【時々見せるショボン顔だって愛しい】イケイケコギさん 時々ヘタレ!?
人懐っこくて元気で、体力たっぷり。コギさんのイメージは基本的にイケイケだ。でも、そんな彼らもヘタレに変身する時があるらしい? 読者宅のコギさんにお話をうかがってきました! イケイケとヘタレのギャップをお楽しみください!(コーギースタイル Vol.39より)
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イケイケ
え、オイラを撮ってくれるの? アップでお願いね!
/ズズズイッ\
犬生、いつだって楽しいぜ~☆
イケイケモードで爆走中!
/ダーッシュッ\
さあさあ、私を撫でていいのよ!
/グイグイ\
時々ヘタレ
ボクはあっちを絶対に見ません!
「父ちゃん、母ちゃん、怖いのから守って~」
\ギュウギュウ/
父「入ってきたね~」
母「狭いね~」
ふう、びっくりした……
/トボトボ……\
大きな音すると隠れたくなるよね……
/しょぼん……\
【物事に動じない姉貴分に頼る弟妹コギさん】
東京都/右:笹森アル(メス・3歳)
中:ルア(メス・2歳)、左:ルー(オス・1歳)
アルは絶対的な長女で、ルアもルーも逆らわない。ルアはご主人の誠さんが大好きで「彼氏と思っている」そう。末っ子のルーはお姉ちゃんズがいないと、しおしおする甘えん坊男子。
室内ではヘタレていても走る姿はさすがのイケイケぶり
笹森家の3匹のうち誰が一番イケイケかといったら、間違いなく最年長のアルだろう。初対面のスタッフや機材に臆することなくズイズイ寄ってくる人懐っこさと度胸は、3匹で一番だ。
「アルがへたれたところは見たことないですね」と奥様の由紀さん。
基本的にはマイペースのアル、ひとしきりスタッフに挨拶がすんだら今度はスタッフの持ち込んだオモチャで遊び始めた。そこへ、ゆっくりと近づく茶色のモフモフ……末っ子のルーだ。
「ルーもオモチャが欲しいんですけど強引に奪ってアルに怒られると恐いから、ああやって少しずつ近づいて自分の存在をアピールしているんです」
うっとうしがったアルがオモチャを放せばしめたもの。自分が手に入れられるという次第。アルを怒らせたくないルーが編み出した方法なのだ。
ちなみに、こういった出来事が起こっている中、次女のルアはご主人の誠さんの足元から動かない。どうやら機材やカメラが嫌でヘタレている様子。彼女を自主的に動かすには、オヤツを出すしかありませんでした……。オヤツを狙っている時の視線は3匹とも超イケイケ。これはまあ、当たり前か。
「でも、室内ではヘタレているルアやルーですが、外ではイケイケです。公園でダッシュしている姿はかっこいいなと思いますね」と由紀さん。
イケイケ
ルア「イケイケなアタシを見てーー!」
ルー「若さでは負けないぞーー!」
室内ではヘタレていたルアとルー、公園ではイケイケ爆走を見せてくれる。誠さんと一緒にダッシュ三昧っす。何がかわいいって走り終わると、アルのそばに帰ってくるのがかわいい(笑)。
イケイケ
アル「ほほほ、若いっていーわね」
ダッシュしまくるルアとルーを、日陰で見守るアル。彼女の姿からは「私は走りません」という確固とした意志を感じます。その決心もある意味イケイケといえるかも……!?
