カラフルで大きさも様々。ペットとして飼えるインコの種類について
出典 : anyatachka95/Shutterstock.com

カラフルで大きさも様々。ペットとして飼えるインコの種類について

インコはペットとして100年以上の歴史を持ち、人間のパートナーとして長く寄り添ってきた鳥です。知能が高く感情が豊か、そして見た目もカラフルでかわいらしいインコのうち、ペットとして飼いやすい種類について紹介します。

  • サムネイル: 下田ウニ子
  • 更新日:

インコの様々な種類

インコの種類は世界で300種類以上といわれており、専門家でも把握するのが難しいほど、たくさんの種類があります。そのうち、日本でペットとして飼育されているおもな種類を、大きさ別に挙げてみました。

小型

● セキセイインコ
● コザクラインコ
● ボタンインコ
● サザナミインコ
● マメルリハインコ
● アキクサインコ

動物,犬,猫,しつけ,飼い方,育て方,病気,健康


出典 dashingstock/Shutterstock.com

セキセイインコに代表される小型のインコは、小さなカラダと美しい羽毛、そして独特の愛らしい仕草が魅力です。同じ種類でもカラーバリエーションが豊富で、たとえばセキセイインコだけでも10種類以上のバリエーションがあります。

<セキセイインコのカラーバリエーション例>

ノーマルグリーン(セキセイインコの原種の色)
ライトグリーン
イエロー
ブルー
ブルーバイド
バイオレット
ライラック
グレー
モーブ
コバルト

カラダが小さいため鳴き声も静かで、集合住宅などでも比較的飼いやすいといえます。

中型

● ホオミドリアカオウロコインコ
● イワウロコインコ
● オキナインコ
● ビセイインコ
● シモフリインコ
● アケボノインコ
● ヒインコ

動物,犬,猫,しつけ,飼い方,育て方,病気,健康


出典 Passakorn Umpornmaha/Shutterstock.com

中型インコは色も見た目も個性豊か。その羽彩の鮮やかさから近年人気が急上昇しています。しかし、小型インコよりもカラダが大きい分、鳴き声も大きく、さらに神経質な面を持ち合わせた種類が多いため、都市部で飼う場合は近隣への配慮が欠かせません。また、ケージや止まり木も、当然ですが大きなものが必要になります。

大型

● ヨウム
● キソデアオボウシインコ
● キビタイボウシインコ

動物,犬,猫,しつけ,飼い方,育て方,病気,健康


出典 Vintage Tone/Shutterstock.com

大型インコは知能が高くおしゃべり上手。よく慣れて言葉も覚え、ものまねをしてくれることもあります。また、大型インコは40年以上生きることも多く、飼い主にとって、まさに人生のパートナーになってくれることでしょう。難点は、カラダが大きいために鳴き声も大きいこと。鳴くのを我慢させすぎてインコがストレスをためてしまわないよう、飼育環境に気をつけることが大切です。

番外編

● オカメインコ

動物,犬,猫,しつけ,飼い方,育て方,病気,健康


出典 Nipa Noymol/Shutterstock.com

オカメインコは名前に「インコ」と付いているものの、じつはオウム科に属する鳥です。頭部にある冠のような長い羽毛(冠羽)とオレンジ色の頬、そして長い尾羽がオカメインコの特徴です。おしゃべりはあまり得意ではないものの、ものまねをして楽しませてくれます。ただし、臆病な側面があり、大きな音や振動にパニックを起こして飛び回る、通称「オカメパニック」という呼ばれる行動をとることもあります。

インコの飼い方

インコの多くは100年以上にわたってペットとして飼育、繁殖されているため、環境適応力に優れており、基本的にケージ(鳥かご)の中で飼育することができます。小型のインコであれば底面が35cm四方、中型~大型であれば45cm四方(底面)のケージと止まり木、水入れ、エサ入れなどを用意すれば、迎え入れる準備はOKです。

インコを飼育する際に、とくに注意したいのは生活のリズムです。インコは日の出とともに活動を開始し、日が沈んだら眠るという昼行性の鳥。そのため、人間と一緒に夜更かしをしてしまうとホルモンバランスが崩れ、それが原因で病気になってしまうこともあります。

毎日18:00頃になったら、ケージを静かなところへ移動させ、光が入らないようにカバーをかけて休ませてあげてください。朝は6:00頃になると活動を開始するので、カバーを外し、明るくしてあげましょう。

日中仕事などで家にいない場合は、ケージの掃除や水・エサの交換を朝のうちに済ませてから、一緒に遊んであげるとよいでしょう。このように、インコに合わせた生活を送ることで自然と生活リズムが整っていったという飼い主も多いようです。

動物,犬,猫,しつけ,飼い方,育て方,病気,健康


出典 Iammotos/Shutterstock.com

そのほか、温度や湿度にも気を配る必要があります。常に一定の温度と湿度を保つ必要はなく、季節によって多少は変動しても構いませんが、暑くなりすぎたり、寒くなりすぎたり、乾燥しすぎたりするのはもちろんNG。インコが快適に過ごせる温度と湿度を保ちましょう。

種類や個体にもよりますが、たとえばセキセイインコであれば25度~30度、湿度60%くらいを保つとよいといわれています。ただし常にこの温度と湿度をキープしておく必要はありません(ヒナや幼鳥は除く)。夏場は湿度が高いけれど、冬は乾燥気味…というように、季節によって多少の変動があっても、インコが快適に過ごしているようであれば問題ないでしょう。

丁寧に世話をして、コミュニケーションをとっていれば、インコはとてもよく人に懐きます。その人懐こい性格と美しい姿で私たちを癒やしてくれるインコは、あなたにとってきっと、かけがえのないパートナーになってくれることでしょう。

内容について報告する