柴犬と暮らしたい。一人暮らしで柴犬を飼うポイントは?

愛嬌たっぷりの表情や、飼い主に忠実な性格が魅力の柴犬。一人暮らしでも、「柴犬を飼いたい!」と思っている人は多いと思います。今回は、一人暮らしで柴犬を飼うポイントについてみていきましょう。

  • サムネイル: ひなた ふゆみ
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監修:電話どうぶつ病院Anicli(アニクリ)24 三宅亜希院長

柴犬は一人暮らしでも飼える?

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平成22年の国勢調査によると、現代日本では一人暮らしの世帯が1678万世帯以上を占めています。日々の生活で忙しい中、柴犬を飼うことなどできるのでしょうか。

結論からいうと、一人暮らしでも柴犬を飼うことは可能です。
とくに、飼い主がフリーランスで仕事をしている、在宅ワークが可能、犬と一緒に出勤できる職場、というような場合では、犬との時間も作りやすいため、一人暮らしの素晴らしいパートナーになってくれるでしょう。

一方、仕事などで一日中家を空けるような人でも、基本的なしつけができていれば、犬を飼うことはできるかもしれません。しかし、「飼う」ことと、「お互いが幸せな毎日を過ごせる」ということは別の話です。飼い主が日々長時間家を空けるようなケースでは、犬より猫の方が適しているでしょう。

さて、以下は一人暮らしでも充分に柴犬が飼える働き方と仮定して、快適に過ごすためにはどのようなことに気をつければよいのかを紹介します。

快適な環境を作ってあげよう

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柴犬とともに生きていく上で、必要な条件。それをすべてクリアできないと、共生は難しいでしょう。「何とかなるだろう」と軽い気持ちでペットを飼い始めた結果、最後まで面倒を見きれず、手放してしまう飼い主がいるのも事実です。柴犬を家族に迎え入れるからには、あらかじめ必要な条件を把握し、最後まで責任を持って飼い続けることができるかどうか、充分に検討してください。

住居がペット飼育可能な物件かどうか

これは、犬を家に迎え入れるための大前提です。賃貸では、ペット不可の物件がまだ少なく、またペットが飼育可能な物件でも、飼育できる犬種やサイズが限定されていたり、賃料や敷金が割り増しになったりと、様々な条件が設定されていることがあります。今住んでいる物件で柴犬の飼育が可能かどうか、必ず確認しましょう。言うまでもありませんが、大家さんや管理会社に隠れて飼うことは厳禁です。

散歩の時間を確保することができるのか

柴犬は運動能力が高く、散歩も大好きです。犬の健康を維持するために、1日2回、1回20分以上は散歩に出かけたいところです。

しつけのための時間を確実に確保できるか

しつけのための時間を確保できるかどうかも重要です。とくに仔犬を迎え入れる場合、トイレのしつけや留守番のためのトレーニング、社会性を身につけさせるための訓練など、人間と生きていくために最低限必要なしつけを行う時間が必要になります。

通常、仔犬のしつけをしている最中は目が離せません。目を離す=しつけのタイミングを失うということなので、仔犬の時期に一人で過ごす時間が多い犬は、しつけがうまくできないことが多いです。

そう考えると、一人暮らしで柴犬を飼う場合は、充分にしつけがされている成犬の里親になる方が現実的かもしれません。

経済的な余裕はあるか

柴犬に限った話ではありませんが、犬をはじめとしたペットの飼育には、想像以上にお金がかかります。毎日の食事やケージ・クレートなどの寝床、トイレ用品や首輪、歯磨きや爪切りなどのトリミング用品など、日々の生活のために必要なものの購入資金に加え、毎年のワクチン接種代、体調を崩した時は動物病院の受診料も必要になります。

また、健康保険が利用できる人間と比べて、ペットの治療費は高額になる傾向があります。そのため、大きな病気やケガに備え、民間のペット保険に加入する場合もあるでしょう。

ペットは命ある生き物であり、大切な家族の一員です。「お金がないから」という理由で放っておくことはできません。犬を迎え入れる際には、あらかじめ日常的にかかるコストや突発的な出費に対処できるだけの経済的余裕があるかどうか、充分なシミュレーションを行ってください。経済的な理由で飼い続けられなくなる可能性がある場合は、犬を飼うという選択をしてはいけません。

一人暮らしで柴犬を飼うのは、決して簡単なことではありません。しかし、柴犬との「二人暮らし」を楽しんでいる飼い主も、たくさんいます。犬と飼い主の幸せな暮らしのために、必要な条件をすべてクリアできるかどうか、よく考えて判断してください。

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