イケイケ
アル「誰がいようと寝たい時に寝るのです」
↖ルーも寝てるし……
撮影が始まってまだ1時間なのに、ひと通りはしゃいで、お休みモードのアル。イケイケというか、度胸があるというべきか。ちなみに後ろに寝ているのはルー。さりげなくこちらも熟睡しております。
イケイケ
アル「魅惑の美ボディ♥」
「もー しかたないなー♥」
取材中のライターに「そんなことより、私を撫でて~」と迫るアル。かわいがってくれる人を見つけるのがうまいうえに、アピールもうまいイケイケ女子なのだ。ほら、ライター、誘惑に負けてるし。
イケイケ
ルア「それ何ですか? くださーい!」
アル「あの、つぶれてる……」
ルー「ボク走ったら満足しちゃった」
3匹を散歩させる時にはアウトドア用のカートに乗せていく。めずらしくルアがイケイケなのは、こちらでスタッフがオヤツを見せているから。アル、つぶれてますよ~。
イケイケ
アル「いい……この噛み心地、サイコー……」
スタッフのオモチャを心の底から堪能しているアル。この顔がなんともイケイケ風なので(笑)掲載。まあ、アル自身はイケイケというより、心ここにあらずって感じだけど。なお、この後オモチャを欲しがったルーが寄ってきます。
時々ヘタレ①
ルア「あ、なんか嫌な予感……」
アル「え~何が~(のんき)」
ルア「やっぱアイツ近寄ってきたし……」
ルー「あ、カメラこっち?」
ルア「この位置なら安心だわね」
3コギさんおくつろぎのところに、迫ってきたカメラ。気がついたとたん、すっと視線を反らすルア。撮影開始からだいぶ経ったけど、やはりカメラは嫌なようで、最終的に安全地帯=誠さんの足の間に避難。
時々ヘタレ②
ルー「あれ、ねーちゃん達、ドコ?」
ルー「なんでボクを置いてくんだよう~」
ルー「置いていくなんてひどいや」
アル「甘えん坊ね~」
普段好き勝手しているように見えるルーだけど、アルとルアが離れると一気にヘタレモードに。お姉ちゃんズがそばにいないと不安なのです。合流すると、ホッとひと息。末っ子甘えん坊さんめ~。
時々ヘタレ③
ルー「ボクもあれ欲しい……」
アル「また何か来たし」
ルー「気づいてよー」
アル「……(無言)」
ルー「ここまでやってもダメ?」
アル(完全スルー)
アルが遊ぶオモチャが欲しいルー。わざと体を寄せて自分の存在をアピール、アピール。アルに怒られると怖いので、無理には奪えないらしい。というか、これ、いわゆるウザがらみというヤツでは……。
ライターのヘタレ評
初見のものが苦手という意味では確かにルアはヘタレ。でも末っ子特有のビビリを持っているのはルー。大きい体のくせにお姉ちゃん達がいなくなると挙動不審になるのがカワイイ(笑)。
ライターのイケイケ評
アルのイケイケのベースにあるのは物事に動じない芯の強さ。ルアやルーには怒らせたくない怖いお姉ちゃんではあるけど、そういった心の強さが慕われる理由でもあるのだろうなあ。
【波とはいつだって勝負したいイケイケコギ】
千葉県/榎本ラッキー(オス・7歳)
転勤族の浩樹さんに伴い、4回の引っ越しを経験。しかし、すぐに引っ越し先に慣れる順応性の高さを発揮してくれ、助かるそう。
一番イケイケなのはパパだったというオチ?
「ラッキーは基本的にイケイケ。ヘタレなところあったかなあ」と首を傾げるご主人の浩樹さん。
確かに初対面のスタッフにもソッコー腹見せスライディングしてくれるラッキーは、ヘタレという言葉から程遠い。カメラにもズイズイ寄って来るので、接写になりすぎて、よくわからない生き物になってるしな(記事冒頭のドアップ写真を見てください……)。
そんなラッキーがもっともイケイケになるのは、海で泳いでいる時。浩樹さんに投げてもらったオモチャを取るべく、波の中に突撃を繰り返すのだ。それ大丈夫? という高めの波でも平気で泳ぐ姿はイケイケコギそのもの!
「でも、おもしろいんですけど、最初は海に入りたくない様子を見せるんですよ。波を怖がっているようで。そこは少しヘタレかなと思います」
ただし、お腹が濡れると、ラッキーのスイッチがオン。一度濡れたからもう平気とばかりに、ザブザブと自ら海の中に入っていくそうだ。
海遊びを続ける1人と1匹の様子を見ながら奥様のさゆりさんがぽつり。
「ラッキーが海遊びを好きなのは確かなんですが、それ以上に主人が水遊び好きなんですよ。相乗効果で盛り上がって、イケイケになっています」
ラッキーのイケイケには、浩樹さんの性格が影響していたのでした!?
