じられますよ。
まとめ
大切な犬とはできるだけ長くいたいものですよね。普段から気遣いをしてあげて、長生きさせてあげましょう!
飼い主様が快適なペットライフをおくれますように。