具合が悪いところを保護された猫。エイズに癌…次々に病がみつかるも飼い主さんと共に乗り越えてゆく!

体はひどく汚れ、鼻水じゅるじゅるの状態で保護された1匹の猫。一旦は落ち着くも今度は目に炎症のような症状が…。細かい検査をした結果、次々に病気が発覚したのです。

  • サムネイル: 蒼樹 りんどう
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白黒のもふもふニャンコさん発見!

この子はInstagramユーザー@blcmlclnさん宅の『ぎんのすけ』くん。
元々は外で暮らしていたのですが、縁あって現在の飼い主さんに保護され、そのまま家族の一員に♪
その見た目から、野良だったことはなかなか想像し難いのではないでしょうか(*´ω`)

…そんなぎんのすけくんですが、
実は病を患っているんです。そして保護当初も、こんなに綺麗な見た目はしていませんでした。

風邪?

こちらが保護当初のぎんのすけくん。
推定年齢は5歳。
体はひどく汚れやせ細り、鼻血混じりの鼻水でぐちゅぐちゅ。鼻も詰まっているようで、呼吸もままなりません。

地域猫として、ぎんのすけくんの存在は知っていた@blcmlclnさんですが… 当時の状態があまりにも酷かったため、保護し病院に連れていくことにしたのです。

獣医師の診断は、風邪あるいは鼻炎や蓄膿症というものでした。
とりあえず薬を貰い、しばらく様子を見ることに…。

すると、ぎんのすけくんの容態はますます悪化。
今度は目に炎症のような症状が現れたのです。
心配になった@blcmlclnさんは、再度病院へ。
この時、血液検査も受けたのですが… 結膜炎の診断と共にエイズ陽性とも告げられたのです。

ある程度覚悟はしていたという@blcmlclnさん。
そのためか、落ち込むというよりむしろ逆のことを考えます。
当時のInstagramには以下のような投稿が↓

>本当に本当に保護して良かったって心から思いました!
>発症しないまま長生きする子もいるみたいだからわからないけど、外にいるままもし発症したら、苦しみながら人知れず息絶えていくだけだっただろうから。

(中略)

>ぎんのすけは元気に一生懸命生きてるんですよ。
>ここにいるよって大きい声で鳴いて、たくさんごはんを食べて、抱っこしてって甘えてくる、ただの可愛い猫なんですよ。
>貴方のそばで寝ている、貴方の愛しい猫と、何も変わらない…

>幸せに長生きしてほしい。

状況は決して良くありません。
それでも@blcmlclnさんは、懸命に前向きでいようとするのでした。

ところが…。

新たな発覚

薬を飲み、目薬をさしても一向に症状が改善しないぎんのすけくん。
これはおかしいということとなり、大きな病院でCTなどの精密検査を受けることになったのです。

その結果は…

悪性の腫瘍 あり。

つまりガンであると判明…。
腫瘍は鼻全体を覆うように出来ていて、鼻呼吸が出来ないなどの様々なことに影響していたのです。

原因が分かり、治療の目処は立ちました。
しかし問題はその治療法。
放射線と抗ガン剤の2つの方法が可能なのですが…
麻酔を使用したり副作用の心配があったりと、どちらにも大きなリスクが。

そして悩みに悩んだ末、ご友人の励ましもあり@blcmlclnさんは後者を選択。
13週に渡って抗ガン剤を投与するという闘病生活が始まったのです。

明るい兆し

1回目の抗ガン剤を打った翌日のこと。
@blcmlclnさんは、ぎんのすけくんの “とある変化” に気づきます。
それは、

鼻呼吸をしていること!

ついこの前までは、口呼吸しか出来なかったぎんのすけくん。
それはつまり、鼻の中に通り道が出来たということ。もっと言うならば、腫瘍が小さくなっていることを意味したのです。

鼻から聞こえるスピースピーという当たり前の呼吸音に、@blcmlclnさんは思わず感動してしまいます…。
その後、抗ガン剤の効果でぎんのすけくんの容態は急激に変わります。

こちらは2回目の後の写真。
赤く腫れていた目はすっかり良くなり、顔つきもキリッとしたものに。体重も増え、毛も艶々になりました。
この状態の良さには獣医師もビックリ!
抗ガン剤を打っても全く効かないケースもあるため、ぎんのすけくんの予後はまさに最良と言えるものでした。

その後も大きな副作用はなく、順調に治療は進み…

6回目で寛解(かんかい)!

つまり、“ひとまずは安心” という診断を受けたのです。
もちろん再発の可能性はあるのですが、それでも当初の状況と比べれば天と地の差。
@blcmlclnさんの心の中は、大きな安堵感と喜びに包まれたのでした。

…保護から寛解の診断まで半年弱。
その最初の時期は、@blcmlclnさん・ぎんのすけくんにとって大変な毎日だったことは言うまでもありません。
乗り越えられたのは、たくさんの愛情とぎんのすけくんの “生きたい意思” があったからこそ!
ふたり一緒なら、これからどんな困難があっても大丈夫なのではないでしょうか。

出典:yukako(@blcmlcln)・Instagram photos and videos
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