イケイケ
濡れないように走ってるんだぜ~
まだ海に入りたくないモードなので、海岸を走るだけのラッキー。やっぱりコギさんと海岸って絵になりますなあ。イケイケに見えるもんね。
イケイケ
よいせよいせ
ラッキーがくわえているのが、大事な大事なオモチャ。これを投げてもらって、追いかけるのが大好きなのだ。水面下では短足を必死に動かしているんだろうなあ、と思うと愛しいっす。それにしても、コギさんのスイム姿はちょっとアザラシに似ている……。
イケイケ
よっし行ったろか!
お腹が濡れるとラッキーの覚悟(?)も完了。自らザブザブと海に入っていく。このキリリとした目を見てください。追ってるのはオモチャだけど。
イケイケ
あ~あ~聞こえな~い
存分に海で遊んだあとは、砂浜でゴロゴロ~。「あ~砂だらけだよ~(苦笑)」というさゆりさんの言葉をスルーするラッキーは、ある意味、イケイケか。
イケイケ
オレ、ふっかーつ☆
疲れると自主的に海から上がり、フセして休憩。でも少し経つと、すぐにやる気復活。そこに海とオモチャがある限り、イケイケモードは続くのだ。
イケイケ
絶対放さないもーん
室内ではやっぱり引っ張りっこ遊びが好き。くわえたら放さないイケイケぶりを毎回披露しているそうで、撮影日もこんな宙ぶらりんに。コーギーというか、釣り上げられたまぐろ?
イケイケ
毎日食べても飽きなーーい
浩樹さんからお裾分けされるヨーグルトは、ラッキーの至福タイム。飛びついておねだりはせず、きちんとオスワリで待てるけど、食べる時だけはイケイケ&がっつきです。
イケイケ
へい兄さん、オレと遊ばな~い?
何してるかというと、初対面のカメラマンの足元に転がって、撫でてアピール中なのです。カメラに近すぎてうまく撮れない、といいつつ、つい相手をしてしまうカメラマン……。
時々ヘタレ①
あ、ちょっとヤバイ?
ヤバイ、ヤバイ!
逃げろー!
向かってくる波が思った以上に高かったらしく、びくっとして避けるラッキーの姿をカメラは見事に押さえていました。さすがのイケイケラッキーも予期せぬ高さの波だと、少しヘタレるみたいです。
時々ヘタレ②
下りたい……
でもちょっと高い……
やったね、とーちゃん!
運動神経のいいラッキーだけど、車からは自分だけでは降りられない。困って右往左往する姿はヘタレといえばヘタレだけど、安全面からいえば、降りられないままでいいのかもね?
ライターのイケイケ評
初対面のスタッフの懐に即潜り込んだうえに満面の笑みを浮かべて甘えてくるあたり、まさにイケイケコギ。スタッフの仕事の手が止まるのも、このかわいさならしかたないことっすな。
ライターのヘタレ評
波で一瞬驚いたり、車から降りられなかったり、とラッキーのヘタレは本当に一瞬。ヘタレたあと、すぐに立ち直って何もなかったかのような顔をしているのも、ちょっとおもしろい。
【イケイケ度合いは姉貴分コギの方が上?】
千葉県/上:齋藤ここ(メス・8歳)
下:そら(オス・7歳)
ここを迎えた5ヶ月後にそらが来たため、2匹に年齢差はほとんどない。2匹とも人見知りはしないが、より積極的なのはここの方だそう。最近、柴犬のがくも家族に加わった。
散歩中、亀に遭遇して恐れおののいた過去もあり
齋藤家の2匹のコーギーは、なかなかおもしろい関係だ。人懐っこくてスタッフに寄ってくるのは2匹とも変わらないが、カメラに気づいたそらはちょっと引き気味。顔を背けたり、ご主人の高徹さんや奥様の弘美さんのそばにエスケープしようとしている。一方のここはまったくカメラも気にせず、ライターの膝に割り込んでくる。テーブルの下からぐいぐいと鼻を押しつけてくるのやめてください、かわいくて仕事できなくなります…。
「ここは活発で、ドッグランでもよく走っています。サッカーボールを追いかける姿はアスリートのようにイケイケですよ(笑)」と高徹さん。
でも、2匹の関係に限るとそらの方がイケイケ。スタッフの鞄(オモチャやオヤツ入り)をそらが短足で必死にカリカリしていると、ここも興味深そうに寄ってくるが割り込むことはしない。諦めたそらが鞄から離れると、ようやくここも手を出すといった具合。イケイケなそらに、年上のここが広いキモチで譲っているのかも。
「全体的に見ると、ヘタレなのはやっぱりそらですね。先日は、散歩中に遭遇した亀にびっくりして、そこから歩きたがらなかったです」と弘美さん。
まあ、亀なんて、そらの犬生の中で何度も会うものじゃないよね……。
イケイケ
ここ「キャ●翼にも負けない!」
ここが一番イケイケなのはドッグランでサッカーに興じている時。後ろ足の筋肉がアスリートのように美しい(笑)。器用に鼻でドリブルする姿に拍手!
