オウムの特徴や性格、飼い方について
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オウムの特徴や性格、飼い方について

大きくて美しい羽根を持つオウム。おしゃべり上手で愛嬌たっぷりなオウムの特徴や飼い方などを、わかりやすく紹介します。

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オウムとは

オウムとは、オウム目オウム科に属する鳥のこと。頭に「冠羽(かんう)」と呼ばれる、ぴょこんと立った羽毛があるのが大きな特徴です。体長は、種類によって異なりますが、30cm~50cmほどで、同じオウム目のインコと比較すると大きめのカラダをしています。羽根の色も白やグレーが多く、インコほどカラフルではありません。

オウムとインコは、同じオウム目であるとともに、見た目がよく似ている印象があるので間違えられやすいのですが、上記の特徴を踏まえると簡単に見分けることができます。オウムとインコの特徴を、表にまとめてみました。

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オウムの種類と相場

オウムの代表的な種類と、ペットショップで購入する際の、およその金額を紹介します。

オカメインコ

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インコという名前ですが、れっきとしたオウム科の鳥です。独特のシャープな冠羽と、愛嬌たっぷりの顔の模様で、とても人気のあるオウムです。オウムとしては小型(体長30cm程度)なため、鳥カゴで飼うことができるのも、人気を後押ししている要因といえるでしょう。オーストラリアの乾燥した地域が原産のため、湿気にやや弱いという性質はありますが、全体的にいって飼いやすい鳥といえます。価格は1万5,000円~3万円ほどです。

キバタン

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白いオウムの代表的種類。羽冠の羽毛が黄色いのが特徴で、怒ったり興奮したりすると、この羽冠が開きます(写真右)。体長は50cmと大きめです。原産地であるオーストラリア周辺では害鳥扱いされることもありますが、ペットとしては高い人気を誇り、価格は35万円~45万円です。1羽飼いであれば大きめの鳥カゴで飼うことができますが、2羽以上を一緒に飼う場合は、禽舎(きんしゃ:鳥専用の小屋のこと)で飼いましょう。

タイハクオウム

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体長50cm程度の、大型のオウムです。羽毛は白で、原産地はインドネシア。人懐こく、温和な性格をしていますが、鳴き声が大きく、都市部や住宅密集地での飼育は難しいでしょう。くちばしの力も強く、カゴや禽舎を破ってしまいかねないので、タイハクオウムを飼う際は頑丈なものに変えることをおすすめします。価格は25万円~50万円程度です。

クルマサカオウム

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白とピンクの、美しい羽毛が特徴で、「世界一美しいオウム」と評されることもあるほど。その評判にふさわしく、値段は100万円以上と、とても高価です。体長は35cm程度と、オウムの中では小型の部類に入ります。おしゃべりやモノマネはあまり得意ではありません。その代わり、飛び回るのが大好きなので、飼育する際も鳥カゴではなく、禽舎で飼うことをおすすめします。

オウムの入手方法

オウムはカラダや鳴き声が大きく、種類によっては非常に高価なこともあり、一般的なペットショップでは取り扱いがないことが多々あります。ペットとして迎え入れる場合は、鳥専門のペットショップもしくはインコ・オウムを専門に繁殖させているブリーダーから購入するのがよいでしょう。どちらも鳥の専門家なので、飼い方や注意すべきポイントなども詳しく教えてくれるはずです。自宅に近いショップやブリーダーであれば、鳥に詳しい近くの動物病院を紹介してもらえることもあるでしょう。鳥の診療を得意とする動物病院はそれほど多くないので、飼う前からリサーチし、準備しておくとよいかもしれません。

一部ではペットとして飼われていたオウムやインコが放されて野生化し、問題になっていることもあります。ペットとして飼い始めたからには、責任と愛情を持って、最後まで家族の一員として暮らしていってください。

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