犬を飼うための準備! 住居環境や買い揃えるもの、費用について

犬を飼うということ、それは平均寿命が10~15歳といわれる犬の命・一生を預かるということです。そのドッグライフを素晴らしいものにするためには、住居環境を整え、日常的に使うものを買い揃えなければなりません。そして、予防医療の観点から、不妊手術やワクチン接種などを考える必要があります。

  • サムネイル: ひなた ふゆみ
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監修:電話どうぶつ病院Anicli(アニクリ)24 三宅亜希院長

今回は、犬を飼うにあたって準備しておくこと、そして、その費用について解説していきます。

犬を飼う時に必要な住居環境と買い揃えておくもの

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犬を迎え入れるためには、まず犬が快適に住むことができる住居環境を整える必要があります。ざっと、必要なものを紹介しましょう。

ケージ

犬が落ち着いて過ごすことができる居場所です。ケージ内にトイレを置くか置かないかによってサイズは変わります。大きめのケージの代わりにクレートとサークルを使用するのもいいでしょう。クレートのサイズは四肢で立つことができ、中で方向転換ができれば問題ありません。大きめのサークル内にクレートとトイレを設置してあげましょう。

トイレ

犬が清潔に生活するためには、トイレは欠かせません。いたずら好きな子はトイレシーツ(もちろんシーツも必需品です)を噛んでしまいます。メッシュタイプのカバーがついたトイレも販売されていますが、メッシュの感覚に慣れずにベッドで粗相をしてしまうケースもあります。

ベッド・マット

犬がぐっすり眠るためには、ベッドやマットが重要な役割を果たします。ベッドにクレートを使用する場合は、毛布を一枚敷いてあげればよいでしょう。クレートを使用しない場合は、全身がすっぽり隠せるドーム型のものを選んであげると落ち着いて休むことができます。

食器・給水器

毎日欠かさず必要になるのが、食器と給水器です。食器は、重みのあるものの方がひっくり返されないという利点があります。また急いで食べる犬には、表面がでこぼこになった食器を使用すると、食べるスピードが遅くなり消化を助けます。

飲み水も重みのある食器に水を入れて置いてあげるだけで十分ですが、ひっくり返すことが心配な場合は、給水器も併用するといいでしょう。細いノズルの先から水を飲むタイプは犬の舌の構造上、水を飲みにくいことは知っておくといいでしょう。

リード・首輪・ハーネス

散歩時に必須になります。首輪は首だけに負荷がかかるので、小型犬や首が細い犬ではハーネス(胴輪)を選びましょう。リードは伸びるタイプのものが人気ですが、このタイプのリードは非常に細いため、飼い主と犬の間のリードに気づかず、歩行者や自転車を巻き込んでしまうことがあります。ある程度の太さの固定されたリードの方が安全でしょう。

犬を飼う時にはどれくらいお金がかかるのか?初期費用は?

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このほか、ドッグフード、おもちゃ、外内部寄生虫予防薬、ワクチン接種、不妊手術、トリミング(犬種による)、健康診断などが犬を飼うにあたり必要でしょう。任意ですがペット保険に入ることもあるかもしれません。

これらの費用をざっと計算すると、まず初期費用が去勢手術を込みで計算すると60,000~100,000円ほど。そして狂犬病の予防接種やワクチンなどの年額の費用が、小型犬がおよそ30,000円~、中型犬がおよそ36,000円~、大型犬がおよそ43,000円~となります 。年額の費用の平均額としては、フード・おやつがおよそ50,000円、ケガ・病気の治療費がおよそ57,000円、トレーニング代がおよそ41,000円、シャンプー・トリミング代がおよそ46,000円、ワクチンなど予防にかけた費用がおよそ25,000円、そのほかペット保険やトイレシートなどの日用品代が必要になります。(金額はすべてペット保険を扱うアニコム損害保険株式会社が2016年に調査した「1年間にペットにかけた費用」を参考にしています)

金額についての感じ方は人それぞれだと思います。ただ、犬との生活はとてもかけがえのない体験になります。

準備できることは十分に準備し、素晴らしいドッグライフを送りましょう。

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