イケイケ
ここ「私を撫でるより大切なことってある?」
取材中のライターにぐいぐい寄ってくる積極的女子、ここ。撫でるのをやめると「え、なんで?」という顔で見てくる。う~ん、仕事できないな~♪
イケイケ
そら「小荷物じゃありません」
そらはわりとしっかりしたボディを持ってるんだけど、そのそらをひょいっと片手持ちする弘美さん。イケイケなのはママの方だった?
イケイケ
そら「ちょっと今日は気分じゃないよ」
そらは猫じゃらし(しかも、とてもシンプルな形!)で遊ぶのが好き。遊んでいる時はガウガウのイケイケモードになるそうだけど、撮影日は他に気になることが多かったのか、そこまで夢中になりませんでした。
イケイケ
ここ&そら「うぇっへっへっへ(喜)」
散歩に行く際は、まずカートに乗っていく。見てください、2匹のこの笑顔。「これから散歩だぜ~」という喜びに満ち溢れております。やはりコギさんは箱乗りが似合うなあ。
イケイケ
そら「イケメンに撮ってくれるならいーぜ!」
ライターから離れないここ(奥左)
寝てるがく(奥右)
撮影が続くにつれ、カメラにもなれたそら。カメラマンにもイケイケなこの笑顔っす。後ろではライターにべったりのここや、マイペースに寝ているがくの姿も(笑)。
時々ヘタレ①
そら「はっアイツがオレを見てる!」
そら「やだやだー」
そら「はーやだった」
がく「やれやれだぜ」
弘美さんに甘えっ子モードだったそら、カメラに気がついて慌てて逃げ出すの図。最終的には後ろを向いちゃうヘタレっぷり。それに反して、がくの余裕よ……。
時々ヘタレ②
ここ「たらら~ん♪」
そら「行くぜっ行くぜっ!」
そら「あ、あいつでっかい……」
そら「なんかドキドキしちゃったな……」
散歩大好きな2匹だが、そらはイレギュラーな出来事に弱いタイプ。川から上がってきた亀に遭遇し、びっくりしてへたり込んだこともあるそう。撮影日は大きい犬と出会って意気消沈。
ライターのイケイケ評
やさしげな顔立ちで体も小柄なのに、ここは性格的にイケイケかつイケメン(笑)。なのに、オモチャなどをそらには譲っているところを見ると、無用な争いを避ける平和主義なのかも。
ライターのヘタレ評
齋藤家のヘタレエピソードはほとんどそらに集約される。男子コギに多い、ヘタレ系甘えっ子さんなのだ。根本にはヘタレても飼い主さんが助けてくれるという信頼があるんだろうなあ。
【自分より数十倍小さな玩具にドキドキ】
埼玉県/宮田ウッディ(オス・2歳)
実家でコーギーを飼っていた一輝さんが、自分のそばにもコーギーがいてほしいと迎え入れた。人懐っこいが、趣味のマウンティングを止められると逆ギレすることもある。
高い所が苦手だから抱っこも得意じゃない!?
「ウッディはヘタレというか、ビビリな面はありますね。小さなネズミのオモチャを怖がって、妙な動きをしています(笑)」と奥様の絵里さん。
ご主人の一輝さんが買ってきたというネズミのオモチャは、ウッディの前足程度の小さなもの。なのに、予測不能な動きをするのが怖いらしく、妙なへっぴり腰で対峙している。最終的には自分がソファに乗って、高い位置から「やんのか、コラ!」状態。いやいや、ウッディのワンパンチで勝てる相手だよね、そのオモチャ……(リモコンで動くものなので、操っている一輝さんが上手ともいえるのだけど)。
もうひとつおもしろいヘタレエピソードは、外での抱っこが苦手なこと。正確にいえば、ウッディは高い所が苦手なので、抱っこも好きではないらしい。高い高いなんて、もっての外だ。ソファに座った家族に抱っこされるのは嫌いではないようなので、足が宙ぶらりんになるのが嫌なのかな。
そんなウッディがもっともイケイケになる瞬間は、やっぱり散歩。
「玄関を出た瞬間に、勢いよくリードを引っ張ってダッシュをしたがりますね」と絵里さんも苦笑する。
ただし、実は持久力があまりないウッディ。イケイケモードは30分が限界で、あとはのんびりした散歩になるそう。それもヘタレ面といえるかも?
イケイケ
へいへい、姉ちゃーん
ライターの腕がお気に召したのか、熱心にマウンティングするウッディ。鼻先で腕を持ち上げて、顔を潜り込ませてくるところがちょっと強引な男です(笑)。目が真剣。
イケイケ
この場所、いいだろー♪
足が宙ぶらりんになる抱っこは嫌いだけど、膝の上に乗るのは好き。 一輝さん、絵里さんという信頼できる家族に囲まれて、この笑顔。イケイケというか、ちょっと自慢げ。
イケイケ
次はゴロンか、任せろよー!
絵里さんいわく「逆ギレが多い」ウッディだが、コマンドには素直。オスワリやゴロンの号令にキビキビ従う姿は、イケイケというかイケメンコギさん。短い足がカワユイぞ。
イケイケ
うぉりゃあああ~~
散歩の醍醐味といえばダッシュ! 思い切り走り過ぎて、ゲホゲホいうこともあるそう。正しいイケイケコギさんの姿(ただし長時間は続かない)。
時々ヘタレ①
お前、また出たな!
うわっ、その動きは卑怯だぞ!
ここなら届かないだろ
へっへーん
これがウッディがちょっと怖がるネズミのオモチャ。くるくる回転するネズミにびくっとしております。最終的には、安全地帯であろうソファの上から応戦に入るという、まさにヘタレの戦い方(笑)。
時々ヘタレ②
高いところヤダー
ヤダよー
この高さも好きじゃない……
抱っこが苦手だというウッディに、ちょっとだけ高い高いしたところ、大変渋い顔つきに。高所嫌いのコギさんなのね……。下ろしたら「はー嫌だった」という顔つきで吹っ切るように歩き出してました。
ライターのイケイケ評
アラフォーライターでも女性と見なしてくれたのか、何度もマウンティングを試みていたウッディ。一度自分の世界に入ると、周りの声をシャットアウトするタイプのイケイケコギでした。
ライターのヘタレ評
小さなオモチャを怖がるなど、コギさん的ヘタレを余すところなく見せてくれたウッディ。本気で怖いわけでなく、少しびっくりする程度なんだけど、その様子が大袈裟でカワユイのだ。
立ち直りは早いっす
ヘタレてもすぐに立ち直るそれがコギ・クオリティ
満面の笑みや真剣なイケイケ顔と、困ったヘタレ顔。両方を楽しめる、一粒で二度おいしい企画でした。これも表情豊かなコギさんだからこそ。
基本的にコギさんのヘタレは、一瞬で終わるものが多いのが特徴。びっくりしてドキドキして、その瞬間はヘタレるけれど、すぐに立ち直る。この立ち直りの早さは、根本的にコギさんの心が強いから。あと、やっぱり信頼できる飼い主さんがそばにいるから。父ちゃんや母ちゃんがいれば平気!という絶対的な信頼があるからこそ、立ち直りも早いのでしょう。
あ、だからといって、あんまり愛犬を驚かしたり、ヘタレさせるのはやめておくこと。怖いもの、苦手なものを強化してしまう可能性が。また、犬の性格によっては〝嫌い〟や〝怖い〟といった気持ちを引きずる子もいます。愛犬は時々ヘタレるけど、すぐ立ち直るのか、引きずってしまうタイプか。飼い主さんが見極めてあげましょう。
Text:Eriko Itoh
Photos:Teruhisa Tajiri、Miharu Saitoh、Minako Okuyama